海外競馬ニュース
2009年08月20日 - No.33 - 4
チャーチルダウンズ競馬場、暴風雨に襲われ浸水(アメリカ)[その他]
8月4日(火)、ケンタッキー州ルイビルは記録的な嵐により1時間足らずで浸水被害を受け[水深6インチ(約15cm)]、チャーチルダウンズ競馬場では一部のサラブレッドを厩舎地区から避難させた。
午前8時ごろ嵐に襲われ、4時間の調教を切り上げた。競馬場では人・馬とも負傷被害は報告されていない。
チャーチルダウンズ競馬場の本馬場と芝コースは広範囲にわたり浸水したが、幸い現在は競馬を施行していない。
この冠水によりチャーチルダウンズ競馬場は、水浸しになった1600mのコースのポケットのそばにある45号および46号厩舎に収容されていた 30〜35頭近くの競走馬を、すぐ近くのポピュラーレベルロード沿いのチャーチルダウンズ・トラックサイド調教施設にある厩舎に移動させた。
同競馬場は8月4日午後、さらなる雨に備えた。
チャーチルダウンズ競馬場のケヴィン・フラナリー(Kevin Flanery)場長は、「当競馬場では多くの従業員が、嵐とそれによる増水に立ち向かいました。この異常気象がもたらした被害に対応し、尽力してくれた あらゆる部署のメンバーに感謝します。私たちは引続き気象予報に注意し、嵐がもたらす増水の脅威に対処し、いつでも人や馬を移動できるよう備える所存で す」と語った。
[thoroughbredtimes.com 2009年8月4日「Rainstorm floods Churchill Downs」]