パターソン氏、北中米競馬委員会協会会長に就任(アメリカ)[その他]
北中米競馬委員会協会(Association of Racing Commissioners International: RCI)は1月14日、W・ダンカン・パターソン(W. Duncan Patterson)氏を新会長に迎えることを発表した。
デラウェア州競馬委員会(Delaware Thoroughbred Racing Commission: DTRC)の委員長を務めるパターソン氏は、1月11日にニューヨーク州競馬賭事委員会(New York State Racing and Wagering Board: NYSRWB)を引退したことに伴ってRCI会長を正式に辞任したジョン・サビーニ(John Sabini)氏の後任となる。なお任期は2014年春である。
かつてサラブレッドの調教師でありアマチュア障害騎手であったパターソン氏は、1988年に初めてDTRCのメンバーに任命された。また全米スティープルチェイス協会(National Steeplechase Association)の理事会メンバーも務めたこともある同氏は、農地と開発用地の販売を専門とする商業不動産業者パターソン・プライス協会(Patterson-Price Associations, LLC)の会長であり、住まいはデラウェア州ロックランドである。
パターソン氏は声明において次のように語った。「私はこの就任を本当に光栄に思っており、パリミューチュエル産業が直面しているチャレンジを要する時勢において、世界中の競馬統轄者とともに取り組むことを楽しみにしています」。
パターソン氏は、薬物検査基準・実施委員会(Drug Testing Standards and Practices Committee)の委員長やモデルルール委員会(Model Rules Committee)のメンバーを務めるなど、RCIの中で多くの部門を歴任している。
By Blood-Horse Staff
[bloodhorse.com 2013年1月14日「Patterson is New RCI Chairman」]