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海外競馬ニュース
2011年05月06日  - No.18 - 4

賭事に関する認識を高めるウェブサイトがリニューアル(イギリス)


 賭事依存症の研究、教育、治療の公認募金団体であるGREaT基金(GREaT Foundation)に対する資金提供を通じて、“賭事に関する認識向上サイト(Gamble Aware website)”を支援している賭事運営者は、ネット上のサービスの変化を認識するだろう。

 この“賭事に関する認識向上サイト”(gambleaware.co.uk)は、賭事依存症への助言を得る方法を含む英国の賭事に関する情報窓口となっているが、この度ブライトンを拠点とするマクブーム社(McBoom)によりデザインされ、コンテンツを一新して立ち上げられた。

 賭事を担当するジョン・ペンローズ(John Penrose)大臣はこのリニューアルを歓迎し、次のように述べた。「賭事は自分で責任を持って行うことが大切であり、また賭事依存症に陥る少数の人々にとって情報と援助が手軽に利用できることが重要です」。

「“賭事に関する認識向上サイト”はそのための重要な役割を担い、援助を求める人に対する最初の拠り所となるかもしれません」。

 賭事産業の社会的責任広告に関する行動規範に従って、すべての印刷物やテレビを通じた広告にはこのサイトのアドレスが記載されなければならない。

 2005年賭事法(Gambling Act 2005: 新賭事法)の制定を受けて設立されたこのサイトのコンテンツは、賭事産業、慈善団体のガムケア(Gamcare)および責任賭事対策委員会(Responsible Gambling Strategy Board)の代表からなる編集委員会により見直された。

 一方新しく設立されたアイルランド責任賭事委員会(Irish Responsible Gambling Board: IRGB)も、IRGBの目標と将来ビジョンについての紹介メッセージとともに掲載するアイルランド版のウェブサイト(gambleaware.ie)の立上げを準備している。

 これらのウェブサイトは、賭事依存症に関する教育、認識および助言のための支援基盤として役立つだろう。

By Howard Wright

[Racing Post 2011年3月29日「Gamble Aware website relaunched after facelift」]
 


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