TOPページ > 海外競馬ニュース > チャールズ国王の戴冠式、英2000ギニーと同じ日に執り行われる予定(イギリス)[その他]
海外競馬ニュース
2022年10月13日  - No.38 - 5

チャールズ国王の戴冠式、英2000ギニーと同じ日に執り行われる予定(イギリス)[その他]


 チャールズ3世の戴冠式は来年5月6日(土)に執り行われる。ちょうどこの日は、ニューマーケット競馬場で英2000ギニー(G1)が施行される日である。

 この戴冠式の日程が、同日に施行予定の競馬開催に及ぼす影響について、BHA(英国競馬統括機構)は検討しているものと思われる。

 英国ではこのほか、ドンカスター・グッドウッド・サースク・ヘクサム・ユートクセターの5場で競馬開催が予定されている。

 ニューマーケット競馬場を運営するジョッキークラブは、この発表についてコメントするには早すぎると述べた。

 戴冠式はロンドンのウェストミンスター寺院で、カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビーの立ち合いのもと執り行われる。国王は妻のカミラ王妃とともに戴冠する。

 チャールズ国王は10月4日、ジャストファイン(Just Fine)がレスター競馬場のレースを制したことで、王室の服色で初勝利を挙げた。また10月10日、パーフェクトアリバイ(Perfect Alibi)がベックフォードS(L ヤーマス)を制したことで国王としてリステッド初勝利を達成した。

 戴冠式は1953年6月のエリザベス2世以来およそ70年ぶりとなる。また1902年のエドワード7世以来、初めて土曜日に執り行われることになる。

 戴冠式の週末に祝日が追加されるか、もしくは祝日がそこに移動するかについては不明である。すでに5月1日(月)は祝日とされている。

 バッキンガム宮殿は、戴冠式は"昔ながらの伝統と華麗さに根ざしたもの"であると同時に、"今日の君主の役割を反映して未来に目を向けるもの"であると述べている。

 戴冠式は英2000ギニーだけでなく、サッカーのプレミアリーグの全試合とイングリッシュ・フットボールリーグのシーズン最終日の午後とぶつかることになる。

 10月初旬、戴冠式は英ダービー(G1)やサッカーのFAカップ決勝戦が行われる6月3日(土)になるのではないかという憶測が流れていた。

By Owen Goulding

[Racing Post 2022年10月11日「Coronation of King Charles to take place on 2,000 Guineas day in May 2023」]


上に戻る