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海外競馬ニュース
2014年10月09日  - No.40 - 2

アレック・ヘッド氏、IFHA功労賞を受賞(フランス)[その他]


 傑出した欧州のホースマンであるアレック・ヘッド(Alec Head)氏は、10月6日にパリで開催された第48回IFHA(国際競馬統轄機関連盟)年次国際会議(通称:パリ会議)の後、ロンジン・IFHA国際功労賞(Longines and IFHA International Award of Merit)を受賞した。

 この賞は、IFHAのルイ・ロマネ(Louis Romanet)会長とロンジン社の副会長兼国際マーケティング最高責任者のホアン・カルロス・カペリ(Juan Carlos Capelli)氏によって贈与された。

 ロマネ会長は次のように語った。「ヘッド家とロマネ家は100年以上にわたり、それぞれ異なる二つの分野で競馬産業に関与してきました。ヘッド家は活動的なホースマンで、ロマネ家は競馬を統括する役目を担ってきましたが、私たちは一緒に取り組むことをとても楽しんできました。国際感覚に富み世界中から尊敬されていた私の父ジャン・ロマネ(Jean Romanet)とアレック・ヘッド氏の両人のおかげで、この2つのファミリーの名前は世界中で知られています」。

 「ロンジン・IFHA国際功労賞を受賞するのにふさわしい業績、価値、卓越性を持つ人物はアレック・ヘッド氏以外にはいないでしょう」。

 アレック・ヘッド氏は調教師として、凱旋門賞を1952年にヌッチョ(Nuccio)、1959年にセントクレスピン(Saint-Crespin)、1976年にイヴァンジカ(Ivanjica)、そして1981年にはゴールドリバー(Gold River)で制し4勝している。また、1956年にはラヴァンダン(Lavandin)で英ダービーを制した。

 アレック・ヘッド氏は、元一流騎手のフレディ・ヘッド(Freddy Head)調教師と、クリケット・ヘッド-マアレク(Criquette Head-Maarek)調教師の父である。

 ヘッド家のケネー牧場(Haras du Quesnay)が生産あるいは生産に関与した偉大な競走馬は以下のとおりである。プルーデント(Prudent)、ルファビュリュー(Le Fabuleux)、ボンモ(Bon Mot)、アステック(Astec)、シャパラル(Chaparral)、リバークイーン(Riverqueen)、デトロイト(Detroit)、ベーリング(Bering)、ラヴィネラ(Ravinella)そしてつい先日凱旋門賞2勝馬となったトレヴ(Treve)。

授賞式で流されたビデオ: https://www.youtube.com/watch?v=sE9Xd1k-u1o

By Blood-Horse Staff

(関連記事)海外競馬情報 2013年No.8「ヘッド-マアレク調教師、トレヴの仏オークス優勝で復活(フランス)

[bloodhorse.com 2014年10月6日「Alec Head Presented With IFHA Award of Merit」]
 


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