香港ジョッキークラブ、 G1・3レースを同日開催する春の祭典を発表(香港)[開催・運営]
香港ジョッキークラブ(Hong Kong Jockey Club: HKJC)は9月19日、G1・3レースを同日施行する"春の祭典"を来春初めて開催することを発表した。
来春、チャンピオンズマイル(G1 1600m)とチェアマンズスプリント(G1 1200m)の日程は1週間繰り上げられ、クイーンエリザベス2世カップ(G1 2000m)と同日に開催される。これにより2018年4月29日は、G1・3レースを目玉とするエキサイティングな競馬開催日となる。
HKJCの競馬・ビジネス運営担当専務理事であるアンソニー・ケリー(Anthony Kelly)氏はこう語った。「この日程調整は、クイーンエリザベス2世カップ施行日に世界レベルのG1・3レースをまとめて施行し、この日を"春の祭典"とします。アジアにおいて最高水準の賞金が提供されます。海外のホースマンにとっては、ここを狙って管理馬を出走させる重要な日となるでしょう。4月の最終日曜日が素晴らしい国際競走開催日となることを期待しています」。
すでに発表されている通り、これら3つの競走の賞金額は引き上げられる。クイーンエリザベス2世カップの総賞金は400万香港ドル(約5,600万円)引上げられ2,400万香港ドル(約3億3,600万円)となり、香港で2番目の高額賞金レースとなる。チャンピオンズマイルとチェアマンズスプリントの総賞金は200万香港ドル(約2,800万円)ずつ引き上げられ、それぞれ1,800万香港ドル(約2億5,200万円)と1,600万香港ドル(約2億2,400万円)となる。
これら3レースへの登録(登録料:無料)は2018年3月19日に締め切られる。HKJCは、これらのレースへの海外招待馬の航空輸送費、招待馬関係者の旅費・宿泊費などを補助する。
By Blood-Horse Staff
(1香港ドル=約14円)
[bloodhorse.com 2017年9月18日「Hong Kong to Offer Three Group 1 Races on Single Card」]