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TOPページ > 海外競馬ニュース > 第146回ケンタッキーダービーは9月5日に延期(アメリカ)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2020年03月19日  - No.11 - 1

第146回ケンタッキーダービーは9月5日に延期(アメリカ)[開催・運営]


 5月2日に予定されていた第146回ケンタッキーダービー(G1 チャーチルダウンズ競馬場)は、9月5日に日程変更される。この日程は、3月19日のケンタッキー州競馬委員会(Kentucky Horse Racing Commission:KHRC)の会議で最終承認される予定。

 チャーチルダウンズ社(Churchill Downs Inc.:CDI)のCEOビル・カースタンジェン(Bill Carstanjen)氏は、3月17日のメディア関係者や投資家との電話会議においてこう語った。「ケンタッキーダービーの145年の歴史で、日程変更は2回目です。1回目は第二次世界大戦末期でした。私たちのチームは最高のケンタッキーダービーを開催するために一丸となっており、これは私たちの生涯において全く類のない経験になるはずです。由緒あるケンタッキーダービーの伝統を常に尊重する一方で、復活力・変化への適応力・揺るぎない決断力もCDIにとって真のレガシー(遺産)です」。

 「75年間変更されなかった由緒ある日程を変更しようとしています。ダービーは何としても開催されなければならないものです。したがって今回もこの競走を維持して、9月5日に盛大に開催します。NBC(テレビ局)はプリークネスS(G1)とベルモントS(G1)をそれぞれ9月と10月初旬に延期する話合いに入っています。関係者たちが最終的に合意にいたることを願っています。まったく独特な三冠シーズンとなろうとしており、今年のブリーダーズカップを完璧に準備するものとなるでしょう」。

 3月16日午後11時現在、メリーランドジョッキークラブ(Maryland Jockey Club:MJC)の役員たちは5月16日に予定されているプリークネスS(ピムリコ競馬場)の最終計画をまとめていない。

 MJCは声明においてこう述べた。「この困難な時期において私たちが一番優先していることは、競馬産業関係者と一般の人々の健康です。私たちは州政府・地方自治体、競馬産業関係者、メディアやその他の関係者とともに、プリークネスSを施行するのに最適な日程を決定するために取り組んでいます。現在生じている様々な課題に留意していますが、プリークネスSのようなレースは私たちのコミュニティーや州に根付いており、経済的活気を取り戻すのに寄与することも理解しています。計画がさらに明確になれば、すべてをお知らせします」。

 ラリー・ホーガン州知事の広報担当であるマイク・リッチ(Mike Ricci)氏はツイッターに、「ケンタッキーダービー延期の発表を受けて、私たちはプリークネスSを9月に延期する議論に入っています」と記している。

 またNYRA(ニューヨーク競馬協会)も、6月6日に予定されているベルモントS(ベルモントパーク競馬場)に最適な日程を見つけるために取り組んでいる。

 NYRAのCEO兼理事長のデヴィッド・オールーク(David O'Rourke)氏はこう語った。「NYRAは2020年のベルモントSの開催日程を決定するために、放映権保有者のNBCスポーツ(NBC Sports)などの関係者と密接に取り組んでいます。新型コロナウイルスのパンデミックが米国人の生活に大きな影響を与えているので、大規模なイベントに関する決定は、何よりも公衆衛生と安全を優先するべきです」。

 この数週間、スポーツ界は動揺している。野球のメジャーリーグはオープン戦を中止し、NBAは3月11日の試合を中止した。

 全米の全てのビジネスと同様に、CDIはその運営を徐々に調整している。3月14日のジェフルビーS(G3 ターフウェイパーク競馬場)は無観客で開催された。CDIはまた、チャーチルダウンズ競馬場とその調教施設トラックサイド(Trackside)にある厩舎エリアのオープンを延期した。この厩舎エリアは毎年行われる冬の改装工事のために12月31日から閉まっており、3月17日に再オープンする予定だった。CDIはまた、そのヒストリカルレーシング施設ダービーシティゲーミング(Derby City Gaming ケンタッキー州ルイビル)とチャーチルダウンズ競馬場のサイマルキャスティング賭事(他場の馬券発売)の運営を、3月15日真夜中から14日間停止している。

 カースタンジェン氏は、レースが安全に開催できるのであれば無観客競馬は良い選択肢であるが、ケンタッキーダービーの熱気は観客からもたらされるとし、こう語った。

 「観客のいるケンタッキーダービーを開催できると信じています。この競走はファン参加型のレースです。その熱気と魔法は、それを楽しむために現地に駆けつけた人々からもたらされます。9月5日が適切な日程であると感じています」。

 カースタンジェン氏はケンタッキーダービーを目指す馬に対して出走権利を獲得するチャンスを増やすために、"ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー(Road to the Kentucky Derby 獲得した合計ポイントによりケンタッキーダービーへの出走権を与える制度)"の対象レースが追加されると述べた。そして、ダービーの日程変更やポイント制度の拡大がこれまで獲得したポイントに影響を及ぼすことはないと指摘した。

 「米国内の既存のステークス競走を"ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー"の新たな対象レースとすることになるでしょう。夏開催のあるパートナー競馬場と一緒に取り組み、ケンタッキーダービー出走への様々な進路を決定して、最も優秀な馬が出走できるようにします」。

 チャーチルダウンズ競馬場のケヴィン・フラナリー(Kevin Flanery)会長によれば、ケンタッキーダービーを中心とするステークス競走日程については、5月第1週に計画されている全てのスケジュールを9月第1週に移動させる。

 フラナリー会長は、「4月28日(火)~5月2日(土)の日程を9月1日(火)~5日(土)に移動させ、ケンタッキーダービーデーに先立つ競走をまさに再現させようと思っています」と語った。

 ケンタッキーダービーが9月5日に移動すれば、9月6日までの開催を予定するエリスパーク競馬場(ケンタッキー州ヘンダーソン近く)に影響が及ぶ。しかしエリス・エンターテインメント社(Ellis Entertainment)のセリ・販売担当部長であるスキップ・セア(Skip Sayre)氏によれば、同競馬場はその開催を8月30日に終了させるようだ。

 セア氏は、「私たちはかなり迅速にCDIおよびKHRCと話し合いました。ケンタッキー州最大の競馬イベントのために、私たちは喜んで開催最後の週末のレース施行を控えます。ケンタッキーダービーは競馬界のスーパーボウルだと思っています」と語った。

 購入済のケンタッキーオークス(G1)とケンタッキーダービーの入場券は、新たな日程でも自動的に有効となる。

 ダービーウィークに施行される他のレースは、現時点では決定されていない。最新情報については、以下のURLを参照してください(KentuckyDerby.com/updates)。

By Blood-Horse Staff

 
[bloodhorse.com 2020年3月17日「The 146th Kentucky Derby Moved to Sept. 5」]


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