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海外競馬ニュース
2016年05月19日  - No.20 - 3

ストロナックグループ、世界最高賞金のレースを開催予定(アメリカ)[開催・運営]


 ストロナックグループ(Stronach Group)は5月11日、総賞金1,200万ドル(約13億2,000万円)の第1回ペガサスワールドカップを1月28日にガルフストリームパーク競馬場で開催すると発表した。

 世界最高賞金額を誇るサラブレッド競走となるペガサスワールドカップは1マイル1/8(約1800m)のダート競走で、世界最高レベルのスター馬を引き付けるために創設された。

 出走頭数は12頭に限定される。出走馬の関係者はペガサスワールドカップの出走枠を得るために100万ドル(約1億1,000万円)を支払わなければならない。

 ストロナックグループの5月11日付の声明によれば、出走枠を得た登録馬の馬主は、その馬を参戦させること、リースすること、契約を結ぶこと、共同所有することが可能である。また、出走枠の売却もできる。第一段階での登録馬は、将来のペガサスワールドカップレースへ出走する選択権を優先的に与えられる。

 またストロナックグループの発表によれば、出走馬の関係者は世界最高賞金を巡って競争するだけでなく、ペガサスワールドカップのパリミューチュエル賭事の純利益、メディア権料、それにスポンサー料の全部を平等に分配することができる。

 ストロナックグループの創設者兼名誉会長のフランク・ストロナック(Frank Stronach)氏は、1月のサラブレッド馬主会議(Thoroughbred Owners Conferenceガルフストリームパーク競馬場で開催)において、このレースについての構想を初めて発表していた。

 ストロナック氏は、「ペガサスワールドカップは最高水準の競走となるでしょう。ブリーダーズカップとドバイワールドカップの日程を考慮して、1月28日に施行します」と述べていた。

 ストロナックグループは、スターライトレーシング社(Starlight Racing)の創設者ジャック・ウルフ(Jack Wolf)氏をペガサスワールドカップ社のCEOとすることを発表した。スターライトレーシング社の共同経営パートナーでもあるウルフ氏は、マーケティングとレース調整を担当する。

 ブリーダーズカップ協会(Breeders' Cup Ltd.)の理事会メンバーであるトム・ルット(Tom Ludt)氏も、ペガサスワールドカップのマーケティングとレース調整を担当する。

By Blood-Horse Staff

(1ドル=約110円)

[bloodhorse.com 2016年5月11日「Stronach to Run $12 Million Pegasus World Cup」]


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