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海外競馬ニュース
2010年04月22日  - No.16 - 3

全米のドバイワールドカップ開催への馬券売上げ22%増加(アメリカ)[開催・運営]


 総額賞金2,600万ドル(約26億円)のエミレーツ航空ドバイワールドカップ(UAE-G1)開催およびドバイ・インターナショナル・レーシング・カーニバルの北米、中米、南米における馬券売上げは、ケンタッキー州を拠点とするアムウエスト・エンターテインメント社(AmWest Entertainment)が初めてサイマルキャスト賭事を提供した2010年シーズンにおいて、大幅な増加を達成した。

 ドバイワールドカップ開催の馬券総売上げは前年比で22%増加した。また、3ヵ月間のドバイ・インターナショナル・レーシング・カーニバルの馬券総売上げは、2009年より開催日数が1日減ったにも関わらず、9.1%増加した。

 アメリカ大陸とカリブ海地域の424店のベッティングショップで発売されたドバイワールドカップ開催の馬券は、2009年の362万2,661ドル(約3億3,226万6,100円)に対して2010年は442万1,788ドル(約4億4,217万8,800円)を売上げた。

 この馬券売上げ増加は、4月5日にエクイベース社(Equibase)により報告された3月の米国の競馬売上げ6.2%減と同時に発表された。

 アムウエスト・エンターテインメント社のCEOであるネルソン・クレメンス(Nelson Clemmens)氏は、「収益が先細りの競馬界において、ドバイ競馬が作り出した大勢のファンの参加および壮観な新しいメイダン競馬場のショーによってもたらされた興奮は、競馬を最高のものとする素晴らしい例です」。

 「傑出した米国馬は、ドバイの国際舞台において世界中からのエリート馬とともに出走し、これまでどこにもなかったような最高の競走を繰り広げました。米国のファンがこの格好の機会に応えた結果、馬券売上げは、サイマルキャスト賭事の流通会社を通してまわりまわって米国全体の競馬場とホースマンにより多くの資金を提供しました。これは競馬が成功を収めるために昔から取られているやり方です」。

[thoroughbredtimes.com 2010年4月6日「Wagering on Dubai World Cup program up 22%」]


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