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海外競馬ニュース
2013年02月07日  - No.6 - 1

米国リーディングのドミンゲス騎手、頭蓋骨にひび(アメリカ)[その他]


 アメリカのトップジョッキーであるラモン・ドミンゲス(Ramon Dominguez)騎手は1月18日にアケダクト競馬場で落馬して頭蓋骨にひびが入り入院したが、医師は同騎手が完治するだろうとみている。

 36歳のドミンゲス騎手は、アケダクト競馬場の第7レースでオッズ4-5(1.8倍)の1番人気馬コンヴォケーション(Convocation)に騎乗していたが、先行馬4頭の後方にいた騎乗馬が先行馬の後肢で引っ掛けられた際、内の硬いダートコースに投げ出され、頭上を飛び越えた後続馬が同騎手の頭に接触した可能性がある。

 同氏はコースの外に担架で運ばれ、当初は目に上に痣ができているだけのように考えられた。しかし、近くのジャマイカ病院メディカルセンターで撮られたCATスキャンで、頭蓋骨にひびが入って、脳出血していることが明らかとなった。

 ドミンゲス騎手は、過去2年間米国のリーディングジョッキーで、2012年も2,550万ドル(約22億9,500万円)を獲得して最多賞金獲得騎手となり341勝を挙げ、輝かしい成績を収めた。

 今年すでに15勝を挙げ、あと16勝で通算5,000勝に達する。これまでブリーダーズカップで3勝を挙げており、そのうち昨年の勝利は、アーリントンミリオン(G1)で共に優勝を勝ち取ったリトルマイク(Little Mike)に騎乗してのBCターフ(G1)優勝である。

 またドミンゲス騎手は一昨日入院しなければ、昨晩はエクリプス賞授賞式で最優秀騎手部門での3年連続の受賞をする予定であった。

By Bruce Jackson
(1ドル=約90円)

[Racing Post 2013年1月20日「Leading US rider fractures skull」]


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