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TOPページ > 海外競馬ニュース > 競走馬の個体識別のために"デジタルタトゥー制度"を導入(アメリカ)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2020年01月09日  - No.1 - 2

競走馬の個体識別のために"デジタルタトゥー制度"を導入(アメリカ)[開催・運営]


 サラブレッドの個体識別として新たな"デジタルタトゥー制度"の導入が2020年1月1日から始まった。サラブレッド競馬保安協会(Thoroughbred Racing Protective Bureau: TRPB)はこれを受け、小規模な競馬場や競馬開催の統括者・運営者がこの新たなプロセスを適用できるように、この新制度を米国全体で普及指導していくことを計画している。

 TRPBの上席副理事長であるJ・カーティス・リネル(J. Curtis Linnell)氏はこう語った。「デジタルタトゥーは新たなスタンダードとなります。小規模な競馬場で行われているものを含む全ての競馬開催がこの新制度を採用しなければなりません。主要競馬場では、馬識別プロセスにこのデジタルタトゥー制度が順調に導入されています。米国各地の小規模なレース開催においてもこの制度が同様に取り入れられることを信じています」。

 サラブレッド競馬場協会(Thoroughbred Racing Associations: TRA)は1946年、競馬の公正性を確保するための研究機関としてTRPBを創設した。TRPBは米国とカナダの全サラブレッド競走のために、馬識別プロセスの普及を促進している。

 2020年1月1日から、リップタトゥーのないサラブレッドが馬券発売を行うレースに初出走する場合、TRPBデジタルタトゥーのプロセスを経ていなければならない。当該馬はこれにより、パドックで正確に個体識別が行われ、出走が許可される。

 2019年末、唇の内側に焼印を入れるという長く続いてきた慣行は廃止された。しかしリップタトゥーがすでに入れられた馬は、残りの競走生活においても出走が許可される。

 北中米競馬委員会協会(Association of Racing Commissioners International:ARCI)はすでにデジタルタトゥーに関するモデルルールを承認している。2020年1月1日発効のこのモデルルールは、「2018年以降に生まれた全てのサラブレッドが出走登録前にその登録証明書にデジタルタトゥーがあることを、競走役は確かめなければならない」と定めている。

 デジタルタトゥーとは実質的に、TRPBの訓練を受けた技術士が実行する馬の個体情報の電子認証である。技術士はスキャナーを使って、電子登録情報へハイパーリンクされている馬のマイクロチップを読み込む。そして電子登録情報に含まれているマーキング(馬体各部の特徴)や仔馬の写真を十分検証した後に、馬の情報を確認し、馬のマーキングが記録されたデジタル画像を米国ジョッキークラブのデータベースにアップロードする。

 TRPBの技術士はその後、電子登録証明書にデジタルスタンプを付ける。このプロセスをデジタルタトゥーと呼び、TRPBが馬の個体情報を検証し、最新デジタル画像が血統登録データベースにアップロードされていることを示す。

 現在、米国・カナダの各地においてTRPBの訓練を受けた45名の技術士が活動しており、正式な識別を行うためにマイクロチップ読込み・写真撮影・認証などの作業を行う準備ができている。

 サラブレッドへのデジタルタトゥーを希望するホースマンの方々は、TRPB(tattoo@trpb.com)へご連絡ください。

By Blood-Horse Staff

[bloodhorse.com 2020年1月7日「Digital Tattoos The New Identifying Standard in 2020」]

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