海外競馬ニュース 2013年02月28日 - No.9 - 3
BHA、有給裁決委員の新しい研修プログラムを策定(イギリス)[その他]

 人は、警察官が自分よりも若く見えたときに“年を取ったなぁ”と実感するらしいが、競馬の裁決委員についても近いうちに同じことが言えるようになるだろう。

 BHA(英国競馬統轄機構)は競馬監視の最前線に若者を登用することを目指している。合格者は2名とされており、合格者に対する有給裁決委員の新たな研修プログラムの詳細が発表された。

 この研修プログラムは昨日のレーシングポスト紙に掲載されていたが、応募者は1年間有給裁決委員の関わるすべての分野で研修を受け、同時にBHAの幅広い業務で経験を積むことになる。

 研修生たちは、競馬場とBHAのロンドン本部の両方をベースに、有給裁決委員の競馬開催日の監視業務の補佐を行う。またパターン競走と公式レーティング作成方法を理解するために、ハンデキャッパーチームと一緒に時間を過ごす。

 この研修プログラムは、大学院レベルの個人を対象としている。

 12ヵ月間の研修の後は、競馬開催運営や監視担当部署で常勤職員となる可能性が高い。

 BHAのCEOポール・ビター(Paul Bittar)氏は次のように語った。「この研修プログラムは、競馬監視分野で働くための実地経験を積みたい個人にとってばかりでなく、幅広い潜在的候補者から人材を募り、能力の高い大学院生を採用するBHAにとっても素晴らしいチャンスとなります」。

 「競馬界において有給裁決委員は非常に重要な役割を果たしており、BHAの競馬監視の最前線にいます。他国の競馬統轄機関においても同様の研修プログラムが実施されており、将来の裁決委員を雇用し訓練するための制度として有効であることが証明されています」。

By Graham Green

[Racing Post 2013年2月2日「BHA launches trainee stipendiary scheme」]