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海外競馬ニュース
2022年04月07日  - No.13 - 2

日本馬クラウンプライド、すでにチャーチルダウンズに到着(アメリカ)[その他]


 2019年ケンタッキーダービー(G1)に出走した日本馬マスターフェンサーは、シカゴで検疫を受け、キーンランド競馬場、そしてチャーチルダウンズ競馬場に移動してからこのレースに臨んだ。

 今年の日本からの出走馬、クラウンプライド(馬主:吉田照哉氏)はより迅速で直接的な進路を取り、3月26日にUAEダービー(G2 メイダン)を制した後、すでに飛行機でドバイから米国に輸送されている。3月30日にチャーチルダウンズ競馬場の検疫施設に到着し、4月1日午前8時までに42時間の検疫を終えることができる。

 ルイジアナダービー(G2 3月26日 フェアグラウンズ)でワンツーフィニッシュを決めたエピセンターとゾゾスは3月29日にチャーチルダウンズ競馬場に早々とやって来て、その厩舎地区に入った最初のダービー出走予定馬となった。今年のケンタッキーダービーは5月7日(土)に施行される。

 チャーチルダウンズ競馬場のコミュニケーション・メディアサービス担当上席理事であるダレン・ロジャーズ氏によると、クラウンプライドはケンタッキーダービー出走予定馬として初めて同競馬場の検疫厩舎に入ったという。また同氏は、2020年春開催に向けて冬場に建設されたこの厩舎はすでにセリに上場される外国馬により利用されてきたと述べた。

 チャーチルダウンズは、海外から参戦する馬を引き付けるために検疫厩舎を設置した。海外からの遠征馬がいると、とりわけ馬券売上げが増加する。

 クラウンプライド(新谷功一厩舎)は、2019年にマスターフェンサーが6着となって以来の日本からのケンタッキーダービー[1¼マイル(約2000m)]出走馬となる。なお2016年のダービーでは、ケンタッキー州産の日本調教馬ラニ(父タピット)が参戦し9着となっている。

By Byron King

[bloodhorse.com 2022年3月31日「Japan's Crown Pride On Site at Churchill Downs」]

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