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TOPページ > 海外競馬ニュース > 名伯楽マリンズ調教師がチェルトナムゴールドカップ初優勝(イギリス)[その他]
海外競馬ニュース
2019年03月20日  - No.11 - 1

名伯楽マリンズ調教師がチェルトナムゴールドカップ初優勝(イギリス)[その他]


 長らく待たれていた瞬間が訪れた。3月15日(金)、伝説的トレーナーのウィリー・マリンズ(Willie Mullins)調教師が20年の挑戦の末、ついにチェルトナムゴールドカップ(G1)を制したのだ。このレースに単勝13倍で挑んだ管理馬アルブームフォト(Al Boum Photo 7歳)は、坂の上でスピードを上げて、アニバルフライ(Anibale Fly)とブリストルドメ(Bristol De Mai)を引き離した。

 昨年の優勝馬ネイティヴリバー(Native River)と2着馬マイトバイト(Might Bite)は、道中苦心しながら走っていた。2頭はずっとプレッシャーを掛けられ、ポール・タウネンド(Paul Townend)騎手が騎乗するアルブームフォトに挑んで行くことができなかった。

 アルブームフォトはゴールまで2つの障害を残すところで先頭に立ったが、あまりスムーズな状態ではなかった。しかし最後方から全力で走ってきた同馬は、単勝23倍のアニバルフライを2½馬身引き離してゴール板を駆け抜けた。

 ブリストルドメは、順調に走っていたが終盤でスタミナに欠き、道を譲って3着となった。ネイティヴリバーは先行して見事に残り4着に粘った。

 タウネンド騎手にとって、この優勝は騎手生活で最高の勝利となった。また、アークルチャレンジトロフィー(G1)をデュックデジュニエーヴル(Duc Des Genievres マリンズ厩舎)で制していたので、チェルトナムフェスティバルでの2勝目となった。なお、ルビー・ウォルシュ(Ruby Walsh)騎手は、同じくマリンズ厩舎のベルシル(Bellshill)を騎乗馬に選んだが、同馬は良いところがなく競走を中止した。

 印象に残っていたのは、タウネンド騎手が昨シーズン、パンチェスタウン競馬場で誤って最終障害の方向にアルブームフォトを導いてしまったときに、「この馬に借りがあります」と言っていたことだ。

 同騎手は見習いのときからマリンズ厩舎に属しており、馬主のジョー・ドネリー(Joe Donnelly)氏とマリンズ調教師に感謝している。同騎手は、3月12日(火)のチャンピオンハードルチャレンジトロフィー(G1)でも、このコンビのメロン(Melon)に騎乗して2着に健闘した。

 タウネンド騎手はこう語った。「うまくリズムに乗ることができました。最初の2つの障害を飛越したあとはすべてが流れるようでした。アルブームフォトはすべての障害を飛越し、本当の闘士のようであり、ゴールまで真っ直ぐ走りました。信じられないほど感情が高ぶりました。体はうずき、身震いしていたと断言できます!」

 デイヴィー・ラッセル(Davy Russell)騎手が騎乗した単勝4.3倍で1番人気のプリゼンティングパーシー(Presenting Percy)は、最初の1周目はほとんど最後方につけていたが、掛けられたプレッシャーに対応できずに8着に終わった。ラッセル騎手は、「プリゼンティングパーシーは全くリズムに乗れませんでした」と述べた。

 ネイディヴリバーに騎乗したリーディングジョッキーのリチャード・ジョンソン(Richard Johnson)騎手は、こう語った。「ネイティヴリバーは良いスタートを切ることができず、それからはずっと苦戦しました。先頭に立って、抜かされましたが、何とか粘って4着を確保しました。来年にはもっとチャンスがあることを願っています」。

 ポール・ニコルズ(Paul Nicholls)調教師は、トップオブザゲーム(Topofthegame)とフロドン(Frodon)ですでにG1競走を制し、今回のチェルトナムフェスティバルで素晴らしい成績を挙げている。クランデオボー(Clan Des Obeaux)がこのレースで5着に終わったのは、馬場状態に一因があったと考えていた。

 同調教師はこう語った。「クランデオボーは立派に走りました。ただ、今朝の雨は彼に味方しませんでした。今朝、馬場状態は『稍重』か『良』になるかもしれないと聞いたときは喜んでいたのですが、雨でややスタミナのいる馬場になり、最後に力尽きてしまいました」。

 「それでも長く先行して5着に粘ることができました。次はケンプトンで走りますが、またいつかチェルトナムに戻ってくるでしょう」。

 マイトバイト(10歳)はレースの大半において以前の輝きを見せていたが、今シーズン何度か見られたようにふがいなく後方へ姿を消した。同馬をシンジケートで所有するサイモン・フィリップ(Simon Phillip)氏はこう語った。「ボワンヴィル調教師は、『道中とても順調だったが、丘を下がってきて障害があと3つのところで "もうダメだ"と分かった』と言いました。非常に残念ですが、負い目を感じることはありません。彼はこれまでG1・4勝を挙げているのですから」。

 なお、マリンズ厩舎のインヴィテーションオンリー(Invitation Only)は先頭争いをしていたが、第10号障害で転倒して予後不良となった。

By Maddy Playle

[Racing Post 2019年3月15日「Finally! Willie Mullins wins his first Gold Cup with Al Boum Photo」]


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