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海外競馬ニュース
2023年07月27日  - No.28 - 3

HISA、一定期間内の関節内注射を禁止するルールのガイダンスを更新(アメリカ)[開催・運営]


 HISA(競馬の公正確保と安全に関する統括機関)のアンチドーピング&薬物規制(ADMC)常任委員会は関節内注射のルールについて再考し、そのルール執行に関する新たなガイダンスを発表した。

 HISAのADMCルール4222条では、「競走当日」、「競走の発走時刻の14日以内」、「タイム計測&レポートを伴う追い切りの7日以内」の関節内注射を禁止している。2023年7月16日より、HIWU(競馬の公正確保・福祉ユニット)はタイム計測&レポートを伴う追い切りの7日前の関節内注射の禁止に違反した対象馬の責任者に対し、以下の制裁を科す(365日以内)。
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 2023年7月16日より、対象馬は「追い切り」「競走日」に関する関節内注射ルールに違反しても365日のあいだの再犯でないかぎり、出走停止処分を科されることはない。

 この新しいガイダンスが7月16日に発効するまでは、6月26日に発表されたガイダンスに従い、タイム計測&レポートを伴う追い切りの7日以内の関節内注射の禁止は対象馬に対してのみ有効であり30日間の出走停止処分が科される。競走の発走時刻の14日以内の関節内注射の禁止に関する制裁は、対象馬に出走停止処分が科されないこと以外は変更されていない。

 7月14日発表されたガイダンスの全文は、HISAの ADMC常任委員会とHISA理事会によって承認されたもので、HISAのウェブサイトに掲載されている。

 ルール4222条のもと注射投与日は初日とみなされる。注射投与後8日目に追い切りを行うことができ、注射投与日の15日目以降であればいつでもレースに出走することができる。

By HISA

(1ドル=約140円)

[bloodhorse.com 2023年7月14日「HISA Updates Guidance on Intra-Articular Injections」]


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