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海外競馬ニュース
2014年10月09日  - No.40 - 1

トレヴ、凱旋門賞2勝後に引退(フランス)[その他]


 クリケット・ヘッド-マアレク(Criquette Head-Maarek)調教師は、トレヴ(Treve)を見事な凱旋門賞(G1)優勝をもって引退させるというジョアン殿下(Sheikh Joaan Al Thani)の要求に躊躇せず同意したと語った。

 トレヴは優勝の翌日(10月6日)、シャンティイのヘッド-マアレク調教師の厩舎で報道関係者やファンに囲まれ、引退した凱旋門賞2勝牝馬として新生活1日目を満喫した。

 BBC、チャンネル4、フランスのテレビ局からの取材班は、トレヴの馬房のドアの前に殺到し、昨年の凱旋門賞から勝鞍がなかったこの牝馬をうまく仕上げたヘッド-マアレク調教師の手腕を称賛した。

 5歳になっても現役を続けさせることを真剣に考えているかと尋ねられたとき、同調教師は次のように語った。「トレヴは体調に問題がありますので現役は続けさせません。調子が良ければ、昨日の時点でジョアン殿下に、“凱旋門賞3勝を目指しましょう”と言ったことでしょう。それとも少しやり方を変えて、冬の間牧場で過ごさせて5月まで連れ戻さないことにしましょうか」。

 「しかし、これは彼女の体調に問題がなくとも無理です。私たちは昨日すべてをやり尽くし、よく分かりませんが、おそらく神様が私たちに味方してくれていました。私たちは仕事をこなさなければなりませんが、不可能なことはできません」。

By Scott Burton

[Racing Post 2014年10月6日「Treve retired at right time, says Head-Maarek」]


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