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2024年02月15日  - No.6 - 3

レイチェルアレクサンドラの初仔ジェスズドリームが12歳で死亡(アメリカ)[生産]


 ストーンストリート・ファームは2月11日、殿堂馬レイチェルアレクサンドラの初仔であるジェスズドリーム(父カーリン)が蹄葉炎により安楽死措置が取られたと発表した。同牧場の自家生産馬で12歳だった。

 X(旧ツイッター)への投稿で、ストーンストリートは「症状は突然現れたもので同馬が種牡馬を引退したこととは無関係です。すぐに獣医師が対応にあたりましたが、苦痛を和らげることの出来ないところまで病状が悪化してしまいました。本当に寂しい気持ちです」と述べた。

 ストーンストリートのオーナーだった故ジェス・ジャクソン氏にちなんで名付けられたジェスズドリームは、年度代表馬であり後に殿堂入りした2頭の間に生まれた産駒として、誕生時から大きな期待を背負っていた。生涯唯一の出走となった2015年8月のサラトガ競馬場でのデビュー戦(別定重量)で、同馬は勝利した。2009年の年度代表馬である母レイチェルアレクサンドラの仔は2頭しかおらず、もう1頭はG1馬ベルナルディーニを父に持つ2013年生まれのレイチェルズヴァレンティナである。

 ジェスズドリームは、エステート・オブ・ハロルド・マコーミックとストーンストリート・ファームとの共同生産であった。

 ジェスズドリームは2017年に種牡馬入りし、昨年末に繁殖から引退した。産駒は212頭で、うち147頭がデビューし、98頭が勝ち上がった。その中にはスウィートダニーズガール(Sweet Dani's Girl)、イントレピッドデイドリーム(Intrepid Daydream)、レストオブザストーリー(Restofthestory)らがいた 。

By Joe Perez


(関連記事)海外競馬ニュース 2012年No.5「レイチェルアレクサンドラ、初仔を出産(アメリカ)、海外競馬ニュース 2015年No.31「レイチェルアレクサンドラの仔がデビュー戦で勝利(アメリカ)

[bloodhorse.com 2024年2月11日「Regally Bred Jess's Dream Euthanized Due to Laminitis」]


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