海外競馬ニュース 2023年01月26日 - No.3 - 1
2023年ペガサスワールドカップ、予想オッズでサイバーナイフが本命(アメリカ)[その他]

 総賞金300万ドル(約3億9,000万円)のペガサスワールドカップ(G1)の出走馬のほとんどは先週末にレース前の最終追い切りを行った。出走馬12頭の中には、予想オッズ3.5倍で本命とされるサイバーナイフがいる。

 サイバーナイフはペガサスワールドカップをラストランとして引退し、スペンドスリフトファームで種牡馬になる予定。1月21日(土)、ブラッド・コックス調教師が冬場の拠点とするフェアグラウンズ競馬場で行われた追い切りで、5ハロン1分1秒20のタイムをマークした。

 コックス調教師は、「サイバーナイフが心身ともにこれだけ良い状態を保てているのは本当に驚くべきことです。この6ヵ月~8ヵ月間で精神的に大きく成長しましたね。馬体も見違えるほど素晴らしいです。大一番にのぞむ準備はしっかりできていますね」と語った。

 サイバーナイフはペガサスワールドカップ(ダート 約1800m)でフロラン・ジェルー騎手を背に10番ゲートから発走予定である。奇しくも5年前の2018年ペガサスワールドカップ(ガルフストリームパーク)で、サイバーナイフの父ガンランナーがジェルー騎手を背に10番ゲートから発走してラストランを勝利で飾った。ガンランナーはすでに世界的な種牡馬としての地位を確立している。

 2年前にニックスゴーでペガサスワールドカップを制しているコックス調教師は、「サイバーナイフは強豪馬グループを相手にすることは間違いありませんが、早くから攻めていけば大丈夫だと思います。この距離とコース形態は、彼のスタイルにちょうど合っているでしょう」と語った。

 ペガサスワールドカップには2頭の補欠馬を含め合計14頭が登録している。フェアグラウンズから遠征してくるもう1頭の馬、プロクシー(1番ゲート ジョエル・ロザリオ騎手)はピート・アイエロ氏による予想オッズで5.5倍の2番人気である。それに続くオッズがつけられているのは、サフィー・ジョセフJr. 厩舎からの出走馬3頭のうちの1頭であるスキッピーロングストッキング(7番ゲート ホセ・オルティス騎手)と、カリフォルニアのボブ・バファート厩舎に所属するディファンデッド (5番ゲート イラッド・オルティスJr. 騎手)である。

 一方、ガルフストリームパーク競馬場の厩舎地区の第21厩舎では1月21日(土)に馬ヘルペスウイルスの陽性反応が出たことをうけ検疫が実施されている。しかしこの検疫は、他州から遠征してくる調教師の輸送計画に影響を与えなかったようだ。パウロ・ロボ調教師は1月23日(月)朝、「それでもケンタッキーの厩舎からアイヴァーを含む3頭を遠征させるつもりです」と述べていた。アイヴァーは28日(土)の総賞金100万ドル(約1億3,000万円)のペガサスワールドカップターフ(G1)で上々の人気を集めている。

 ロボ調教師は「聞いたところによると、馬の輸送に問題はなさそうです」と語った。

 ハビエル・カステリャーノ騎手が鞍上を務めるアイヴァーは12頭立てのペガサスワールドカップターフ(芝 約1800m)で10番ゲートから発走する予定。

 28日(土)の総賞金50万ドル(約6,500万円)の11頭立てのペガサスワールドカップフィリー&メアターフ(G3 芝 約1700m)では、シャンティサラ(9番ゲートイラッド・オルティスJr.騎手)が予想オッズで1番人気となっている。この馬が優勝すればチャド・ブラウン調教師はこのレースを連勝することになる。昨年はリーガルグローリーで初勝利を収めている。

 1月28日(土)は13レース施行され、第1競走の発走時刻はEST午前10時50分(日本時間 29日午前0時50分)である。ペガサスワールドカップフィリー&メアターフ(第11競走)とペガサスワールドカップターフ(第12競走)が施行された後に、第13競走としてペガサスワールドカップはEST午後5時40分(日本時間29日午前7時40分)に発走する。これら3レースのほかに、アンダーカードとして重賞4レースを含む5つのステークス競走が施行される。

 NBCでは、EST午後4時30分(日本時間29日午前6時30分)から90分にわたってペガサス競走を生中継する。

 28日(土)は当日券の発売はなく、入場券は競馬場のウェブサイトで購入できる(gulfstreampark.com)。
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[drf.com 2022年1月24日「Pegasus World Cup: Cyberknife, the 5-2 morning-line favorite, among weekend workers」]