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海外競馬ニュース
2016年09月29日  - No.39 - 3

ジョッキークラブ、2016年生産統計を発表(アメリカ)[生産]


 米国ジョッキークラブは9月22日、2016年の産駒報告(Live Foal Report)を発表した。2016年の北米の生産頭数は昨年からわずか0.5%減少し、2万2,500頭となる見込み。

 2015年に北米では種牡馬1,923頭が繁殖牝馬3万6,964頭に種付けし、その結果、今年9月15日までの産駒報告数は2万1,991頭となった。ジョッキークラブはこの時点で、約90%の産駒報告がなされたものと推定している。

 2016年の産駒報告数は、ジョッキークラブが昨年のこの時期に発表した2015年産駒報告数2万2,104頭から1%未満しか減少していない。

 ケンタッキー州の種牡馬は2015年に北米で種付けされた繁殖牝馬の47.6%に種付けしており、2016年産駒の父馬の55.4%を占めている。

 2015年にケンタッキー州では種牡馬221頭が繁殖牝馬1万7,598頭に種付けし(前年同時期の1万7,088頭から3.0%増)、その結果、産駒報告数は1万2,184頭となった(前年同時期の1万1,853頭から2.8%増)。

 2015年に種付頭数が多かった上位10州・地域のうち、2016年産駒報告数が2015年のこの時期の産駒報告数を上回った州・地域は、ケンタッキー、オンタリオ、テキサスの3州・地域だけである。

 2015年の種牡馬頭数は、昨年のこの時期に報告された2014年の2,103頭から8.6%減少した。また、2015年種付頭数は、昨年のこの時期に報告された2014年の3万7,244頭から0.7%減少した。

 ジョッキークラブの上席副理事長兼専務理事であるマット・ユリアノ(Matt Iuliano)氏は、「ジョッキークラブの生産統計における産駒報告は、産駒が誕生した州・地域ではなく、種付けされた州・地域に基づいています。また、この生産統計は種牡馬の受胎率を示していません」と語った。

 ジョッキークラブのウェブサイト(jockeyclub.com)に掲載されている2015年生産統計(breeding statistics)では、種牡馬別(アルファベット順)の産駒数を閲覧することができる。

 2016年産駒報告数が多かった上位10州・地域は以下のとおりである(9月15日時点)。


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By Blood-Horse Staff

[bloodhorse.com 2016年9月22日「Live Foal Report: Foal Crop Steady at 22,500」]


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