オブライエン調教師とマグニア家、ロンジン・IFHA功労賞を受賞(アイルランド)[その他]
エイダン・オブライエン調教師は、クールモア牧場の総帥ジョン・マグニア(John Magnier)氏に敬意を表した。8月14日、オブライエン調教師とマグニア家は、ロンジン・IFHA(国際競馬統括機関連盟)の功労賞を受賞した。授賞式はアイルランド王立外科医学院(ダブリン)で行われた。
ロンジン・IFHA功労賞は、生涯にわたりサラブレッド競馬に貢献し、顕著な功績を残したホースマンに贈られる。これまでの受賞者は以下のとおりである。
・ジム・ボルジャー氏(アイルランドの調教師・馬主・生産者)
・アレック・ヘッド氏(フランスの調教師・生産者)
・セス・ハンコック氏(米国クレイボーンファームのオーナー)
・マルセル・ザルール・アタナシオ氏(南米競馬機構の前会長)
・ロマネ家(フランス競馬の運営に従事)
・武豊氏
オブライエン調教師はこう語った。「ジョンはこれまでの人生で出会った中でも特別な人です。彼の知識と智恵は日常的に、私たちに刺激を与えています。マグニア家に感謝を述べたいと思います。バリードイル(クールモア牧場の調教拠点)の現在の繁栄があるのは、支援してくださるマグニア家・スミス家・テイバー家のおかげです。私たちは最高級の馬を手掛けたいと思っており、そのためにあらゆる手段を尽くしてくれる素晴らしい人々と協力し合えることを光栄に思います」。
オブライエン調教師は、妻のアンマリー、息子のジョセフとドナカ、娘のサラとアンナとともに授賞式に出席した。出席者の中には、アンマリーの妹フランセスと結婚しているパット・スマレン騎手も見られた。
一方マグニア家は、M・V・マグニア氏(ジョン・マグニア氏の息子)が家族を代表してこの賞を受け取った。
By David Jennings
[Racing Post 2018年8月15日「O'Brien and Magnier the latest recipients of Award of Merit」]