2018 ドバイ・ワールドカップ諸競走 ホースマンズ ガイド
TOPページ > 海外競走登録・遠征情報 > 海外競走出馬登録 > 2018 ドバイ・ワールドカップ諸競走 ホースマンズ ガイド
2018 ドバイ・ワールドカップ諸競走 ホースマンズ ガイド
2018-02-02更新


ドバイ・ワールドカップ(馬主、調教師、騎手)に対する経費負担
航空券
  1. ドバイレーシングクラブ(DRC)では、ドバイワールドカップをはじめ、ドバイ・ターフ(旧名ドバイ・デューティフリー)、ドバイ・シーマ・クラシック、ドバイ・ゴールデン・シャヒーン、UAEダービー、ゴドルフィン・マイル、アル・クオーツ・スプリント、ドバイ・ゴールド・カップへの出走を受諾した外国馬の関係者に対して航空券を提供致します。

    DRCの指定する航空会社のビジネスクラス往復航空券が次の関係者に送付されます。

    1. 登録馬主 (2名まで)
    2. 調教師 (2名まで)
    3. 騎手 (1名)

  2. 航空券は上記の関係者のみに支給されるものとし、以下の制約があります。
    1. 1人の馬主に複数の招待馬がある場合でも、本人と配偶者、またはパートナーと合わせて最大2名までが航空券支給の対象です。
    2. 1人の方が2つ以上の役割を兼ねている場合(馬主兼調教師など)も、本人と配偶者、またはパートナーと合わせて最大2名までが航空券支給の対象です。
    3. UAEに滞在している馬主、調教師または騎手については、航空券支給の対象とはなりません。
    4. ドバイ・ワールドカップ(DWC)諸競走に出走する馬が2頭以上いる調教師については、本人と配偶者、またはパートナーを合わせて最大2名までが航空券支給の対象です。また、2頭以上の騎乗がある騎手についても本人のみが航空券支給の対象です。
    5. DWC諸競走にシンジケート所有馬または共同所有馬である馬が複数出走する場合でも、当該競走に登録した馬主とその配偶者、またはパートナーと合わせて最大2名までが航空券支給の対象です。

ホテルの宿泊


  1. ホテルでの宿泊については、下記の関係者にDRCの指定ホテルメイダンホテルにて1室(2名まで利用可能)が提供されます。
    • 登録馬主 : 5泊(空き状況に応じて競馬施行日前後5泊。日にちの指定なし)
    • 調教師 : 5泊(空き状況に応じて競馬施行日前後5泊。日にちの指定なし)
    • 騎手 : 4泊(空き状況に応じて競馬施行日前後5泊。日にちの指定なし)
    • UAEに滞在している馬主、調教師または騎手については、ホテル宿泊提供の対象とはなりません。
  2. 上記記載の期間を超過する宿泊を希望する馬主、調教師、騎手は、追加期間の宿泊費および関連する諸費用を自己負担しなければなりません。

招待馬関係者に提供される航空券および宿泊の権利を他者に譲渡することはできません。また招待馬関係者の帯同者に付与される航空券および宿泊の権利は原則として「配偶者、または血縁関係者」に限定されております。よって、帯同者の枠を厩舎関係者等に譲渡できませんので予めご了承ください。

■指定の公式ホテル以外に宿泊を希望する場合、宿泊料および関連経費は自己負担となります。

送迎サービス

馬主、騎手および調教師の方々の送迎については、下記の区間はDRCが手配します。

  1. ドバイ国際空港から指定ホテルまで
  2. 朝の調教およびドバイ・ワールドカップ(DWC)施行当日のメイダン競馬場へ
  3. 公式行事の開催地へ
>> TOPに戻る

厩舎関係者(調教助手、厩務員、攻馬手)に対する経費負担

1. 移 動

厩務員または厩舎スタッフはそれぞれの招待馬と貨物機(チャーター機)に乗ることができません。ただし、厩舎スタッフ1名分の自国とドバイ間のエコノミークラス往復航空券が支給されます。

※帯同者が2名以上必要と判断された場合は、2人目以降の経費は馬主負担となりますので予めご了承ください。

2. 宿 泊

  • DRC検疫センター内、もしくは近隣のホテルクラウンプラザ・ドバイフェスティバルシティ Crown Plaza Dubai Festival Cityのいずれかで宿泊施設が提供されます。近隣のホテルの場合、厩舎スタッフ1名分の宿泊代がDRCより支給されます。検疫センター内の宿泊施設への入居は、早期に到着した厩舎スタッフ、次に英会話ができない厩舎スタッフの方を優先に割り当てられます。厩舎スタッフを検疫センター内に宿泊させたい場合、調教師の方は事前に申込む必要があります。(申込み順の割り当てとなります。)
  • 朝食は、DRC検疫センターにて全ての厩舎スタッフに提供されますが、夕食は検疫センター宿泊の厩舎スタッフに限り提供されます。
  • 2018 ドバイ・ワールドカップカーニバル(DWCC)に参戦するために、既にドバイに滞在しているスタッフで、引き続きドバイ・ワールドカップ(DWC)諸競走に出走する馬に帯同する厩舎スタッフについては、カーニバル開催期間中に利用した宿泊施設に引き続き滞在して頂きます。
  • 厩舎スタッフ1名分はDRCより支給されますが、2人目以降の宿泊費(クラウンプラザ・ドバイフェスティバルシティ)は以下の通りです。

    -シングル:650ディルハム(約19,500円)+ 5%税金/日

    ※1ディルハム=約30円

3. 送迎サービス

ホテルからメイダン競馬場まで、定期的にシャトルバスが運行されます。バスの運行時間については、DWCスタッフにお問合せください。

※レンタカーをご希望の方は別紙申請書にてお申し込みください。


ドバイ・ワールドカップ招待馬関係者への諸待遇は2018年3月11日から適応されます。

>> TOPに戻る

ドバイ・ワールドカップ諸競走 - 招待馬の輸送条件


輸送に関わる全ての手配はジャナ・マネージメント社を通して、公認輸送代理店により手配されます。

招待馬に対する経費負担
ドバイ・ワールドカップ(DWC)諸競走への招待馬に対して、DRCでは、各招待馬の自厩舎・出発空港間の(往復)陸上移動、および既存の貨物航空路による往復航空輸送(通常)費用を負担します。但し、自国での検疫に関する諸経費については、馬主の負担となります。

DRCは下記についての経費を負担、もしくは提供します。

・ DWC開催前および当日の全競走を含むドバイ滞在中に招待馬に掛かる以下の費用:
(a)飼料(乾草)、敷料、水、馬の世話のため基本的に必要とされるもの
(b)装蹄(治療目的ではないものに限る)
(c)競馬施行日の競馬場への輸送

・ 以下の経費については、負担の対象ではありません:
(a)治療 (治療費用は全額、馬主の負担になります)

・湾岸協力会議に属する諸国から輸送される馬については、DWC委員会の定める現行の商業流通レートに基づいた輸送手当金を受取ることができます。

全ての馬は、パレットを共用することになります。可能な限り、各馬につき1ストール半のスペースが
提供されます。同一地域からの馬は可能な限り同じ貨物機で輸送されます。

パレット内に馬具、装具等が収容しきれない場合、その他の物品は、LD3コンテナに収容しなければなりません。

燃えやすいもの、薬物、電池、飼料、サプリメントおよび私物品は馬具と一緒に輸送できませんのでご注意ください。

DRCが提案した輸送手配を変更する場合、発生した追加経費については馬主の負担となります。

全ての馬の輸送手配はDRC指定の馬輸送会社(日本は下記の野澤組)によって行われます。

(株)野澤組 (畜産部;本田氏)
住所:東京都千代田区丸の内3丁目4-1
Tel: 03(3216)3476 Fax: 03(3201)3039
Eメール: livestock@nosawa.co.jp
URL: http://www.nosawa.co.jp/horse/index.html

DRCならびに馬輸送会社は、往路・復路・アラブ首長国連邦滞在中の招待馬の死亡および傷害に対して、一切責任を負わないものとします。

厩務員:1頭の招待馬につき、厩務員1名の旅費をDRCが負担します。厩務員は輸送機に帯同することはできませんが、自国とドバイ間のエコノミークラス往復航空券が支給されます。

DRCは馬の保険に関しては、責任を負いません。

各馬関係者は、各自で保険にご加入ください。


>> TOPに戻る


maydan_course.jpg

馬 場 仕 様


■ 調教馬場

オールウェザー

・ 左回り
・ 一周:1,800m(9ハロン)
・ 幅員:19m(約62フィート)
・ コーナーの傾斜:5.0%
・ 直線の傾斜:0.00%
・ 第4コーナーからゴール板までの距離:300m(約984フィート)


・ 左回り
・ 一周:1,500m(7 1/2ハロン)
・ 幅員:25m(約82フィート)
・ コーナーの傾斜:6.0%
・ 直線の傾斜:1.25%
・ 第4コーナーからゴール板までの距離:278.8m(約914フィート)


■メイン馬場

ダート

・ 左回り
・ 一周:1,750m(8 3/4ハロン)
・ シュート
- 1,400m
- 1,600m
・ 幅員:25m(約82フィート)
・ コーナーの傾斜:5.5%
・ 直線の傾斜:1.5%
・ 第4コーナーからゴール板までの距離:400m(2ハロン)


・ 左回り
・ 一周:2,400m(12ハロン)
・ シュート
- 1,200m
- 2,000m
・ 幅員:30m(約98フィート)
・ コーナーの傾斜:5.0%
・ 直線の傾斜:1.5%
・ 第4コーナーからゴール板までの距離:450m(約2 1/4ハロン)

馬場表面構成

■芝

0225_02.jpg

■ダート

meydan_dirt.jpg

メイダン競馬場内の施設

meydan_map.JPG

>> TOPに戻る


    競走情報 - 登録手続
    エミレーツレーシングオーソリティー(ERA)のレジストリー・オフィスでは、馬主ならびに出走予定馬の登録および調教師、騎手の免許の管理を行っています。さらに、出走条件ブック、競馬施行規程・規則の発行、各競馬開催にあたっての公式出馬表の管理・監督をしています。

    登録:

    ○予備登録締切日と登録料

     予備登録締切日:2018年 1月11日(木)

     登録料:無料

    ○追加登録締切日と登録料

    予備登録を済ませた場合は、追加登録をする必要はありません。

    第1次追加登録締切日:2018年2月14日(水)、登録料:当該レース総賞金の0.1%
    第2次追加登録締切日:2018年3月12日(月)、登録料:当該レース総賞金の1%
    第3次追加登録締切日:2018年3月25日(日)、登録料:当該レース総賞金の10%

    *追加登録料には出馬登録料は含まれません。

    ※当該馬が出走馬に選出された場合にのみ、追加登録料が請求されます。また、当該馬が病気または負傷であると、エミレーツレーシングオーソリティーが資格を与えた獣医師により認められた場合に限り、追加登録料の90%が返還されます。

    ○登録受付機関

    ドバイ:
    Ms. Hilary Youdale (ヒラリー・ヨーダル)
    Emirates Racing Authority(エミレーツレーシングオーソリティー)
    Meydan Racecourse, Al Meydan Road, Nad Al Sheba,
    P.O. Box 9452 Dubai, UAE
    電話: +971 4 327 0077
    FAX: +971 4 327 0047
    Eメール: hilary.youdale@emiratesracing.com
    ウェブサイト
    ドバイレーシングクラブ: http://www.dubairacingclub.com/
    ドバイワールドカップ: http://www.dubaiworldcup.com/
    エミレーツレーシングオーソリティー: http://www.emiratesracing.com/


    日本国内での登録申込みおよび照会先:
    (公財)ジャパン・スタッドブック・インターナショナル
    国際業務部 担当:野田
    〒105-0004 東京都港区新橋4-5-4 JRA新橋分館6 F
    電話: 03(3434)5003
    FAX: 03(3432)4668
    Eメール:http://www.jairs.jp/inquiry/index.php
    ウェブサイト:http://www.jairs.jp/

    ○出馬投票手続と登録料の支払

    出馬投票:2018年3月26日(月) 午前9時(ドバイ時間)締切
    騎手申請:2018年3月26日(月) 午前9時(ドバイ時間)締切

    ○出馬登録料支払

    2018年3月20日(火)午前10時(ドバイ時間)までに、以下の各競走の出馬登録料に騎手登録料を加えたものを、銀行からの海外送金または小切手にてお支払いください。
    注:海外送金の場合は実際口座に振り込まれるまでに2-5日ほどかかりますので、その分も勘案してお支払いください。
    また、振込が完了した際には確認のため「海外送金依頼書(控え)」をジャパン・スタッドブック・インターナショナル国際業務部(03-3432-4668)宛にファックスしてください。

    海外送金依頼書には英字にて以下の情報を必ずご記入してください。
    レース名、馬名、送金者名、馬主名、調教師名、代理人名

    ○出馬登録料

    ドバイ・ワールドカップ 100,000米ドル
    LONGINESドバイ・シーマ・クラシック 60,000米ドル
    ドバイ・ターフ 60,000米ドル
    ドバイ・ゴールデン・シャヒーン 20,000米ドル
    UAEダービー 20,000米ドル
    ゴドルフィン・マイル 10,000米ドル
    アル・クオーツ・スプリント 10,000米ドル
    ドバイ・ゴールド・カップ 10,000米ドル
    ※騎手登録料:164米ドル(600 UAEディルハム)

    ※2018年3月26日(月)の出馬投票後は、エミレーツレーシングオーソリティーが資格を与えた獣医師により当該馬が病気または負傷であると認められない限り、登録料は返還されません。

    ○振込銀行口座

    銀行名: Emirates NBD, Main Branch
    住所: P.O. Box 777, Dubai, UAE
    電話: +971 4 344 3777
    Fax: +971 4 349 5453
    口座名:Emirates Racing Authority
    IBANコード:AE49 0260 0010 2104 7889 201
    スウィフトコード(Swift Code): EBILAEAD

    銀行手数料を含む上記登録料および騎手登録料を、上記口座あてに送金してください。

    ※IBANコードは、銀行口座の所在国・支店・口座番号を一意に特定するためのコードです。

    免許申請

    調教師、調教助手、騎手ならびに競馬場において業務に従事する全ての関係者はERAに登録し、免許を取得しなければなりません。厩舎スタッフは事前に免許/身分証明申請書をERAに提出しなければなりません。

    ※各種免許申請書は別途ご案内いたします。

    査証(ビザ)

    日本のパスポートを所持し、1ヶ月以内の滞在の方はビザ申請する必要はありません。(1ヶ月以上の滞在になる方は別途ご相談ください)

    服色の登録申請

    UAEへ新規に出馬する馬主は服色を登録するための申請書を記入の上、レジストリー・オフィスに提出しなければなりません。ERAの許可なく、勝負服にいかなる形においても宣伝広告をつけることはできません。

    ※服飾申請書は別途ご案内いたします。

    厩舎報告書(Stable Return)

    調教師は、厩舎の管理馬に関わる変更事項については、「ERA Stable Return Form」に記入の上、ERAに通知しなければなりません。これには、去勢、予防接種、馬主の変更、競走馬の貸借等が含まれます。

    馬主変更

    「ERA Thoroughbred Transfer of Ownership Form」を厩舎報告書と合わせて申請してください。

    芝コース調教リクエスト

    メイン馬場
    メイン馬場の芝コースでの調教は土曜日、月曜日、水曜日の指定された時間帯で行われます。調教のための許可は、希望日の2日前の午前9時までにERAレジストリー・オフィスに申請してください。

    ※参考:2017年は競馬施行日6日前から競馬前日まで毎日、芝コースでの調教を開放していました。今年の日程に関しては現地到着後ご確認ください。

    調教馬場
    調教馬場の芝コースでの調教は日曜日、火曜日、木曜日の午前6時以降、指定されている調教時間内で行うことができます。調教にあたり許可を申請する必要はありません。

    ゲート スクーリング(発馬機でのスクーリング)

    競馬開催シーズンを迎え、競走時の発走を改善するために、メイダン競馬場では日曜日、火曜日、土曜日の朝、メイン馬場での調教時に発馬機でのスクーリングを行っています。

    枠入りや馬の癖について相談がある調教師は、ERAの発走委員、シェーン・ライアン(Mr. Shane Ryan: 電話 +971 50 784 1194)へお問合せください。

    調教の時間帯については、検疫規制のため異なります。時間については、DRC検疫厩舎またはERA発走委員にお問合せください。

    以下の申請書は検疫厩舎マネージャーからも入手し、申請してください。
    ・芝調教申請書(Turf Training Form)
    ・ゲートスクーリング申請書(Gate Schooling Form)
    ・パドックスクーリング申請書(Paddock Schooling Form)

    >> TOPに戻る


    調教タイムテーブル
    メイダン競馬場メイン馬場(ダート)および調教馬場 (参考:2017年)

    グループ分け メイン馬場 調教馬場
    地元馬(UAE) 6:00am - 6:30am
    8:00am - 8:30am
    5:00am - 7:30am
    検疫センター在厩馬 5:00am - 5:35am
    7:00am - 7:35am
    8:00am - 9:00am
      ハローがけによる休止
        4:30am - 5:00am
    5:35am - 6:00am
    6:30am - 7:00am
    7:35am - 8:00am
    8:30am - 9:00am

    ※ 2018年度の調教タイムテーブルは後日発表されますが、滞在期間中に変更される場合があります。

    >> TOPに戻る


    注意事項
    メイダン競馬場のメイン馬場(ダート)は競走馬の調教のために、ERAより免許を取得した調教師に開放されています。
    競馬場に自厩舎を持たない調教師で施設利用を希望する調教師は、許可証を取得しなければなりません。
    フランク・ガブリエルJr.氏(Frank Gabriel Jr.):電話番号(直通)+971 4 3168 658までお問合せください。

    施設を利用する調教師は、以下の事項にご留意ください。

    • 全ての調教騎手は「朝の調教規則」を理解し、これに従うこと。
    • 調教時間に従うこと。
    • ハローがけによる休止時間を守ること。
    • 厩舎内では、馬を芝生には入れず、用意されているウォーキング・リングを使用すること。
    • 指定されている「洗い場」を使用すること。
    • 馬房とその周辺を清掃し、施設を離れるときは施設内が清潔かつ整頓されていることを確認すること。
    • DRCの許可なくして、夜間に馬を放置しないこと。
    • 厩務員、調教騎手等、施設内に夜間泊まらないこと。

    「朝の調教規則」または、上記記載の事項に違反した場合、全ての調教に関わる特権が取消しとなります。

    「朝の調教」安全規則

    1. 調教時は承認されている保護ベストを着用すること。
    2. 調教時は承認された保護ヘルメットを着用し、常にあごひもを締めておくこと。
    3. 併走調教は3頭まで可能。
    4. キャンター、ギャロップ走行は、左回りで行うこと。
    5. 逆回りをする場合は、常歩か速歩で馬場の外ラチ沿いで行うこと。
    6. 馬場の内ラチ沿いは、ギャロップ(駆歩、速い調教)のみに使用すること。
    7. 全ての調教は、オーバル(楕円)馬場から開始すること。シュート(ポケット)から発走したり、キャンター、ギャロップ、ジョグ等を開始しないこと。
    8. 調教を開始するために、逆歩行し、進入する馬は、既に運動を開始している馬に進路を譲ること。
    9. キャンターでの走行の場合、出来る限り馬場中央に位置取りを取ること。速い走行の馬が安全に通り抜けられるように内ラチ沿いのスペースを空け、外ラチ沿いは、馬場の出入り口とシュートから出入りする馬や逆歩行している馬のためにスペースを空けること。
    10. 速度の遅い馬を追い越す場合、内側から追越し、他の騎手にもその行動が分かるようにすること。
    11. 外側へゆっくりと移動しながら停止し、背後から来る馬に注意すること。
    12. 常に、他の馬の安全を考慮すること。
    13. 停止中、歩行中、逆行中の馬に接近してギャロップ走行をしないこと。
    14. 1マイルシュート(ポケット)、10ハロン・シュート(2,000m)、6ハロン・シュート(1,200m)および競馬場内厩舎から出る場合、指定されている出入り口を利用すること。
    15. (馬場内に)マーカー(標識、ディスク)がある場合は、外側を通過すること。
    16. ハローがけの時間に留意すること。
    17. 関係者全てに対して礼儀正しく、敬意を表すこと。
    18. メイダン競馬場のメイン馬場または調教馬場で調教される全ての馬には、装具を万全にすること。装具が不完全な馬は、いずれの施設においても調教することはできない。
    19. 霧が出ている日の逆回りでのジョッギング走行は、安全面の理由からできない。
    20. 馬場から馬場への車の利用は、調教時間中はできない。

    ※注意 以下の内容(衛生条件等)は、変更の可能性があります。
    JRA馬事部、JRA栗東・美浦トレーニング・センターの競走馬診療所等に、衛生条件・検疫等の現状をご確認ください。



    競馬施行規程およびホースマン用情報
    1.エミレーツレーシングオーソリティー(ERA)

    ドバイ・ワールドカップ(DWC)諸競走をはじめ、ドバイ・ワールドカップカーニバル(DWCC)開催期間中の競走を含むアラブ首長国連邦(UAE)の全競走では、出走馬はERA競馬施行規程および規則に従い出走しなければならない。競馬施行規程および規則は、ERAから入手することができます。また、ERAのウェブサイトwww.emiratesracing.com からダウンロードすることもできます。

    出走馬の全関係者は、禁止物質に関する競馬施行規程、禁止物質使用が発覚した場合の失格、薬物を投与した者への罰則等の規程に従う全責任を負わなければなりません。

    2.禁止薬物

    ERA 95A:
    以下の物質を禁止薬物と明示しています。

    (1) いかなる場合でも以下の哺乳動物の身体系統のうちの一つ以上に作用または影響する、もしくはその両方の可能性のある物質:

    ・神経系
    ・内分泌系
    ・心臓血管系
    ・泌尿器系
    ・呼吸器系
    ・生殖器系
    ・消化器系
    ・血液系
    ・筋骨格系
    ・免疫系

    (2)例として以下に当てはまるような物質を禁止薬物としていますが、これらに限りません。

    ・酸性化剤(acidifying agents)
    ・鎮咳薬(antitussive agents)
    ・アドレナリン遮断薬(adrenergic blocking agents)
    ・血液凝固剤(blood coagulants)
    ・アドレナリン作動薬(adrenergic stimulants)
    ・気管支拡張薬(bronchodilators)
    ・カルシウムおよび骨代謝薬(agents affecting calcium and bone metabolism)
    ・気管支攣縮弛緩薬(bronchspasm relaxants)
    ・緩衝剤(buffering agents)
    ・アルコール(alcohols)
    ・中枢神経系刺激薬(central nervous system stimulants)
    ・アルカリ化剤(alkalanising agents)
    ・タンパク同化剤(anabolic agents)
    ・コリン作動薬(cholinergic agents)
    ・麻酔薬(anaesthetic agents)
    ・コルチコステロイド(corticosteroids)
    ・鎮痛剤(analgesics)
    ・抑制薬(depressants)
    ・抗狭心症薬(antiangina agents)
    ・利尿薬(diuretics)
    ・抗不安薬(antianxiety agents)
    ・勃起不全薬(erectile dysfunction agents)
    ・抗不整脈薬(antiarrhythmic agents)
    ・繊維素溶解薬(fibrinolytic agents)
    ・抗コリン剤(anticholinergic agents)
    ・造血剤(haematopoietic agents)
    ・抗凝固剤(anticoagulants)
    ・止血剤(haemostatic agents)
    ・抗痙攣薬(anticonvulusants)
    ・免疫賦活剤(immunomodifiers)
    ・抗鬱薬(antidepressants)
    ・遮蔽剤(masking agents)
    ・鎮吐薬(antiemetics)
    ・筋弛緩薬(muscle relaxants)
    ・抗線維素溶解薬(antifibrinolytic agents)
    ・麻薬性鎮痛薬(narcotic analgesics)
    ・抗ヒスタミン剤(antihistamines)
    ・神経筋作動薬(neuromuscular agents)
    ・降圧剤(antihypertensive agents)
    ・血漿増量剤(plasma volume expanders)
    ・抗炎症薬(anti-inflammatory agents)
    ・呼吸促進薬(respiratory stimulants)
    ・制吐剤(antinauseants)
    ・鎮静剤(sedatives)
    ・抗がん薬(antineoplastic agents)
    ・覚醒剤(simulants)
    ・抗精神病薬(antipsychotic agents)
    ・交感神経様作用アミン(sympathomimetic amines)
    ・解熱剤(antipyretics)
    ・抗リウマチ薬(antirheumatoid agents)
    ・精神安定剤(tranquillisers)
    ・鎮痙薬(antispasmodic agents)
    ・血管拡張薬(vasodilators)
    ・抗血栓剤(antithrombotic agents)
    ・昇圧剤(vasopressor agents)
    ・注射により投与されたビタミン類(vitamines administered by injection)

    i.レース前の検査 
    全ての出走馬は、出走予定時間の約90分前に血液検査、馬体識別検査、蹄鉄検査を受けなければなりません。

    ii. レース後の検査
    グループ競走(重賞競走)ならびにリステッド競走(準重賞競走)の入着馬、優勝馬ならびに裁決委員に指定された馬は、レース後に尿検査と血液検査を受けなければなりません。

    iii. 競技外検査
    ERAでは大々的な競技外検査 またはレース日以外の薬物検査プログラムを実施しています。
    この検査は無認可物質および政府当局や獣医統括機関により使用が認められていない物質を対象にしています。
    いつ採取した検体であっても馬から下記に示すいずれかの物質が検出された場合は、調教師、委任代理人およびその馬のあらゆる管理者もしくは検出物質の所持者に罰則が科せられます。

    以下の物質が対象ですが、これらに限りません。
    (i) エリスロポエチン(EPO)、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、ダルベポエチンアルファ、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ〈エポエチンベータペゴル〉(ミルセラ)などの赤血球生成促進剤
    (ii) インスリン
    (iii) 成長ホルモン
    (iv) インスリン様成長因子1 (IGF-1)
    (v) アナボリックステロイド
    (vi) 合成タンパク質およびペプチド、内因性タンパク質の合成類似物、獣医学的な用途で認められていないペプチド
    (vii) 選択的アンドロゲン受容体調節薬 (SARMS)
    (viii) 選択的エストロゲン受容体調節薬 (SERMS)
    (ix) 選択的アヘン剤受容体調節薬 (SORMS)
    (x) 直接的または間接的に遺伝子の発現に影響、もしくは発現を操作する物質
    (xi) ペルフルオロ化合物、エファプロキシラル、ヘモグロビン修飾物などの酸素運搬物質
    (xii) あらゆる種類の毒またはその誘導体
    (xiii) いかなる分類にもあてはまらないあらゆる物資、または正当な獣医療として獣医師の間で一般に認められていないあらゆる物質

    上記の物質の代謝産物、中間生成物、異性体、およびERAがその都度決定した、またレーシングカレンダーの中で公表されているその他のあらゆる物質。
    検体はERA獣医当局によりいかなる時間でも出走予定馬から採取される可能性があります。

    禁止薬物に関する注意:

    出走馬関係者は、UAEに滞在するいかなる馬においてもタンパク同化および男性ホルモンの使用は禁止されていることを認識しておかなければなりません。

    多くの薬物の検出時間は、多数の要因に影響され、予測できないことがあること、および馬によって排出時間が延長することがあることを出走馬関係者は認識しておかなければなりません。

    検出時間に影響を与える要因
    投与量、投与経路、投与頻度、投与薬物の組み合わせ、馬の調教状況および健康状態

    環境からの汚染:薬物の投与を中止した後でも、飼料箱、敷料および厩舎環境から馬の体を通過した薬物の再取り込みが起こることがあります。薬物の投与は厩舎の外で行うことが望ましく、投薬が終了した後は敷料の入れ替えや厩舎および水や飼料の容器を清掃することを推奨します。あるいは、治療用の専用馬房の用意を推奨します。

    店頭で販売されている(処方箋なしで購入できる)薬草治療薬や漢方薬には、禁止薬物が含まれている可能性があります。これらの薬の多くは構成成分が表示されておらず不明瞭なので、使用しないことを調教師に強く推奨します。

    外国からの出走馬関係者は、自国で許可されている薬物や自国の禁止薬物の休薬期間がUAEでは適用されないことを承知しておかなければなりません。

    ERAの競馬施行規定により、調教師は出走馬の治療薬およびその他の物質に関して最大の管理責任があります。

    調教師は開催中の競馬場に、いかなる禁止薬物、または馬に禁止薬物を投与するために使用する器具を持ち込むことは違反であるということを承知しておかなければなりません。これには注射器、針および経口投薬用の器具が含まれますが、この限りではありません。

    出走馬関係者は、処方薬、機能性食品、経口医薬サプリメントについてUAE税関の指示に従わなければなりません。持ち込みが発覚した場合、没収の対象となり、罰則が科せられます。

    ドバイ・インターナショナル・レーシングカーニバルのパンフレットに記載されている通り、ドバイ・レーシングクラブ(DRC)施設内に滞在している馬に対してはドバイ競走馬診療所の獣医師による薬物治療のみが許可されています。特殊な医療処置が必要な場合は事前に相談してください。


    3.閾値

    ERAでは原則として、禁止薬物に対しての閾値を設定していません。ただし、特定の自然発生する物資であるところの禁止薬物については、最大許容の閾値を設定しています。 関係者は閾値として設定されている規則第10条を参照されたい。

    規則第10条により、以下については、記載の閾値を上回る場合、禁止薬物と見なしています。

    • 二酸化炭素 - 血漿1リットルから36ミリモル
    • ヒ素 - 尿1ミリリットルから0.3マイクログラム
    • コーチゾン - 尿1ミリリットルから1マイクログラム
    • ボルデノン(Boldenone) - 牡馬(セン馬を除く)の尿1ミリリットルから0.015マイクログラムの遊離結合ボルデノン
    • 硫酸ジメチル - 尿1ミリリットルから15マイクログラムまたは血漿1ミリリットルから1マイクログラム
    • エストロンジオール - 5α-エストレン-3β遊離結合物、5(10)-エストレン-3β遊離結合物に対して17αジオール、牡馬(セン馬を除く)の尿から17αジオール
    • ヒドロコーチゾン - 尿1ミリリットルから1マイグログラム
    • メトキシタイラミン - 尿1ミリリットルから4マイクログラムの遊離結合3-メトキシタイラミン
    • サリチル酸 - 尿1ミリリットルから750マイクログラムのサリチル酸または血漿1ミリリットルから6.5マイクログラム
    • テストステロン - セン馬の尿1ミリリットルから0.02マイクログラムの遊離結合テストステロンまたは牝馬(受胎馬を除く)の尿1ミリリットルから0.055マイクログラムの遊離結合テストステロン
    • テオブロミン - 尿1ミリリットルから2マイクログラム
    • コバルト - 尿1リットルから100マイクログラム
    • コバルト - 血漿1リットルから25マイクログラム
    • 上記の閾値のみが陽性と見なされます。

    禁止薬物にはもともと体内に存在しないと考えられるもの、通常の飼料に起因するが閾値を上回るもの、および内因性のものがある。内因性の禁止薬物については馬主または調教師はERAにその馬の(異常)値が内因性由来かどうかを確認する検査を要求することができます。

    注釈:抱合型物質とは、抱合体から遊離することができる物質をいう。


    4.競走前の任意サンプルテスト

    ERAでは、正当な治療目的で薬物投与された馬が競走への出走に適合しているか否かをERA免許の調教師が判断するために、このサービスを提供しています。テストの形式、時間、費用に関する情報は、ERA獣医担当責任者から入手することが可能です。必要諸経費は調教師負担で、採取されたサンプルの所有権はERAにあります。

    ただし競走前テストを実施したサンプルが陰性であるというERAの通知が、禁止薬物無しで出走させるという調教師の責任を免ずるものではないことを、出走馬関係者は認識されたい。

    ERAは、同サンプルで他のテストを行う権利を有しています。

    ドバイの馬法医施設以外の研究施設で行われるサンプルテストは、UAEでの競馬においては承認されるものではないことを調教師は認識されたい。

    5.獣医治療

    出走日の出走前においてはいかなる治療または投薬も行えません。

    禁止されている治療とは、あらゆる薬物の投与以外にも馬が自然に飲む飲料以外の液体の強制投与が含まれています。

    "CLEAR DAY(クリアデイ)"とは午前0時を起算とした24時間のことであり、治療日とレース当日を除いた期間です。

    鍼治療、超音波療法、レーザー療法および高酸素療法のような理学療法の休養期間は1クリアデイです。

    胃チューブまたは経鼻胃チューブの使用制限期間は1クリアデイです。

    噴霧器、フェイスマスクまたは禁止薬物を投与するための器材の使用もしくはその試みの使用制限期間は1クリアデイです。

    7クリアデイ以内に(体外)衝撃波療法が施された馬は、出走、または試走もしくは検査に参加することが許可されません。

    レース当日のアルカリ化剤の投与は禁止されています。

    アルカリ化剤とは、重炭酸、硫酸、クエン酸、酢酸、マレイン酸、乳酸、コハク酸およびトリメタモール等のナトリウム塩です。

    出走のために競馬場に入場した馬を氷や氷水のバケツに立たせたり、下肢部を氷で覆うために氷袋、氷ブーツまたはバンテージを使用することは許可されていません。そのような器具の使用はレースまたは試験後にのみ認められています。

    医療処置や薬物投与を受けた馬に対して、裁決委員は出走取消を命じる場合があります。

    さらに、出走した後に医療処置や薬物投与を受けたことが判明した馬については、規程違反とみなし、競走の場合は失格、検査または試験の場合は不合格になることがあります。

    獣医治療に関わる注意事項
    馬への治療を希望し、希望する種類の治療が許可されるものか否かについて明確でない場合は、該当する治療の詳細(可能な限り、製造会社からの仕様書を添付)をERAの獣医責任者に提出することによって適宜助言を受けることができますが、最終的責任は出走馬関係者にあります。

    6.メディカルレコード(医療記録)

    ERAは、全ての調教師は馬に投与した薬物、強壮剤および治療処置の詳細を記録しなければならないと指導しています。医療記録に必要とされる事項は: それぞれの馬に対して、馬名、投与薬物名、投与日付、投与経緯、投与量と治療を施した人物の氏名(所定の用紙が添付されています。また、ERAウェブサイト www.emiratesracing.com からダウンロード可能です。)

    調教師は、この医療記録を2年間は厩舎に保存し、ERA職員からの要求に応じて何時でも閲覧できるようにしておかなければならない。医療記録の保存ができなく、要求に応じてその記録を提出できなかった調教師には、罰則が科せられます。

    備考:ドバイ検疫厩舎到着時に、メディカルレコードブックが各調教師に提供されます。このブックは馬がドバイから搬送される時点でERAに提出しなければなりません。

    7.ワクチン

    (i) ERAの競馬施行規程では、(以下の(ii)、(iii)、(iv)に記載のとおり、またはワクチン製薬会社の接種計画に沿って)適正に馬インフルエンザワクチン接種を受けている旨の証明が獣医師になされない限り、いかなる馬も競走に出走することはできません。

    (ii) 出走馬のパスポートには、当該馬の馬主でも調教師でもない獣医師により次の事項が証明、記載されていなければならない:

    1. 当該馬が、21日以上92日以内の間隔で2回のワクチン接種(基礎免疫)を受けていること
      日数の計算に当っては、接種の当日を除きます。
    2. 加えて、基礎免疫接種の後に十分な時間が経過している場合、当該馬が基礎免疫の2回目のワクチン接種を受けてから150日以上215日以内に、最初の補強接種を受けていること
    3. 当該馬が、その後1年以下またはERAが緊急的に決定するそれより短い期間の間隔で補強接種を受けていること

    (iii) 競走施行日の7日前以内にこれらのワクチン接種(馬インフルエンザまたはその他の疾病)を行った馬は、裁決委員による特別の承認がない限り競走に出走することはできません。

    (iv) 競馬場または公式調教馬場へ入る全てのポニーも規則(ii)、(iii)、に従ってワクチン接種を受けていなければならない。

    ワクチンに関わる注意事項

    この冊子の「検疫」項目には、馬の輸入に関わる重要事項、条件が記載されています。

    ・ 上記の接種の目的上、注射接種と点鼻接種のどちらも容認されます。

    ・ ERA競馬施行規程による規則に加え、一時的な輸入のためのインフルエンザワクチン接種に関して、UAEには、特別の輸入規程による規則があります。インフルエンザワクチン接種に関してERA競馬施行規程を遵守していてもUAE輸入条件を満たしていない馬は、それを満たすために追加的なワクチン接種を要求されます。よって、事前にERA競馬施行規程とUAE輸入条件の双方を考慮してワクチン接種計画を立てる必要があります。

    8.検疫

    規則第13条により、下記のとおり規定されています。

    ERAの競馬施行規程や規則をはじめ、UAE環境・水省およびその他関連機関からの検疫法令遵守を怠った場合は、ERA競馬施行規程違反であり罰則が科せられます。

    詳細については、DRC検疫センター・ガイドライン等を参照されたい。

    9.蹄鉄

    ERA規定第63A条により、下記のとおり規定されています。
    (i) 芝/オールウェザー:いかなる馬も、蹄鉄の接地面に2mmを超える突起がある蹄鉄を装着して下見所への入場、出走をしてはならない。蹄鉄の接地面に段差(複数面)がある蹄鉄の場合は、最もへこ(凹)んでいる面から測定します。(例:Queen's Plate XT)

    (ii) ダート/サンド競走:いかなる馬も、蹄鉄の接地面に2mmを超える突起がある蹄鉄を前肢に装着して、下見所への入場、出走をしてはならない。蹄鉄の接地面の段差(複数面)がある蹄鉄の場合は、最もへこ(凹)んでいる面から測定します。(例:Queen's Plate XT)

    但し、後肢については、高さ0.25インチ(7mm)までの鉄頭歯鉄(低いトーグラブ)、鉄尾折り曲げ蹄鉄(ターンダウン)、鉄臍蹄鉄(ブロック)、カルキン蹄鉄、スティッカー蹄鉄の使用は許可されています。

    (iii) 裁決委員による事前の承認がない限り、蹄鉄なしで競走に出走することはできません。

    (iV) 次の条件の下で接着蹄鉄の使用は許可されています:
    (a) ERA公認装蹄師の承認が得られていること
    (b)出馬投票の時点で接着蹄鉄の使用有無についてレジストリー・オフィスに通知してあること。
    (c)発走時刻直前に接着蹄鉄が落鉄した場合、裁決委員により当該馬は出走取り消しとなります。

    (v) スチール製の調教用蹄鉄は、競走での使用が許可されていません。

    (vi) 蹄鉄および突起物の重量は合わせて150グラムを超過してはならない。ただし、裁決委員が認可する特殊蹄鉄を使用する場合、その重量は170グラムとする。

    (vii) プレーン蹄鉄以外を競走で使用するには、事前に裁決委員の承認を得なければならない。これには、バー型蹄鉄、蹄裏にパッドや付属物を接着するもの等、標準的な仕様でない蹄鉄が対象となります。使用にあたっての承認申請は、出馬投票までに行うこと。

    (viii) 釘のあたまが、蹄鉄の接地面から2mmを超えて突き出てはならない。蹄鉄の接地面に段差(複数面)がある蹄鉄の場合は、最もへこ(凹)んでいる面から測定します。

    (ix) アウターリムおよびアウターリムタイプの蹄鉄は、競走で使用では認められていません。

    (x) レース中に起きた蹄鉄および突起物に関する事象は、直ちに調教師から裁決委員に報告しなければならない。

    【蹄鉄に関する注意事項】
    スターティング・ゲートへの移動中またはゲート地点で落鉄した馬に関する裁決委員の方針についての詳細は調教師に通達されます。

    ・ スターティング・ゲートへの移動中またはゲート地点で、接着蹄鉄(Glue-on)等、特殊蹄鉄 (Therapeutic shoe ※24ページの「申告が必要とされる蹄鉄」等を参照)が落鉄し、その蹄鉄を再装着できない場合は、当該馬は出走取り消しとなります。
    ・ 標準のレース用蹄鉄が(釘ではなく)接着剤で装蹄されている場合、スターティング・ゲートへの移動中またはゲート地点で落鉄した際の対応策について出馬登録書に記載するか出馬登録時に裁決委員に申告しなければなりません。
    ・ 標準のレース用蹄鉄が釘で装蹄されている場合、スターティング・ゲートへの移動中またはゲート地点で落鉄した場合で再装着できない時は、公認装蹄師と協議をした裁決委員の指示により跣蹄(落鉄した脚のみ、またはその他の脚の除鉄も含む)で出走するか、出走を取り消さなければなりません。

    さらなる詳細情報については、検疫センター内の装蹄師までご連絡ください。

    10. 保護ベスト

    ERA規定第62 条vii、viii、ix、x項により、下記のとおり規定されています。
    (vii) 全ての騎手と調教騎手は騎乗する際、ERA承認の保護ベストを正しく着用しなければならない。
    (viii) 下記規格に適応した保護ベストのみがERAにより承認されている:
    EN13158:2000
    BS EN 13158:2000
    SATRA
    (ix) 規格に合った保護ベストを改良したものは使用できない。改良された、または規格外の保護ベストを所有する者は罰則の対象となる。
    (x) 裁決委員の事前の承認を得ることにより、海外から遠征している騎手は自国の公式競馬施行団体の規程に適合している保護ベストを着用することが可能である。

    11. 保護ヘルメット

    ERA規定第62条i、ii、iii、iv項により、下記のとおり規定されています。
    (i) 全ての騎手と調教騎手は騎乗する際、サイズの合ったERA承認の保護ヘルメットを着用しなければならない。また、騎乗する際は常にあごひもを締めておかなければならない。
    (ii) 下記規格を満たす保護ヘルメットのみが承認されている。
    BS EN 1384:1997
    PAS 015:1994
    US ASTM F11 63-01
    AS/NZS.3838 2003
    (iii) 保護ヘルメットの状態については、騎手の責任となります、但し、見習騎手の場合は本人ならびに調教師の責任です。
    (ix) 裁決委員の事前の承認を得ることにより、海外から遠征している騎手は自国の公式競馬施行団体の規程に適合している保護ヘルメットを着用することが可能である。

    12. 鞭

    ERA規定第69Aおよび69B条により、下記のとおり規定されています。
    69A
    (i)競走および能力検定レースで使用できる鞭は「パッド付鞭」のみであり、下記に記載されているERA承認のデザイン、規格でなければならない。
    (a) 長さが70cmを越えないこと
    (b) 最も短い直径が2.5cmを越えないこと
    (c) 鞭先から18cm以内に繋ぎがないこと(鞭先のパッド部分が18cmを越えること)
    (d) 鞭全体の重量が160グラムを越えないこと
    (e) パッド部分の中身は裁決委員が承認する素材でなければならない。また、防水性のものでなければならない。
    (f) 皮製のパッドは使用してはならない。

    whip.jpg

    例:パッド付きの鞭(Persuader Padded Jockey Whip)

    (ii) 鞭は使用する上で満足のいく状態にあり、改良されていてはならない。

    (iii) 使用する上で満足な状態でない、または改良された鞭と裁決委員が判断した場合は、それらを没収することができる。

    (iv) 鞭に関する上記の規定を違反した騎乗者は、制裁の対象となる場合がある。

    69B
    以下の場合、裁決委員が騎手に罰則を科することがある。
    騎手が鞭を
    a) 過剰に使用した場合
    b) または、不適切なマナーで使用した場合
    c) または、以下の状況で使用した場合:
    (i) 逆鞭で馬体の鞍より前の部分をたたいた場合
    (ii) 勝つ見込みまたは入着する見込みが明らかになくなった馬に対し鞭を入れ続けた場合
    (iii) 勝利が明らかな場合または着順が明らかなのに不必要に鞭を使った場合
    (iv) 決勝線を通過した後、馬をたたいた場合
    (v) 肩より下や後躯(こうく)以外を意図的にたたいた場合
    (vi) 過度の力で馬をたたいた場合
    (vii) 鞭に対して馬が反応する機会を与えずに、たたき続けた場合
    (viii)鞭のアーム部分が肩の高さを超えた状態でたたいた場合

    d) 調教師や馬主による騎乗指示が、上記の規則に違反するものであると裁決委員が認めた場合、規則9(xvi)により、該当者は、懲罰の対象となることがある。

    e) 上記規定を明確にするため、「過剰に使用」の定義はレース中に12回以上鞭を使った場合とする。ただし、裁決委員の指示によってその回数は変更になる可能性がある。

    また、ERA規定32A条により、競走での拍車の使用は完全に禁じられている。

    13. 発走に関しての要望

    馬がゲート入りの際に特別な装具(目隠、ブランケット)の使用が必要、またはゲート入りのための補助が必要な場合、到着後、速やかにERA発走委員に連絡をとること。それを怠った場合、競走当日、もしくはゲート発走時点での騎手からの要望には応じられないことがあります。ERA発走委員 シェーン・ライアン(Mr. Shane Ryan:電話 +971 50 784 1194、shane.ryan@emiratesracing.com )までご連絡ください。

    14. 騎手 - 事故

    全ての騎手は、ERA競馬施行規程の下で騎乗している際、落馬または事故に遭遇した場合には、速やかにメディカル・オフィサー(医療担当官)に(可能な限り)事故の経緯を報告することが必要です。

    調教時または厩舎内での事故により医療処置が必要とされる場合には、DRC検疫センター/マネージャーに速やかにご連絡ください。

    15. ジョッキー装具での広告記載

    規則第27条により、下記のとおり規定されています。

    事前に書面でERAの許可を得なければ、いかなる形においても騎手の勝負服や装具に広告を掲載することはできない。

    事前にERAの承認があれば、服色登録された勝負服にロゴマークを使用することができる。

    ロゴマークのサイズは、150mm x 150mm以内の寸法でなければならない。ロゴマークの位置は、胸部分のみです。ロゴマークを乗馬ズボンに使用することもできますが、同様に150mm x 150mm以内の寸法でなければならない。

    ERAは理由を開示することなく、いつでもロゴの許可を取り消し、拒否する権利を有する。

    騎手の乗馬ズボンは、ERA指定の標準カラーと活字で両サイドとも氏名が刺繍される。

    16. 携帯電話 - 競馬場待機

    規則第28条により、下記のとおり規定されています。

    騎手はジョッキールーム内、または裁決委員が指定するエリアでは、裁決委員の許可なく携帯電話や情報伝達が可能な器具を使用、または所持してはなりません。

    騎手は裁決委員の許可があるまでは検量室の定められた場所で待機していなければなりません。

    17.情報発信

    ERAまたは裁決委員はERA規定11条(n)により、下記に該当する者を罰することができる。

    ERA、ERAの会員・職員、裁決委員または競馬産業に携わるいかなる者に対して悪意的、脅迫的、または不適切な発言、出版、執筆、または発言、出版、執筆したとさせる者。

    APPROVED RACING PLATES(承認されている蹄鉄関連資料)

    蹄鉄に関わる規定は、規則第25条に記載されています。

    前 肢 (芝 / オールウェザー/ダート

    0225_05.gif

    その他の承認済み蹄鉄: Speed Toe / Triumph / Rocker / Natural Balance / Extra Sound

    申告が必要とされる蹄鉄 (前肢/後肢)

    shoe_special.JPG

    注: 規則第63条Aでは、プレーン蹄鉄以外を競走で使用するには、事前に裁決委員の承認をしなければならない。これには、バー型蹄鉄、蹄裏にパッドや付属物を接着するもの等、標準的な仕様でない蹄鉄が対象となります。使用にあたっての承認申請は、出馬投票までに行うこと。歯鉄はダート競走で後肢にのみ許可されます。

    APPROVED RACING PLATES(承認されている蹄鉄関連資料)

    後 肢 (芝 / オールウェザー/ダート)

    plate_hind_leg.JPG

    その他の承認済み蹄鉄:Natural Balance / Extra Sound / EC Wedge / Rocker


    後 肢 (ダートのみ)

    0225_08.gif

    注: 規則第63条Aでは、プレーン蹄鉄以外を競走で使用するには、事前に裁決委員の承認を得なければならない。これには、バー型蹄鉄、蹄裏にパッドや付属物を接着するもの等、標準的な仕様でない蹄鉄が対象となります。使用にあたっての承認申請は、出馬投票までに行うこと。歯鉄はダート競走で後肢にのみ許可されます。



    APPROVED EQUIPMENT (承認されている馬装具)


    0225_09.gif

    注: 調教またはレースで承認されていない馬装具を使用するには、裁決委員の承認が必要となる。
    レースで使用する全ての装具は、ERA出馬投票用紙に記入のうえ、指定された時間に申告しなければならない。装具を初めて使用する場合、または装具の変更・使用停止がある場合は、記載する必要がある。


    競走馬具の略字

    馬具

    B = Blinkers ブリンカー
    V = Visor バイザー
    P = Pacifier パシファイアー
    BP = Blinker / Pacifier ブリンカー/パシファイアー
    H = Hood フード(メンコ)
    CP = Cheek Pieces(チークピーシーズ)
    SR = Shadow Roll(シャドウロール)
    TT = Tongue Tie(舌縛り)
    EP = Ear Plugs(耳栓)
    記載例:One Cup B, V etc

    0225_10.jpg


    >> TOPに戻る

    ドバイ・ワールドカップ諸競走 - 競走条件
    施行日:2018年3月31(土)
    施行場:メイダン競馬場(アラブ首長国連邦,ドバイ)
    予備登録料:無料
    予備登録締切日:2018年 1月 11日(木)


    ゴドルフィン・マイル(G2)
    総賞金:1,000,000米ドル
    1着: 600,000米ドル
    2着: 200,000米ドル
    3着: 100,000米ドル
    4着: 50,000米ドル
    5着: 30,000米ドル
    6着: 20,000米ドル
    馬齢: 北半球産馬4歳以上
    南半球産馬3歳以上
    距離:1,600 m〔ダート〕
    出馬登録料:10,000米ドル
    騎手登録料:164米ドル(600 UAEディルハム)
    負担重量: 南半球産馬 3歳  55 kg
    両半球産馬 4歳以上  57 kg
    牝馬減量:2 kg


    ドバイ・ゴールド・カップ(G2)
    総賞金:1,000,000米ドル
    1着: 600,000米ドル
    2着: 200,000米ドル
    3着: 100,000米ドル
    4着: 50,000米ドル
    5着: 30,000米ドル
    6着: 20,000米ドル
    馬齢: 北半球産馬4歳以上
    南半球産馬3歳以上
    距離:3,200 m(芝)
    出馬登録料:10,000米ドル
    騎手登録料:164米ドル(600 UAEディルハム)
    負担重量: 南半球産馬 3歳 53.5 kg
    北半球産馬 4歳 57 kg
    南半球産馬 4歳 59 kg
    両半球産馬 5歳以上 59.5 kg
    牝馬減量:2 kg
    注)南半球産3歳馬の出馬投票がないときは、以下の通り負担重量は調整されます。
    ・北半球産馬 4歳 55 kg
    ・南半球産馬 4歳 57 kg
    ・両半球産馬 5歳以上 57.5 kg

    UAEダービー(G2)ドバイ三冠競走最終戦
    総賞金:2,000,000米ドル
    1着: 1,200,000米ドル
    2着: 400,000米ドル
    3着: 200,000米ドル
    4着: 100,000米ドル
    5着: 60,000米ドル
    6着: 40,000米ドル
    馬齢:3歳
    距離:1,900 m〔ダート〕
    出馬登録料:20,000米ドル
    騎手登録料:164米ドル(600 UAEディルハム)
    負担重量: 北半球産馬 3歳  55 kg
    南半球産馬 3歳  59.5 kg
    牝馬減量:2 kg
    注)南半球産馬の出馬投票がないときは、負担重量は57キロに調整されます。

    アル・クォーツ・スプリント(G1)
    総賞金:1,000,000米ドル
    1着: 600,000米ドル
    2着: 200,000米ドル
    3着: 100,000米ドル
    4着: 50,000米ドル
    5着: 30,000米ドル
    6着: 20,000米ドル
    馬齢:3歳以上
    距離:1,200 m(芝)
    出馬登録料:10,000米ドル
    騎手登録料:164米ドル(600 UAEディルハム)
    負担重量: 北半球産馬 3歳  55.5 kg
    南半球産馬 3歳  58.5 kg
    両半球産馬 4歳以上  59.5 kg
    牝馬減量:2 kg
    注) 北半球産3歳馬の出馬投票がないときは、負担重量は下記の通り調整されます。
    ・南半球産馬 3歳  56 kg
    ・両半球産馬 4歳以上  57 kg


    ドバイ・ゴールデン・シャヒーン(G1)
    総賞金:2,000,000米ドル
    1着: 1,200,000米ドル
    2着: 400,000米ドル
    3着: 200,000米ドル
    4着: 100,000米ドル
    5着: 60,000米ドル
    6着: 40,000米ドル
    馬齢:3歳以上
    距離:1,200 m〔ダート〕
    出馬登録料:20,000米ドル
    騎手登録料:164米ドル(600 UAEディルハム)
    負担重量: 北半球産馬 3歳  55.5 kg
    南半球産馬 3歳  58.5 kg
    両半球産馬 4歳以上  59.5 kg
    牝馬減量:2 kg
    注) 北半球産3歳馬の出馬投票がないときは、負担重量は下記の通り調整されます。
    ・南半球産馬 3歳  56 kg
    ・両半球産馬 4歳以上  57 kg


    ドバイ・ターフ(G1)
    総賞金:6,000,000米ドル
    1着: 3,600,000米ドル
    2着: 1,200,000米ドル
    3着: 600,000米ドル
    4着: 300,000米ドル
    5着: 180,000米ドル
    6着: 120,000米ドル
    馬齢: 北半球産馬4歳以上
    南半球産馬3歳以上
    距離:1,800 m(芝)
    出馬登録料:60,000米ドル
    騎手登録料:164米ドル(600 UAEディルハム)
    負担重量: 南半球産馬 3歳馬  54.5 kg
    両半球産馬 4歳以上  57 kg
    牝馬減量:2 kg


    LONGINES ドバイ・シーマ・クラシック(G1)
    総賞金:6,000,000米ドル
    1着: 3,600,000米ドル
    2着: 1,200,000米ドル
    3着: 600,000米ドル
    4着: 300,000米ドル
    5着: 180,000米ドル
    6着: 120,000米ドル
    馬齢: 北半球産馬4歳以上
    南半球産馬3歳以上
    距離:2,410 m(芝)
    出馬登録料:60,000米ドル
    騎手登録料:164米ドル(600 UAEディルハム)
    負担重量: 南半球産馬 3歳馬  53 kg
    北半球産馬 4歳馬  56.5 kg
    南半球産馬 4歳以上・北半球産馬 5歳以上  57 kg
    牝馬減量:2 kg

    ドバイ・ワールドカップ(G1)
    総賞金:10,000,000米ドル
    1着: 6,000,000米ドル
    2着: 2,000,000米ドル
    3着: 1,000,000米ドル
    4着: 500,000米ドル
    5着: 300,000米ドル
    6着: 200,000米ドル
    馬齢: 北半球産馬4歳以上
    南半球産馬3歳以上
    距離:2,000 m〔ダート〕
    出馬登録料:100,000米ドル
    騎手登録料:164米ドル(600 UAEディルハム)
    負担重量: 南半球産馬 3歳馬  54 kg
    両半球産馬 4歳以上  57 kg
    牝馬減量:2 kg

    ※エミレーツレーシングオーソリティーの競馬施行規程では、南半球産馬の加齢基準日は7月1日です(北半球産馬は1月1日)。

    >> TOPに戻る

    賞金配分

    ドバイ・ワールドカップ(G1) US$10,000,000

    着順 賞金額 馬主(75%) 調教師(10%) 騎手(10%) 厩舎(5%)
    6,000,000 4,500,000 600,000 600,000 300,000
    2,000,000 1,500,000 200,000 200,000 100,000
    1,000,000 750,000 100,000 100,000 50,000
    500,000 375,000 50,000 50,000 25,000
    300,000 225,000 30,000 30,000 15,000
    200,000 150,000 20,000 20,000 10,000



    ドバイ・ターフ(G1)LONGINES ドバイ・シーマ・クラシック(G1) US$6,000,000

    着順 賞金額 馬主(75%) 調教師(10%) 騎手(10%) 厩舎(5%)
    3,600,000 2,700,000 360,000 360,000 180,000
    1,200,000 900,000 120,000 120,000 60,000
    600,000 450,000 60,000 60,000 30,000
    300,000 225,000 30,000 30,000 15,000
    180,000 135,000 18,000 18,000 9,000
    120,000 90,000 12,000 12,000 6,000


    ドバイ・ゴールデン・シャヒーン(G1)、UAE・ダービー(G2) US$2,000,000

    着順 賞金額 馬主(75%) 調教師(10%) 騎手(10%) 厩舎(5%)
    1,200,000 900,000 120,000 120,000 60,000
    400,000 300,000 40,000 40,000 20,000
    200,000 150,000 20,000 20,000 10,000
    100,000 75,000 10,000 10,000 5,000
    60,000 45,000 6,000 6,000 3,000
    40,000 30,000 4,000 4,000 2,000



    ゴドルフィン・マイル(G2)、ドバイ・ゴールド・カップ(G2)、アル・クオーツ・スプリント(G1) US$1,000,000

    着順 賞金額 馬主(75%) 調教師(10%) 騎手(10%) 厩舎(5%)
    600,000 450,000 60,000 60,000 30,000
    200,000 150,000 20,000 20,000 10,000
    100,000 75,000 10,000 10,000 5,000
    50,000 37,500 5,000 5,000 2,500
    30,000 22,500 3,000 3,000 1,500
    20,000 15,000 2,000 2,000 1,000

    >> TOPに戻る

    ドバイレーシングクラブ(DRC)検疫センター
    メイダン競馬場に隣接している、ドバイレーシングクラブ(DRC)検疫センターは、ドバイ国際空港から車で約25分の距離にあります。
    • 国際厩舎は、基本的にEU諸国からの馬が滞在します。この厩舎の収容数が超過した場合には、他のDRC検疫センターとなります。
    • EU諸国以外の馬は、ドバイ・ワールドカップ(DWC)検疫センター(国際厩舎に隣接)に滞在します。

    近代的に完備された厩舎設備の他に、厩舎スタッフにも最良の宿泊施設がこの施設内で提供されています。(収容人数には制限があります。)

    検疫

    全ての国の馬は、最低限、自国とUAE間で締結されている一時的輸入条件を満たす必要があります。

    輸入ならびに検疫条件の詳細については、DWCCのブローシャーに記載されています。

    UAE滞在中、DWCCへの参戦馬は地元の馬とは別に、国の地域ごとに分かれて滞在します。この施設への立入りは制限されています。(「DRC検疫センター・ガイドライン」を参照ください。)

    注:UAEへ入国した馬を調教のためにUAE国内馬用の厩舎(隔離されていない厩舎)へ移動させたい場合には、UAE永久輸入条件を満たし、正規の輸入衛生証明書を取得の上、輸送しなければならない。また、帰国または他の国へ輸出したい場合は、隔離のうえ疾病検査、必要なワクチン接種および必要な措置を受けなければなりません。

    UAEへの登録に際してのワクチン接種条件
    馬インフルエンザワクチン接種条件 - 必須条件

    輸送の60日前から15日前の間に接種しなければなりません:

    ・基礎免疫(初回の免疫)として21日から42日の間をあけて同じワクチンを2回接種します。

    ・基礎免疫から12ヶ月以内に補強の接種をしなければならず、それぞれの補強から12ヶ月以内に 追加の補強接種を行います。

    ・パスポートに記載されている基礎免疫が21日から42日の間隔を満たしていない、もしくは2回の接種が同じワクチンでなければ、もう一度基礎免疫から接種を開始しなければなりません。

    ・いずれの補強接種も12ヶ月以内に行われていなければ、もう一度基礎免疫から接種を開始しなければなりません。

    DWCCまたはDWCのために馬の輸送をお考えであれば、その馬のパスポートのワクチン接種のページのカラーコピーをthodge@janah.co.uk宛てに送信してください。輸送に際して必要な事項について助言します。

    到着後の検疫滞留時間

    UAEに到着した馬は、輸送時間に応じて最長48時間、検疫センター内の指定厩舎内に滞在しなければなりません。この期間、調教馬場に出ることは禁じられており、輸送後の馬体状態は監視されます。さらに血液サンプルが採取されます。

    •輸送時間が6時間未満の場合、検疫施設に到着後、最低12時間の拘束を受ける(この間、馬場へ入ることができない)。
    •輸送時間が6時間を越える場合、検疫施設に到着後、最低48時間の拘束を受ける(この間、馬場へ入ることができない)。

    各厩舎には引き運動場が敷設されています。また、検疫センター内にはトロット・リングも完備されています。

    この規程は、馬の疾患が他の馬に蔓延する危険性を回避するためのものです。

    備考:DRC検疫センターに滞在馬がいる場合には、その後に入厩した馬については可能な限りそれらとは別の施設に6日間滞在させる。

    厩舎への立入り制限

    厩舎付近ならびに規制のある場所への立入りは監視されています。全てのスタッフは、到着後に発行される立入り許可施設を記載した「検疫センター通行章(バッジ/カード)」を携帯しなければなりません。

    調教師、厩務員、契約騎手は、厩舎への立入りの権利が認められています。諸外国から訪問の獣医師、理学療法士、その他の専門家等の立入りについては、考慮はされますが、立入りの承認を得るためには、到着前までに書面でDRCに申請しなければなりません。立入りが許可されるかどうかは保障できません。

    検疫センター内における医療行為

    検疫センターにおける馬の扱いに関わる厳格な規則を満たし、UAEの法律を遵守するために、全ての医療措置はドバイ馬診療所(DEH)の獣医師によって施されなければなりません。

    特別な、あるいは稀な医療上の要望がある場合には、DRCに連絡の上、特定の薬物もしくは適応する代替物がUAE国内で調達可能か否かを確認されたい。

    馬の医療上の件について独自の獣医師、理学療法士、またその他の専門家を介入させることを希望の調教師は、DEHに連絡されたい。(可能な限り、UAE到着前までに連絡のこと。)

    上記記載の専門家については、DEHからの正式な承認なしでは検疫センターに立入ることはできません。またDEHが定めているガイドラインに従わなければなりません。

    馬と一緒にUAEに薬物、軟膏類、サプリメントを持ち込むことは許可されていません。治療用器具等は全て、到着の際にDRC検疫担当スタッフに提示しなければなりません。不適当と見なされるものは没収され、馬がドバイから出発する時点でのみ返却が可能となります。

    薬物投与に関する扱い、また馬が競走に適応するか否かを懸念される場合は、ERAの競走前任意サンプリング・サービス(Pre-Race Elective Sampling Service)の活用を検討されたい。詳細については、ERA獣医師事務所で確認してください。

    ドバイ競走馬診療所(DEH)スタッフ以外による医療行為は、禁じられています。


    >> TOPに戻る

    ドバイレーシングクラブ(DRC)検疫施設ガイドライン
    1. 承認された厩舎スタッフおよびDRCのスタッフのみが、検疫センターに立入ることができる。
      12歳以下の子供は許可なくして立入ることはできない。
    2. 検疫をする馬以外の動物を、同施設に持ち込むことはできない。
    3. DRC公認メディアを除いて、報道関係者の立入りはできない(所有馬の個人的な写真撮影は許可される。)
    4. 午前6時から10時30分と午後4時から5時30分までの訪問時間内に各調教師に対して2名までの訪問者(登録馬主)が許可される。承認された訪問者は、調教師もしくはその代理人と常に行動を共にしなければならない。DRCは、立入りを拒否する権限を有する。
    5. 到着後48時間は、調教師、または調教師不在の場合はその代理人のみが検疫センター内で馬に接することが許可される。
    6. 全ての訪問者は、厩舎を訪問する度、用意されている保護用の衣服を着用し、厩舎への立入り前、立入り後に手を洗わなければならない。また、訪問者記録台帳に署名をしなければならない。
    7. 検疫センター内には、オフィシャルの車両のみ立入ることができる。
    8. ドバイ競走馬診療所(DEH)によって、処方・承認された薬物ならびに治療のみが許可される。DEHまたはDEH承認の獣医師、療法士のみが馬を治療することができる。
    9. ベクトルスクリーン(厩舎の虫除け扉)は、常時閉めた状態で馬の出入りの時のみ、開けることができる。
    10. 馬房から出す前に指定の防虫剤で馬を拭く責任は調教師またはその代理人にある。必要に応じて、日々の医療処置について記録と署名をしなければならない。
    11. 調教時の規則については、馬場責任者に従い、それぞれのグループの馬は、最低50メートルの距離を保たなければならない。
    12. 検疫センター内で馬に騎乗する際は、保護ベストと保護ヘルメットを常に着用しなければならない。
    13. 人馬共に、許可されているゲートから検疫センターの出入りをしなければならない。
    14. 伝染性の病気または感染の疑いがある人馬については、速やかに検疫管理部に届け出なければならない。
    15. 厩舎および公共の場では、アルコールは禁止されている。厩舎での喫煙も同様。
    16. 施設内で馬に係わる全てのスタッフは、ERAの競馬施行規程等に従わなければならない。

    検疫施設内での規則は遵守しなければならない。
    ERAの競馬施行規程や規則をはじめ、UAE環境・水省およびその他関連機関からの検疫法令遵守を怠った場合は、ERA競馬施行規程違反であり罰則が科せられます。

    >> TOPに戻る

    ドバイ情報
    ドバイ現地情報

    ドバイ現地時間:グリニッジ標準時+4時間。(日本時間より - 5時間)

    ドバイの文化はイスラムの伝統に深く根付いています。とりわけ、礼節と厚遇は最も高く評価されるべき「美徳」と見なされています。金曜日はイスラム教において宗教的に特別な日であり、西洋文化圏の日曜日に相当します。

    ドバイの社会は、高水準での多様なライフ・スタイルを有しています。外国人は、各自の宗教を信仰することが出来、ホテルではアルコール類も提供されます。ドバイでは昔ながらの習慣を踏襲しており、現地の人々は伝統的なローブやヘッドドレスを着用しています。アラブ独特の文化と民族性は、詩歌、舞踊、伝統芸術を通して表現されています。女性としての差別に遭遇することもなく、付き添いなしで自由に外出することも可能です。

    鷹狩をはじめ、ラクダ競走、海上でのダウ船(アラビア帆船)競走等、伝統的なスポーツは今も尚、盛んです。

    ドバイには幾つも最高級レベルの国際的なホテルがあり、観光客やビジネスマンの皆様からの様々なご要望に対応しています。

    レクリエーション・レジャー施設も、ビジネス施設をはじめ、コミュニケーション施設、コンファレンス施設同様、非常に素晴らしいものです。

    ドバイのホテルは、訪問客に限らず居住者にとっても「社交の場」として大きな役割を果たしています。ホテルには多種多様なレストランをはじめ、バー、店舗等があり東西文化が融合された様式を呈しています。

    タクシー、運転手付きハイヤーサービスも充実しています。

    服装・習慣 

    ドバイでの服装はカジュアルなもので構いません。しかしながら、挑発的と見なされるような服を着用することは控えなければなりません。公共の場では、男性は常にシャツもしくは上着を着用する必要があります。プールサイドやビーチでは、トランクス、水着、ビキニ等も容認されています。

    アルコール類は、高級ホテルをはじめレストラン、クラブ、リゾート施設、エンターテインメント施設で訪問者の方々に提供されています。

    気候

    ドバイの気候は、1日の温度差が激しく、少ない降雨量に特徴づけられる砂漠地帯の典型的なものです。

    1月は、年間を通して最も涼しい月であり平均最高気温24℃、平均最低気温14℃です。この月の雨日は平均5、6日です。雨脚は短いが、局地的な雷雨を伴う雨量が記録されます。

    2月は、気温が1度上がり、通常25℃となります。最も湿った月でもあり、平均降水量は25ミリで雨日は5日程度です。

    3月は、最高気温が28℃まで上昇しますが、冬場の典型的な気候が続きます。この月は大変天候が変わりやすく、平均降水量は21ミリです。

    通貨・ショッピング

    通貨

    通貨単位はディルハム(Dhs・AED)で、1ディルハムは100フィルス。 交換レートは、固定レートで1米ドルが3.67ディルハムです。

    銀行

    ドバイ市内にある国内外の銀行では、通常の銀行業務全般を取扱っています。両替に関する制限はなく、自由にディルハムに換金することができます。銀行の営業時間は、土曜日から水曜日までは午前8時から午後1時までです。 銀行によっては、午後4時30分から6時30分まで営業しているところもあります。(木曜日は午前8時から正午12時まで)。両替所は午前8時30分から午後1時まで、さらに午後4時30分から午後8時30分まで営業しています。

    クレジットカード

    アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、ビザ、マスターカード等のクレジットカードは、主要ホテルや大型店舗で通常使用できますが、小売店舗によっては、現金払いに限り商品を割安で提供しているところもあります。

    ショッピング

    訪問者にとってドバイでの最大の魅力の一つは、素晴らしいショッピングです。

    輸入税が低いオープンポートであるドバイでは、商品の小売価格も納得のいくものであり、他の主要国際都市にも対抗し得る、多種多様な商品が販売されています。英国系の店舗として有名なところでは、マークス&スペンサー、デベナムズ、ネクスト、リバーアイランド、ハーヴェイニコルス、米国系では、サックス・フィフス・アベニュー、シェイク・ザイード・ロードに面しているセーフェストウェイでは、多種多様なアメリカ産食品を販売しています。スピニーズ・チェーンでは、英国内のスーパーで販売されている商品をはじめ、南アフリカ、日本、韓国系の商品も取り揃えています。値下げ交渉も、ドバイでのショッピングの楽しみの一つと言えます。友好的な価格交渉もここでの生活の一面ですが、今日、店舗によっては固定の価格設定を原則としているところもあります。ドバイ・デューティ・フリーは、世界最高の空港免税店と評されています。

    スーク内の店舗ならびにショッピング・モール以外の営業時間は通常、午前10時から午後1時までと午後4時から午後9時、もしくはそれ以降までですが、大規模なショッピングセンターの多くは、終日営業しています。全ての店舗は礼拝のため、金曜日の午前11時30分から午後1時30分まで閉店となります。ただし、ほとんどの店舗が金曜日の夜は営業しています。大型店舗のスーパーマーケットは、午前8時から深夜まで金曜日を含めて毎日営業しています。

    主要なスーパーマーケットは、スピニーズ、コイサラムズ、カレーフォーで、ドバイ市内全ての居住区に支店があります。

    お奨めのショッピングセンター:

    Al Reef Mall アル・リーフ・モール Tel: 971 4 224 2240
    Beach Centre ビーチ・センター Tel: 971 4 344 9045
    BurJuman Centre バルジュマン・センター Tel: 971 4 393 0222
    Deira City Centre デイラ・シティー・センター Tel: 971 4 295 1010
    Dubai Mall ドバイ・モール Tel: 971 4 437 3200
    Emirates Towers Shopping Blvd エミレーツタワー・ショッピング Tel: 971 4 319 8999
    Ibn Batuta Mall イブン・バトゥータ・モール Tel: 971 4 362 1900
    Jumeirah Plaza ジュメイラ・プラザ Tel: 971 4 343 7111
    Lamcy Plaza ラムシー・プラザ Tel: 971 4 398 9999
    Magrudy Shopping Centre マグルディー・ショッピングセンター Tel: 971 4 343 4192
    Mall of the Emirates モール・オブ・エミレーツ Tel: 971 4 341 4747
    Mazaya Centre マザヤ・センター Tel: 971 4 343 8333
    Mercato Mall メルカト・モール Tel: 971 4 344 4161
    Oasis Centre オアシス・センター Tel: 971 4 515 4000
    Palm Strip パルム・ストライプ Tel: 971 4 346 1462
    Times Square タイムズ・スクエアー Tel: 971 4 341 8020
    Town Centre タウン・センター Tel: 971 4 344 0111
    Wafi Shopping Mall ワフィ・ショッピング・モール Tel: 971 4 324 4555

    スーク(イスラム教徒社会での市場)

    クリーク(入り江)沿いの両側に位置するスーク(市場)は、安価な買い物が魅力的であるだけではなく、観光や写真撮影のスポットとしても興味深いところです。

    ゴールド(金)スーク:ゴールドスークを散策なされば、ドバイが「金の都市」と言う評判を得ている所以がお分かり頂けます。金の市場では、300以上もの店舗がひしめいています。イヤリングからネックレスや指輪、腕輪、ペンダント等、ありとあらゆる金の装飾品で溢れています。金の価格は、世界中のほとんどの都市に比較して安価であることは間違いありません。価格交渉は伝統的に行われています。2-3時間程、余裕をもって散策なさることをお勧めします。訪問するのにベストな時間帯は午後遅くです。店舗は通常、午後10時まで営業しています。最初は価格交渉に戸惑うかもしれませんが、最後にはご自身の望む金額まで価格交渉することを楽しむようになるでしょう。

    スパイス(香料)スーク:ゴールドスークに隣接しているスパイススークは、無数のアラブ産香料と香辛料で溢れています。デイラ側の狭い路地は、中近東各地から輸入されているクローブ、カルダモン、シナモン、お香、ドライフルーツ、ナッツ類で溢れています。商品は大きな袋から小分けして販売されています。店舗の店主が訪問者に快く商品を説明してくれます。お土産用または自宅用としてのお買い物には最適な場所です。

    スークマディナ・ジュメイラ:ミナ・ア・サラムホテルに隣接したスークです。曲がりくねった路地を通って、バザールの雰囲気を満喫することができます。路地に沿って店舗やギャラリーが並んでいます。路上演奏の音楽が響き渡り、カフェやレストランからの香りが漂っています。スークマディナで特徴的なのは、ユニークなブランドの品揃と、クラフト商品の質の良さです。

    75軒の店舗、23のカフェ、バー、レストラン、さらに屋外のプラザ、ナイトクラブ、432席あるマディナ・シアターがあります。

    近隣のホテルから車で、または徒歩、水上タクシーでスーク・マディナ・ジュメイラを訪問された方々を、由緒あるアラビアン様式の崇高な景観が出迎えています。

    ブルースーク(シャルジャ セントラル マーケット):イスラム様式で建てられている最大のシャルジャ・マーケットです。有名なハレド・ラグーンが、この場所の美しさと壮大さを引き立てます。このスークには600以上の店舗があり、散策するには開放的な雰囲気です。2階フロアーは観光客に人気の骨董品店やレプリカの骨董品店があり、品数豊富なじゅうたん、シルバー装飾品、オマーンやイエメンからのアンティーク・ジュエリー、インド亜大陸の骨董品、レプリカ等が販売されています。1階は、ゴールド装飾品、天然石、香水、織物、化粧品、カメラ、服飾、その他の日常品が販売されています。日々、新しい店舗が開店しています。

    スークアル・バハー:スークアル・バハーは、ダウンタウン・ドバイのオールドタウン島にあるアラベスクのショッピング・モールと娯楽施設です。ここには、22件のレストラン・カフェを含む100以上のショップがあり広大なウオ―タフロントの遊歩道を形成しています。スークアル・バハー(船乗りの市場)という名称は、伝統的なスーク建築である自然石を使った通路、アーチ門、照明とバージ湖の島にあるというユニークな"水辺"というロケーションに由来しています。文化的テーマがモール全体に漂っており、ハンドクラフトをはじめ、ファッションウエア、香水、カーペット、家具等にアラビアンの伝統が受け継がれ展示されています。

    スークアル・バハーでのお食事は最高です。カジュアルからフルコースまで多様なレストランやカフェが遊歩道沿いにあり、世界一の高さを誇るバージ・カリファを見渡すことができます。スークアル・バハーは現在、オープンしておりドバイの社交の場として食事、ショッピング、娯楽を経験することができます。旅行者にとっては、是非とも一望すべきところです。

    テレコミュニケーション

    携帯電話はドバイ市内のどこでも購入することができ、ヨーロッパ各地より安価です。価格は基本的なモデルで約350から2,000 UAEディルハムで、ショッピングセンターで購入が可能です。

    UAEにおける主要テレコミュニケーション・サービス会社は、Etisalatで本社電話番号は
    + 971 4 222 8111。

    インフォメーション案内

    様々なガイドブックが発行されています。月刊誌では、「Connector」、「What's On」、「Time Out」( www.timeoutdubai.com )がお勧めです。「Dubai Explorer」も幅広い情報を網羅しています。地元の新聞も役立つ情報源です。


    タクシー/レンタカー

    タクシー

    料金メーターを設置しているタクシー会社も何社かあり、路上で手を上げて乗車することもできます。タクシーの車体には、会社名が明記されています。

    料金メーター付きで予約可能なタクシー会社は以下の通りです。

    Dubai Taxi Tel: +971 4 208 0808
    Metro Taxi Tel: +971 4 267 3222
    National Taxi Tel: +971 4 339 0002

    安全面を考慮して、会社名を掲示していないタクシーはご利用にならないよう、ご忠告致します。それらは、不法営業のタクシーです。

    レンタカー

    レンタカーの利用も可能です。レンタカー会社では、訪問者のために短期国内運転免許証を手配してくれます。

    レンタカーをご利用の方は、パスポート、写真2枚、有効期限内の国際運転免許証または自国の運転免許証をご用意ください。 

    主要なレンタカー会社は以下の通りです:

    Avis Rent A Car Tel: +971 4 220 3804
    Budget Rent A Car* Tel: +971 4 295 6667
    Diamondlease Car Rental Tel: +971 4 885 2677
    Europcar Inter Rent (Dubai Rent A Car) Tel: +971 4 339 4401
    Hertz Rent A Car Tel: +971 4 282 4422
    Thrifty Car Rental Tel: +971 4 334 9799

    * ダイアモンドリース・カーレンタル(Diamondlease Car Rental)では、DWCCのゲストに割引月額料金を提供しています。UAEドバイおよび中東国での運転は、右側通行です。

    アトラクション・観光名所

    クリーク(入り江)

    街の中心部を二分して流れている自然の深いクリークは、歴史の上でもドバイの生活の中心です。岸に沿って散策すると、ダウ船(アラビア帆船)の荷積みや積下ろしで何世紀にもわたって活気溢れる伝統的な貿易の風景が偲ばれます。

    デイラとバール・ドバイを往来する、アブラと呼ばれる小さな水上タクシーからクリークを観賞するのも魅力的な方法です。

    バスタキーア

    狭い路地に、とりわけ高い風の塔がある古い地区、バスタキーアは古きドバイの風景を思い起こさせます。

    アル・ファヒーディ砦のすぐ東には、風の塔と伝統的な中庭がある家が大規模な形で集落をなしています。

    シェイク・サイード・アル・マクトゥーム ハウス

    1800年代後期の建造物で、修復が施されたこの城は、シンダーガのクリーク河口近く、見晴らしの良い場所に建てられています。中央に位置する中庭の周りを囲んで風の塔や部屋が層を形成している、この地域の伝統的な建築様式の良い見本です。

    開館時間:午前8時30分 - 午後7時30分、但し金曜日午後2時 - 午後7時30分

    入場料: 2UAEディルハム (大人) 1UAEディルハム(子供)

    ジュメイラ・モスク

    市内には素晴らしいモスクが数多くあります。とりわけジュメイラ・モスクは、最大規模で最も美しいとされるモスクであり、近代イスラム建築を象徴し、ドバイ市内有数の撮影スポットです。

    このモスクへの観光は、毎週木曜日、午前中にシェイク・モハメッド・センターに電話で申込みをすることができます。 TEL:+971 4 396 3344

    ドバイ博物館

    ドバイ博物館があるアル・ファヒーディ砦は、1787年頃造られました。実物のような展示物は、石油時代到来前のドバイの日常生活を生き生きと表しています。またエミレーツで発掘された4千年前の考古学発掘品も展示されています。

    開館時間:午前8時30分 - 午後8時30分、但し金曜日午後2時30分 - 午後8時30分
    入場料: 3UAEディルハム (大人) 1UAEディルハム(子供)
    TEL:+971 4 353 1862

    バージナハール

    デイラの絵画的な庭に位置するバージナハールは歴史ある都市を護衛している3つの監視塔の1つです。

    ワイルド・ワディー

    アラビアの民間伝承のおとぎ話を基に、主人公ユハと航海仲間のシンドバッドをモチーフに造られたこのウォーターパークには、24種類もの最新型の乗物とアトラクションがあり、そのほとんどが内部で連絡しています。ワイルド・ワディーには、北米以外では最高の高さと速さを誇るフリーフォール・スピード・スライド(ウォータースライド)に加え、重力に逆らって地上15メートルまでゲストを運ぶマスター・ブラスターズ・ライドがあります。2008年、ワイルド・ワディー・ウォーター・パークは、IIAAP(インターナショナル・アソシエーション・オブ・アミューズメントパークス・アンド・アトラクション)から「スピリッツ・オブ・エクセレンス賞」を受賞しました。

    開館時間:年中無休

    11月-2月:午前10時 - 午後6時
    3月-5月:午後10時 - 午後7時
    6月-8月:午前10時 - 午後8時
    9月/10月:午前10時 - 午後7時

    入場料:195 UAEディルハム (大人)
    165 UAEディルハム(子供:身長110cm以下)
    Tel: +971 4 366 5000
    https://www.jumeirah.com/en/hotels-resorts/dubai/wild-wadi/

    ドバイ・ドルフィナリウム(イルカの水族館)

    ドバイ・ドルフィナリウムは、空調設備が整った中東初の室内イルカ水族館です。

    家族的な娯楽施設として、高く評価されると共に、教育関連クラスでは環境保護を呼びかけるとともに、イルカ、アザラシ、その他の海の生物に関する教育を提供しています。

    チケットと予約については、以下にお問合せください。

    Tel:+971 336 9773
    http://www.dubaidolphinarium.ae/

    スキー・ドバイ

    スキー・ドバイには難易度が異なる5つのゲレンデがあり、最長のコースは、最大高低差60メートル以上、最長400メートルの走路です。世界初の室内コースでスキーの技量をお試しください。また、初心者用のスロープでターンの練習をすることもできます。スキーヤー、スノーボーダーの皆さんは、それぞれのレベルに合わせて多様なスロープでお楽しみ頂けます。フリースタイルゾーンでは、スタントの練習もできます。子供から大人まで、3,000平方メートルという世界一巨大なスノーパークを満喫できます。

    開館時間:午前9時 - 深夜0時

    入場料(UAEディルハム):大人子供
    スノーパーク 90 80
    スキースロープ(2時間) 180 150
    延長料金(1時間毎) 40 30
    スキースロープ1日パス 300 240

    レンタルロッカー 20 UAEディルハム / キーカードの保証金 10 UAEディルハム(返却時に払戻し)
    Tel: +971 4 409 4000

    ビッグ・バス・ツアー

    ビッグ・バス・ツアーでは、ダブルデッカーバス(2階建て屋根なしバス)で、英語と8外国語の解説付きの市内観光を運営しています。相互に乗り入れている2つのバス路線にある20の停留所で自由に乗り降りができます。このツアーは年間を通じて毎日、レッド・ルート、ブルー・ルート共に30分毎に運行されます。時刻表は変更する場合があるので、ビッグ・バス・ツアーガイドをご参照ください。

    バスの停留所はドバイ市内に20箇所あります。詳しくはウェブサイトをご参照ください。市内観光は、全行程で約105分、ビーチー・ツアーは約135分です。途中下車をなさる場合は、時間に余裕を持ってください。

    乗車チケットは、インターネット(ディスカウント有り)、乗車時、ワッフィシティー、シティー・センター、バルジュマン・センター、モール・オブ・エミレーツ、タイム・スクエアー、ドバイ・フェスティバル・シティー、スーク・マディナ・ジュメイラ内ビッグバス出発点、ドバイ市内の主要ホテル、または電話にて購入することができます。

    バス・ツアー料金

    大人 200 UAEディルハム
    子供(5-15歳まで) 100 UAEディルハム
    家族割引(大人2名+子供2名) 540 UAEディルハム

    Tel: +971 4 340 7709
    https://www.bigbustours.com/en/dubai/dubai-bus-tours/

    アラビアン・アドベンチャーズ

    ツアー、サファリ、アクティビティなど心躍るアラビアン・アドベンチャーズで、ドバイ、UAEを知ろう。

    伝統的なダウ船によるクルーズ、又は砂漠での夕食。選ぶのは貴方です。シティーツアー、ワディの探検、サンドボーディング、らくだ乗りなどがあります。

    Tel: +971 4 303 4888(ドバイ)
    Tel: +971 2 691 1711(アブダビ)
    Tel: +971 9 204 4057(フジャイラ)

    >> TOPに戻る

    ドバイレーシングクラブ、エミレーツレーシングオーソリティー 連絡先一覧・電話番号
    Dubai Racing Club(ドバイレーシングクラブ(DRC))
    Executive Director - Racing Frank Gabriel Jr.
    携帯:+971 50 657 4398 Email: frank.gabriel@dubairacingclub.com
    International Racing Liaison Aimee Grieve
    携帯: +971 56 418 5035 Email: Aimee.Grieve@dubairacingclub.com
    Emirates Racing Authority(エミレーツレーシングオーソリティー (ERA))
    事務所 電話: +971 4 327 0077 / Fax : +971 4 327 0046/7
    Registry Office Manager Hilary Youdale
    携帯: +971 50 657 3141 Email: hilary.youdale@emiratesracing.com
    Senior Handicapper Melvin Day
    携帯: +971 50 456 0508 Email: melvin.day@emiratesracing.com
    ERA Head Steward Sam Shinsky
    携帯: +971 56 993 1434 Email: Samuel.Shinsky@emiratesracing.com
    ERA Regulatory Veterinary Officer Dr. Belinda Rose
    携帯: +971 50 189 1448 Email: Belinda.Rose@emiratesracing.com
    ERA Official Starter Shane Ryan
    携帯: +971 50 784 1194 Email: shane.ryan@emiratesracing.com
    Finance Department(会計部)
    事務所 電話: +971 4 327 0077 / Fax : +971 4 327 0052
    Accounts Mr. A K Varma
    +971 4 3168 515 Email: krishnakumar.varma@dubairacingclub.com
    International Stables(国際厩舎)
    事務所 電話: +971 4 336 1717 / Fax : +971 4 336 1508
    Stable Manager Feargal Cooper
    携帯:+971 50 457 0578 Email: feargal.cooper@dubairacingclub.com

    Dubai World Cup Quarantine(DWC検疫センター)
    事務所 電話: +971 4 336 3223 / Fax: +971 4 336 3600
    Dubai World Cup Quarantine Manager John Nicholls
    携帯:+971 50 553 2691 Email: john.nicholas@dubairacingclub.com
    Dubai World Cup Quarantine Foreman Shahzaman 携帯:+971 50 588 7721

    DWC Assistant Foreman Hidayat ur Rehman 携帯:+971 50 504 9211

    Meydan Quarantine Stables(検疫センター) 
    Stable Manager Michael Hegarty
    携帯:+971 50 453 8278 Email: michael.hegarty@dubairacingclub.com
    DWCC Farrier(DWCC装蹄師) Michael Hunt 携帯: +971 50 450 6921
    Flight Coordinator(フライト・コーディネーター) Martin Brennan
    携帯:+971 50 456 2941 Email: martin.brennan@dubairacingclub.com
    Veterinary Import / Export Office(獣医関連 輸入 / 輸出 事務所)
    事務所 電話: +971 4 336 1771 / Fax: +971 4 336 1579
    Quarantine Veterinary Officer Dr. Tony Kettle
    携帯:+971 50 459 4348 Email: anthony.kettle@dubairacingclub.com
    Dubai Equine Hospital(ドバイ競走馬診療所)
    事務所 電話: +971 4 336 6666 / Fax: +971 4 335 9575
    Chief Field Veterinarian Dr. Dionisio Felix 携帯:+971 50 658 3778
    Dubai Equine Hospital Chief Accountant Mr. Moorthy
    Email: pan.moorthy@dubaiequine.ae
    General Inquires Shahzaman Email: info@dubaiequine.ae

    Equestrian Suppliers /Tack Shop(馬具屋等)
    Dubai Racing Club Purchase Department
    事務所 電話: +971 4 333 1221 / Fax: +971 4 333 1195
    Email: purchasedept@dubairacingclub.com
    Horse World
    事務所 電話: +971 4 339 3183 / Fax: +971 4 339 3183
    Email: hworld@emirates.net.ae
    Emirates Horse Requirements
    事務所 電話: +971 4 343 7475 / Fax: +971 4 343 8664
    Email: emirta@emirates.net.ae
    Taxi タクシー
    Dubai Taxi ドバイ・タクシー 電話: +971 4 208 0808
    Metro Taxi メトロ・タクシー 電話: +971 4 267 3222
    National Taxi ナショナル・タクシー 電話: +971 4 339 0002
    Rent-a-car レンタカー
    Avis Rent A Car エイビス・レンタカー 電話: +971 4 220 3804
    Budget Rent A Car バジェット・レンタカー 電話: +971 4 295 6667
    Diamondlease Car Rental ダイアモンドリース・カーレンタル 電話:+971 4 885 2677

    Hotels ホテル
    Meydan Hotel メイダンホテル 電話:+971 4 381 3231
    Jumeirah Beach Hotel ジュメイラビーチホテル 電話: +971 4 348 0000
    Crowne Plaza Hotel クラウンプラザホテル 電話: +971 4 331 1111
    Burj Al Arab バージュアルアラブ 電話: +971 4 301 7777
    Emirates Towers Hotel エミレーツタワーズホテル 電話: +971 4 330 0000
    Mina a Salaam ミナアサラム 電話: +971 4 366 8888
    Al Qasr アルカスル 電話: +971 4 366 8888
    Dal Al Masyaf ダルアル・マシャフ 電話: +971 4 366 8888
    Coral Boutique Hotel Apartments コーラルブッティクホテルアパートメント 電話: +971 4 340 9040
    Hospitals & Clinics 病院&クリニック
    Al Maktoum Hospital アル・マクトウーム・ホスピタル 電話: +971 4 222 1211
    Al Wasl Hospital アル・ワスル・ホスピタル 電話: +971 4 324 1111
    American Hospital アメリカン・ホスピタル 電話: +971 4 336 7777
    Dubai Hospital ドバイ・ホスピタル 電話: +971 4 271 4444
    Dubai London Clinic ドバイ・ロンドン・クリニック 電話: +971 4 344 6663
    Rashid Hospital ラシード・ホスピタル 電話: +971 4 337 1111
    Emirates Hospital エミレーツ・ホスピタル 電話: +971 4 349 6666
    Welcare Hospital ウェルケア・クリニック 電話: +971 4 282 7788
    >> TOPに戻る