競馬ファンの俳優ミッキー・ルーニー氏、93歳で死去(アメリカ)[その他]
競馬や馬に関連する映画やテレビ番組に多く出演したミッキー・ルーニー(Mickey Rooney)氏は、93歳で亡くなった。
AP通信社は、ルーニー氏の死がロサンゼルス警察により確認されたと報じた。ルーニー氏は子役としてハリウッドでキャリアを開始し、200本以上の映画に出演した。
出演した馬関連の映画には、『サラブレッドは泣かない(Thoroughbreds Don’t Cry)』(1937年)、エリザベス・テーラーと共演したクラレンス・ブラウン監督の『緑園の天使(National Velvet)』(1944年)がある。また、フランシス・フォード・コッポラ製作総指揮の『ワイルド・ブラック/少年の黒い馬(The Black Stallion)』ではアカデミー賞の助演男優賞にノミネートされた。そして、テレビ番組『黒い馬の冒険(Adventures of the Black Stallion)』など、この映画のいくつかの続編にも出演した。
1988年には、テレビ連続ドラマの『ブルーグラス(Bluegrass)』に出演した。
ルーニー氏は世界中の競馬場を訪れた。1993年に同氏はシカゴトリビューン紙(Chicago Tribune)に、1番好きな競馬場はサンタアニタ競馬場で2番目はアーリントンパーク競馬場だと語った。
「世界中で行ったことのない競馬場はありません。内戦前にベイルートの競馬場に行きましたし、フランスやイギリスの競馬場にも行きました。すべての競馬場の中で1番好きな競馬場はサンタアニタ競馬場、2番目はアーリントンパーク競馬場と迷わず答えます」。
By Blood-Horse Staff
[bloodhorse.com 2014年4月7日「Actor, Race Fan Rooney Dies at Age 93」]