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2019年09月26日  - No.37 - 3

サンタアニタ競馬場、秋開催開幕前に獣医師による徹底調査を実施(アメリカ)[開催・運営]


 サンタアニタパーク競馬場は、9月27日(金)に開幕する秋開催(23日間)に備え、名高い馬専門獣医師チームによる調査を受けることを発表した。

 ストロナックグループの最高獣医責任者ディオーヌ・ベンソン(Dionne Benson)博士の指揮の下、総勢7名の獣医師チームがサンタアニタの調教およびレース運営の全ての側面を監督する。

 サンタアニタ競馬場は、調教および診療の手順の改善、そして最良の実践方法(ベストプラクティス)を馬に適用することを主導してきた。ベンソン博士とそのチームは、調教師が追い切り48時間前に提出した許可申請(本馬場と6ハロンの調教馬場の両方)をすべて確認する。また、全ての出走登録馬についても調べる。

 この獣医師チームは、ベンソン博士、ローリー・ボハナン(Laurie Bohanan)博士(サンタアニタの上級獣医師)、エイプリル・マウロ(April Mauro)博士、ジェイ・デルアリー(Jay Deluhery)博士、フェルナンダ・マチャダ(Fernanda Machada)博士により構成される。そして、ダナ・ステッド(Dana Stead)博士(サンタアニタの主な競馬場常駐獣医師)とロバート・オニール(Robert O'Neill)博士(ストロナックグループの獣医師)が協力する。

 このチームは過去成績・調教パターン・獣医診療記録を調査するだけでなく、毎朝本馬場と調教馬場に出入りする馬を観察し続ける。また、馬がジョグ・駆歩・馬なり運動などの日常の調教をこなしている様子を監視する。

 全ての出走登録馬は、それぞれの厩舎で馬体検査を受ける。また追い切り48時間前の許可申請の確認プロセスの一環として、選択された馬の馬体検査も行われる。

Santa Anita Park Press Release

(関連記事)海外競馬ニュース 2019年No.25「2019年ブリーダーズカップは計画どおりサンタアニタ競馬場で開催(アメリカ)

[bloodhorse.com 2019年9月23日「Inspection Team in Place for Upcoming Santa Anita Meet」]


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