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海外競馬情報
2024年11月20日  - No.11 - 7

ドバウィ、種付料35万ポンドのままトップに君臨(欧州)【生産】


 ドバウィは2025年もダーレーの種牡馬群のトップに君臨し、種付料は3年連続で35万ポンド(約7,000万円)とされる。一方、ブルーポイント、トゥーダーンホット、ナイトオブサンダーはダーレーおいて最も顕著な昇進を果たした。

 ダーレーは来年のドバウィの種付頭数を減らすことを報告した。ドバウィはノータブルスピーチが4頭目の英2000ギニー(G1)優勝産駒となり、エゼリヤが英オークス(G1)を制覇するという華々しいシーズンを終えたばかりである。

 キルダンガンスタッドにいるブルーポイントの種付料は6ケタの10万ユーロ(約1,650万円)に跳ね上がる。彼はフレッシュマンサイアーとして素晴らしいシーズンを過ごしたのちに、今年は6万ユーロ(約990万円)で供用されていた。G1・3勝を達成したロザリオンは短距離G1馬のビッグイーヴスやカインドオブブルーとならび、代表的なブルーポイント産駒である。

 キルダンガンスタッドにいるもう一頭は、父ドバウィの後継種牡馬と目されるナイトオブサンダーである。愛チャンピオンS(G1)優勝馬エコノミクスや優秀な2歳牝馬のデザートフラワーとフェアリーゴッドマザーを送り出している。2025年には種付料が10万ユーロ(約1,650万円)から15万ユーロ(約2,575万円)に引き上げられる。

 トゥーダーンホットは、北半球、南半球を問わず初年度と2年目の産駒が目覚ましい結果を出しており、ダーラムホールスタッドでの種付料は6万5,000ポンド(約1,300万円)から9万ポンド(約1,800万円)に跳ね上がる。

 パレスピアとスペースブルースの初年度産駒は今年1歳となりセリに上場された。一方、ネイヴァルクラウンとパーフェクトパワーはもうすぐ開催される当歳セールで産駒が注目されることになるだろう。

 アースライト、ガイヤース、ピナトゥボは今年、初年度産駒がデビューし、好調な滑り出しを見せた。

 ダーレーの種牡馬担当部長であるサム・ブラード氏はこう語った。「ブルーポイント、ナイトオブサンダー、トゥーダーンホットといった優れた種牡馬が3頭いることは、チーム全員にとって大きな誇りです。何よりも、我らの偉大な種牡馬、ドバウィとシャマルダルの産駒なのです」。

 「ダーレーの種牡馬群は生産者の皆様に、牝馬の相手として豊富な選択肢を提供します。実績を積んだ種牡馬からワクワクするような若い種牡馬までさまざまです。今後数ヵ月のうちに彼らを披露できることを楽しみにしています」。
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By Tom Peacock

(1ポンド=約200円、1ユーロ=約165円)

[Racing Post 2024年11月5日「Dubawi stays steady at £350,000 with Blue Point, Too Darn Hot and Night Of Thunder the big Darley movers for 2025」]


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