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海外競馬ニュース
2014年04月03日  - No.13 - 2

ゴフス社、Qipco社をロンドンセールのパートナーに迎える(イギリス)[生産]


 ゴフス社は(Goffs)英国チャンピオンズシリーズ英国チャンピオンズデーのスポンサーであるQipco社を、6月16日(月)にケンジントン宮殿のオランジェリー(Orangery)で開催される第1回ゴフス社ロンドンセールのパートナーに迎えることを発表した。

 ロイヤルアスコット開催前日に開催されるこのセールは、ブリーズアップセール向けの選り抜きの2歳馬やロイヤルアスコット開催への出走登録馬を含む現役馬も上場されるだろう。

 Qipco社は、英国の競馬界および生産界で勢力を強めているファハド・アル・サーニ殿下(Sheikh Fahad Al Thani)をはじめとするカタールの王族が所有する民間投資会社である。

 ゴフス社のCEOヘンリー・ビービー(Henry Beeby)氏は声明において次のように語った。「アル・サーニ一族は近年、カタールレーシング社(Qatar Racig Limited)とQipco社の名義で、サラブレッドのセリと競馬界のスポンサーシップを一新させました。ゴフス社はQipco社のような明確なビジョンを持った企業と組むことを光栄なことであると感じており、ロンドンセールは欧州のセリ日程において最も刺激的で誉れ高いイベントになるでしょう」。

 「世界中の馬購買者がこのセリに肯定的な反応を見せていることにワクワクしており、身近ではかなりの反響を呼んでいます」と語った。

 「Qipco社と共に開催するゴフス社のロンドンセールは、ロイヤルアスコット開催のために英国にやって来る世界中の馬購買者のスケジュール帳にしっかり書き留められています。売り手からの反応も熱狂的なもので、このセールにトップクラスの馬が上場されることを確実視しています」。

 ファハド殿下のレーシングマネージャーであるデヴィッド・レッドヴァース(David Redvers)氏は、「ファハド殿下とその兄弟はロンドンセールのコンセプトに感銘を受けており、あらゆるセリの中でも特に活気あるものとなってほしいこのセールに協力することに満足しています」と語った。

 そして次のように続けた。「これはヘンリー・ビービー氏とそのチームがこのコンセプトをよく理解し次の段階に押し進めるために踏み出した勇敢な一歩であり、立地やタイミングが良いだけではなく生産界にもう1つの基盤を与えるので、成功するように思います」。

 「私たちは今後もゴフス社と懸命に取り組み、このロンドンセールとロイヤルアスコット開催の前夜祭がさらに魅力的なものとなり、将来我々の馬をロンドンに連れてくれることを楽しみにしています」。

 またゴフス社は、今後追加される一握りの支援パートナーも数週間のうちに発表することを確認した。

By Katherine Fidler

[Racing Post 2014年3月8日「Qipco partners with Goffs for London sale」]


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