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TOPページ > 海外競馬ニュース > デットーリ騎手、モーリスドゲスト賞で今年のG1・12勝目を達成(フランス)[その他]
海外競馬ニュース
2019年08月08日  - No.30 - 2

デットーリ騎手、モーリスドゲスト賞で今年のG1・12勝目を達成(フランス)[その他]


 8月に入ったばかりだが、フランキー・デットーリ騎手は今シーズンのG1・12勝目を挙げた。33年間のキャリアにおいて、これほどまでに素晴らしいシーズンは一度もなかった。

 1週間前にはG1を"わずか"9勝しかしていなかった。デットーリ騎手は8月1日(木)、ナッソーS(G1)でメダーイー(Mehdaayih)に乗ろうとしているときに、「グロリアスグッドウッド開催のこの最後のG1は勝てないかもしれない」と冗談めかして言っていた。しかし、スポーツ界のトップレベルにいるごくわずかのアスリートしか持ち合わせていない自信のようなものに溢れていたのは一目瞭然だった。

 8月4日(日)のドーヴィル競馬場において、デットーリ騎手はモーリスドゲスト賞(G1 芝1300m)に挑戦するのにふさわしい実力を誇るアドヴァータイズ(Advertise)とコンビを組み、ブランド(Brando)の容赦ない襲撃を退けて優勝した。また、スペースブルース(Space Blues)がフランス調教馬のスピニングメモリーズ(Spinning Memories)よりもわずかに先着したことで、1着~3着を英国調教馬が独占することとなった。

 デットーリ騎手はこう語った。「先行していたプリティポリアナ(Pretty Pollyanna)の後ろにつくことができたのですが、残り2ハロン(約400m)のところで、先頭に立ったアドヴァータイズはわずかに集中力を欠いたので手綱を引かなければなりませんでした。残り300mのところで他馬が近づいてきたので、脚で合図したところ素晴らしい末脚を見せました。彼はわずかに気を抜きましたが、ブランドの気配が迫ったときに再びダッシュしました」。

 「直線でしばらく先頭を走っていたので、差される危険はありました。しかし彼は素晴らしい形でゴールしました。タフな馬です。悪いレースの走り方を知らないかのようです」。

 マーティン・ミード(Martyn Meade)調教師は、ジュライカップ(G1 ニューマーケット)でアドヴァータイズがテンソブリンズ(Ten Sovereigns)に2¾馬身差で負かされたとき何か企てられたのではないかと感じたことを隠し立てしなかった。しかしデットーリ騎手の考え方は違った。

 同騎手はこう語った。「どんな風にも考えることはできますが、ジュライカップではテンソブリンズには追いつけませんでした。彼は逃げ切りました。とても速い馬場でしたが、その日のテンソブリンズは無敵でした。一方アドヴァータイズはとても堅実で、G1・3勝を果たしており、いつも自分のレースをします。それはマーティンとすべての関係者にとって素晴らしいことです」。

 歴史ある調教場マントン・エステートを拠点とするミード調教師にとって、春の成績不振は今や過去のものである。同調教師は優秀な馬を託されたときに、その馬の実力を最大限に引き出すことで信頼されている。

 ミード調教師が手掛けた2017年フォレ賞(G1 芝1400m)の優勝馬アクレイム(Aclaim)は種牡馬となった。また、種牡馬生活を始めようとしているエミネント(Eminent 父フランケル)は生産者からたいへんな人気を得ている。同調教師はアドヴァータイズが今シーズン末に種牡馬入りする前にどのレースを走らせるかを考えており、"種牡馬としての人気"は無視してはならない要素だと考えている。

 ミード調教師はこう語った。「アドヴァータイズはやるべきことはすべて達成しました。しかし、有終の美を飾らなければならないので、次に出走させるレースについてはもっとポジティブになろうと考えています。ただチャンスや賞金のために出走させるわけではありません。人気ある種牡馬になってもらうためであり、彼は本来の実力を見せてくれると思っています」。

 デットーリ騎手はヘイドックスプリントカップ(G1 芝約1200m 9月7日)やチャンピオンズスプリントS(G1 芝約1200m 10月19日)に挑戦するように進言していた。しかし、同調教師は人の意見に左右されることはなく、決定を急いでいなかった。

 ミード調教師はこう付言した。「引退までに1回か2回出走させるかもしれません。多分、凱旋門賞ウィークエンドにフランスに戻ってきてフォレ賞に出走させるでしょう。アドヴァータイズはその頃にはこれまで手掛けた最高の馬に仕上がっているはずです。私たちは比較的短い期間でここまで到達でき、2~3頭の極めて優秀な馬に巡り会えたことは本当にラッキーでした。これが長続きすることを願っています。次の優良馬に出会うために、一番下の引出しまで開けて丹念に探すかもしれません」。

By Scott Burton

[Racing Post 2019年8月4日「Dettori dozen: Advertise gives rider 12th Group 1 of 2019 in Maurice de Gheest」]

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