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海外競馬ニュース
2014年04月17日  - No.15 - 2

引退馬支援団体を援助するサラブレッドショーを開催(アメリカ)[その他]


 サラブレッドホースショー同盟(Thoroughbred Horse Show Alliance:THSA)は、5月4日(日)にケンタッキー州レキシントンにあるケンタッキーホースパーク(Kentucky Horse Park)で今年で3回目のホースショーを開催し、その収益を州内の引退馬支援団体に寄付する。

 今年のホースショーの受益者は、引退競走馬ネットワーク・コミュニケーション同盟(Communication Alliance to Network Thoroughbred Ex-Racehorses: CANTER)のケンタッキー支部とリラン社(ReRun, Inc.)である。このショーはジャンピング、ドレッサージュ、乗馬クラスなど多様性を目玉としており、参加馬の登録締切は4月21日である。

 THSAのジャン・レイル(Jan Roehl)専務理事は次のように語った。「すべてのスポンサーに感謝しています。この支援のおかげで、私たちは馬主に競走を引退した所有馬を乗馬やショーに出る馬にするなどの気軽な選択肢を与える目標を達成し続けられます。馬は価値ある経験を積み、競馬ファンは競走を引退した馬が新しいキャリアを始めていることを目にして満足するでしょう」。

 ショーに参加する有名な馬には、カナダのチャンピオン馬ラーイズアトーニー(Rahy’s Attorney 父クラウンアトーニー)がいる。現役時代に41戦14勝を果たし212万208ドル(約2億1,202万円)を獲得した10歳せん馬ラーイズアトーニーは、現在キーンランド競馬場の誘導馬である。同馬は2008年にウッドバインマイル(G1)優勝が注目され、カナダの最優秀芝馬に選ばれた。

By DRF Breeding Staff
(1ドル=約100円)

[Daily Racing Form 2014年4月8日「Thoroughbred show at Kentucky Horse Park to benefit aftercare organizations」]


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