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TOPページ > 海外競馬ニュース > ドナカ・オブライエン騎手、調教に専念するため現役引退(アイルランド)[その他]
海外競馬ニュース
2019年11月28日  - No.46 - 2

ドナカ・オブライエン騎手、調教に専念するため現役引退(アイルランド)[その他]


 愛リーディングジョッキーに2度輝いたドナカ・オブライエン(Donnacha O'Brien)騎手はわずか21歳にして、調教活動に専念するために騎手を引退することを発表した。

 エイダン・オブライエン調教師の4人の子供の中で末っ子のドナカ氏は兄ジョセフ氏の足跡をたどってきた。今月2回目のリーディングタイトルを獲得し、現在すでにティペラリー州ロングフィールドに厩舎を構えて調教師としてのキャリアを始めようとしている。

 エイダン・オブライエン調教師は、ファンシーブルー(Fancy Blue)が10月にカラ競馬場で2勝目を挙げて無敗を守ったとき、ドナカ氏がこの馬を手掛けていることを認めていた。

 弱冠16歳の若々しいドナカ氏が2014年9月にダンダーク競馬場で、父が管理するクオーツ(Quartz)に騎乗して初勝利を決めたとき、旋風が巻き起こった。そして、今年の11月3日(平地シーズン最終日)にネース競馬場においてノーベルプライズ(Nobel Prize)で果たした未勝利戦優勝が現役生活最後の勝鞍となった。これにより、ドナカ氏は今シーズン111勝を挙げ、2回目のリーディングタイトルを手にした。

 ツイッターで引退を発表したドナカ氏は、声明においてこう述べた。「しばらく考えた末に、来年は調教に専念することを決心しました。素晴らしい騎手生活を過ごしました。すべて周りの人々のおかげです。とりわけマグニア家、スミス家、テイバー家の人々、そして私の家族のサポートに深く感謝したいと思います」。

 「来年、少頭数の馬の管理を始めることを楽しみにしており、そこから調教活動を築き上げていくことを望んでいます」。

 騎手生活のとても早い段階において、ドナカ氏はエルサルバドル(El Salvador)で2014年愛ロシア皇太子Hを制して名声を得た。それはその後の大活躍の兆しだった。

 2016年愛チャンピオンズウィークエンドでは、兄ジョセフ氏が手掛ける単勝26倍の伏兵イントリケートリー(Intricately)でモイグレアスタッドS(G1)を制し、G1初優勝を達成した。

 それは家族全体にとっての快挙だった。兄ジョセフ氏にとっては調教師としてのG1初勝利であり、イントリケートリーは母アンマリー氏の生産馬だった。

 ドナカ氏のG1・2勝目は、翌年の同じレースにおけるハッピリー(Happily)での勝利だった。このレースでは父エイダン氏の管理馬が1着~3着を独占した。

 2018年5月には、サクソンウォリアーが英2000ギニー(G1 ニューマーケット)を制し、ドナカ氏にアイルランド外でのG1初勝利をもたらした。ドナカ氏はフォーエバートゥギャザー(Forever Together)で英オークス(G1)も制したが、おそらく2018年におけるハイライトは6月の最終土曜日に兄ジョセフ氏の手掛けたラトローブ(Latrobe)に騎乗して掴んだ愛ダービー(G1 カラ)優勝だろう。

 またドナカ氏は2018年、フェアリーランド(Fairyland)でチェヴァリーパークS(G1)、テンソブリンズ(Ten Sovereigns)でミドルパークS(G1)、マグナグレシア(Magna Grecia)でフューチュリティトロフィー(G1)を制して、立派な成績でシーズンを終えた。

 ドナカ氏の天才的な手腕は、今年の英2000ギニー(5月4日)で最大限に発揮された。17番ゲートから発走したマグナグレシアは、16頭の馬群から離れて内埒沿いを走る3頭のグループの中に入っていた。単勝6.5倍の同馬がキングオブチェンジ(King Of Change)を2½馬身退けて優勝したことで、ドナカ氏の見事な腕前が証明された。

 最後のG1勝利(10勝目)となったのは、マジカル(Magical)で達成した英チャンピオンS(G1 アスコット)優勝である。それはまさに、バリードイルで毎朝同馬に騎乗していたことで達成した勝利だった。

 ドナカ氏は5月にアイルランド競馬監理委員会(Irish Horseracing Regulatory Board)の調教師課程を修了しており、騎手引退後に調教師となることは明らかだった。5年間の騎手生活で多くの勝利を挙げ、飛躍的な成長を遂げた。

 パディパワー社は早速、ドナカ・オブライエン氏の調教活動に以下のようなオッズを付けている。

2020年に重賞優勝...2.38倍

2020年にG1優勝...13倍

2020年に英国かアイルランドでクラシック優勝...34倍

By David Jennings

[Racing Post 2019年11月24日「Donnacha O'Brien quits the saddle to focus on training career」]


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