海外競馬ニュース 2024年01月18日 - No.2 - 1
サウジカップでホワイトアバリオとデルマソトガケが再対戦か(サウジアラビア)[開催・運営]

 昨年のブリーダーズカップ・クラシック(G1)で勝利したホワイトアバリオ(牡5 父レースデイ)と2着となったデルマソトガケ(牡4 父マインドユアビスケッツ)の両頭は、2月24日に行われる総賞金2000万ドル(約29億円)のサウジカップ(G1 ダート1800m)に予備登録を行っており、再度両者の対戦が見られるかもしれない。

 サウジカップ開催は2月23日から2日間にわたって行われる予定だが、この高額賞金の開催での栄光を求め今年は15か国から合計で1,162頭もの登録が行われた。そのうちアメリカからは123頭、昨年のサウジカップ優勝馬パンサラッサを輩出した日本からは110頭が登録され本開催を強力にサポートし、全体で41頭にのぼるG1勝ち馬などに期待が寄せられている。

 *全登録馬はこちらを参照

 昨年のホイットニーS(G1)とブリーダーズカップ・クラシック(G1)を勝利したホワイトアバリオの馬主であるC2レーシング・ステーブル&ラ・ミラグローサ・ステーブル及び同馬を管理するリック・ダトロー(Rick Dutrow Jr.)調教師は、サウジカップへの参戦を示唆している。デルマソトガケは昨年のサウジダービー(G3)で3着に入線しており、2着となったブリーダーズカップ・クラシックの後にはサウジカップへの参戦を視野に入れると関係者がコメントしていた。

 他にサウジカップに登録を行った主なアメリカ調教馬は、昨年のプリークネスS(G1)勝ち馬のナショナルトレジャー、マリブS(G1)を勝利したスピードボートビーチがおり、両馬ともに牡4歳でボブ・バファート調教師の管理馬である。

 昨年同様キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われるサウジカップ開催の総賞金は、昨年と比較して225万米ドル(約3億2,625万円)増額されている。これはネオムターフカップ(芝2,100m)および1351ターフスプリント(芝 1,351m)の2競走が国際G2に昇格したことによるものである。

 サウジアラビアジョッキークラブ(Jockey Club of Saudi Arabia:JCSA)の会長であるバンダル・ビン・カリド・アル・ファイサル殿下(HRH Prince Bandar bin Khalid Al Faisal)は次のように語った。

 「本年のサウジカップ開催にエントリーしてくださった馬主と調教師の皆様に感謝申し上げます。2月に出走馬と関係者の皆様をお迎えし、キングアブドゥルアジーズ競馬場で最高のアスリートたちのパフォーマンスをご覧いただくこと、またその経験を世界と共有できることを楽しみにしています」。

 「世界で最も注目される多くの馬が我々の看板イベントにエントリーいただいているのは大変素晴らしいことです。今や賞金増額とレース昇格という恩恵を受けております」。

 ヨーロッパからは、G1常連のルクセンブルク、ウォームハート、昨年のブリーダーズカップ・マイル(G1)で牡馬相手に2着と健闘したモージのほか、アートパワー、シムカミル、ダブルメジャーがサウジカップもしくは他競走にエントリーした。

 昨年のレッドシーターフハンデキャップ(G3)の覇者シルバーソニックおよび1351ターフスプリントの覇者バスラットレオンは、いずれもディフェンディングチャンピオンとして予備登録を行った。また、ニューヨークでG1を複数勝利し、過去2年の1351ターフスプリントで連続2着となったカーサクリードも同レースに登録し、3年連続の参戦を狙う。

 昨年のドバイワールドカップ覇者ウシュバテソーロ、ドバイゴールデンシャヒーンを制したアメリカ調教馬シベリウスもそれぞれエントリーを行った。また、日本を代表するダートホースで、チャンピオンズカップ(G1)を制しサウジカップの優先出走権を手にしているケンタッキー産馬レモンポップも同レースに登録した。

 地元サウジアラビアからは、元アメリカ調教馬ディファンデッド、昨年の二聖モスクの守護者カップ(サウジG1)を制したスコットランドヤードがそれぞれサウジカップにエントリーしたほか、キングアブドゥラステーブルの有望な3歳馬タイバフェイルがサウジダービーへの出走を検討している。

By BloodHorse Staff
(1ドル=約145円)


[bloodhorse.com 2024年1月11日「White Abarrio, Derma Sotogake Pre-Entered in Saudi Cup」]