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海外競馬ニュース
2013年10月10日  - No.41 - 2

フランケル、慈善活動に貢献(イギリス)[その他]


 フランケル(Frankel)は競走生活を14戦全勝で終え、今年の繁殖シーズンには126頭の優良牝馬と交配した。そして繋養先のバンステッドマナースタッド(Banstead Manor Stud ジャドモントファーム所有の牧場の1つ)でこの夏実施されたファンの訪問ツアーにおいて、フランケルは故ヘンリー・セシル(Henry Cecil)調教師の遺志に沿って約3,000ポンド(約48万円)の寄付を集め、慈善事業に一役買った。

 この6回のフランケル訪問ツアーは、フランケルのファンに発売されて24時間以内に売り切れ、その3,000ポンドはイーストアングリアズ・チルドレンズ・ホスピス(East Anglia’s Children’s Hospices)に寄付された。

 また、ジャドモントファーム(Juddmonte Farms)の顧客から、フランケルグッズの購入代金やフランケルの公式DVDへの寄付として集められた4,500ポンド(約72万円)も、この慈善事業の収入となった。

 ジャドモントファームのフィリップ・ミッチェル(Philip Mitchell)場長は、次のように語った。「ジャドモントファームは民間牧場で、通常一般に開放されることはありませんが、今回はフランケルの新しい生活の場をファンに見てもらう機会を作りたかったのです」。

 「このような貴重な慈善活動のお役に立てたことに満足しています」。

(1ポンド=約160円)
By Martin Stevens

[Racing Post 2013年9月20日「Frankel―phenomenon and now fundraiser」]


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