１０月６日（日）にフランスのロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞（G1）等に出走予定の日本馬の調教状況及び関係者のコメントをお知らせいたします。

・オルフェーヴル号　（牡５歳　栗東・池江　泰寿厩舎）　※Ｃ．スミヨン騎手騎乗
・ブラーニーストーン号　（せん６歳　栗東・池江　泰寿厩舎）

今日の調教状況：エーグル調教場（周回芝コース）

６ハロン　４頭の併せ馬
４頭集団の一番後ろを追走し、ラスト３００ｍで抜け出し、最後は約５馬身先着。

池江　泰寿調教師の話

・オルフェーヴル号
「最終追い切りは折り合いもついて、抜け出したあともグイグイ伸びていました。一叩きした効果も十分にあり、大変満足しています。スミヨン騎手も『良い状態でハッピーだ』と言っていました。これから私が出来ることは、オルフェーヴルの状態を最高に仕上げていくだけで、あとはスミヨン騎手とオルフェーヴルに任せるだけです。凱旋門賞（G1）は、これまで日本の競馬に携わってきた人の悲願です。日本代表の１頭として、ぜひともこの悲願を達成させたいです。」

・キズナ号　（牡３歳　栗東・佐々木　晶三厩舎）　※武　豊騎手騎乗
・ステラウインド号　（牡４歳　美浦・尾関　知人厩舎）

今日の調教状況：エーグル調教場（直線芝コース）

６ハロン　２頭の併せ馬
ステラウインド号を３馬身追走し、ラスト１ハロンで並びかけ、一杯に追う。
最後は約３馬身先着。

佐々木　晶三調教師の話

・キズナ号
「とてもいい動きだったと思います。思わず、『Ｇｏｏｄ』と言ってしまいました。ニエル賞（G2）の追い切りのときは、少しモタモタするところがありましたが、今日は、気分良くスッと突き放す動きでしたので、前走よりもはるかに良い仕上がりです。日本ダービー（GI）よりも良い動きだったと思います。」

武　豊騎手の話

・キズナ号
「今日は前哨戦のときよりも動きがよく、フランスで一回走って状態が確実にアップしていると感じました。今回は凱旋門賞（G1）であり、出走メンバーは世界最強となりますが、日本ダービー馬ですし、前哨戦も勝っているので、どういうレースになるか色々考えながら彼のよさを引き出した騎乗をしたいと思います。また、ディープインパクトの産駒でもありますので、その馬で戦えることを嬉しく思っています。ここまできたら、あとはレースに挑むだけ。悔いのないようベストを尽くし、勝つレースをしたいです。頑張ります。」

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