海外競馬ニュース 2008年06月12日 - No.23 - 3
騎手協会、アドバイザー医師と会計監査役を募集(イギリス)[その他]

 騎手協会(Professional Jockeys’ Association: PJA)は、その組織を拡大し、新たにアドバイザー医師と会計監査役のポストを設け、募集を始めた。

 ベッドフェア社(Betfair)と負傷騎手基金(Injured Jockeys’ Fund: IJF)からの資金援助によって常勤アドバイザー医師が採用されることになる。

 採用された医師は、騎手に対する医学的なアドバイス、専門医の紹介、レース中に負傷した騎手の管理を担当するほか、栄養学、物理療法、心理学の面から騎手の健康を向上させるなどの追加的支援業務も担当する。

 PJAのジョシュ・アピアフィ(Josh Apiafi)理事長は、「メンバーである騎手たちのために医師を採用できるのは、ベットフェア社とIJFからの寛大な財政的援助のおかげです。医師のアドバイスは、騎手たちにとって基本的に重要な財産となり、アドバイザー医師は重要な役割を果たすでしょう」と語った。

 同理事長はまた、「会計監査役のポストは、PJAがスポンサーの獲得などによる資金で組織的に自立するために設けられるものです。任命された会計監査役は組織の発展計画とともにPJAのこの分野の業務の財務全体を監査することになるでしょう」と付け加えた。

By Racing Post staff

[Racing Post 2008年5月21日「PJA look to fill two new positions」]