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2017年05月20日  - No.5 - 1

2016年の米国各州の賞金提供額(アメリカ)【開催・運営】


 2016年の全米の競馬賞金提供額は0.9%減少して10億8,370万ドル(約1,246億2,550万円)となった。この減少の大きな要因は、全米のレース数が2.3%減少したことである。

 州別では、2016年に1億ドル(約115億円)以上の賞金を提供した州は3州あったが、前年と比較すると、それらの州すべてにおいて賞金提供額は減少した。

 これら3州のうち、ニューヨーク州の賞金提供額は1.5%減少して1億8,067万2,623ドル(約207億7,735万円)となり、カリフォルニア州の賞金提供額は1.9%減少して1億3,134万6,036ドル(約151億479万円)となった。また、ペンシルベニア州の賞金提供額は最も大きく減少し(-4%)、1億460万4,662ドル(約120億2,954万円)となった。

 一方、上位5州のうち、2州の賞金提供額は増加した。フロリダ州は0.2%の微増で9,123万2,020ドル(約104億9,168万円)に、ケンタッキー州はより大幅な4%増で7,734万7,285ドル(約88億9,494万円)となった。

 賞金提供額が10%以上増加した州は3州で、アーカンソー州、オレゴン州、ミシガン州である。また、賞金提供額が10%以上減少した州は5州で、ニューメキシコ州、ワシントン州、イリノイ州、ニュージャージー州、ワイオミング州である。


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(1ドル=約115円)

[The Blood-Horse 2017年4月8日「State of the States, in Terms of Purses」]


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