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海外競馬ニュース
2008年05月29日  - No.21 - 2

パターン競走の賞金、引き上げられる(イギリス)[開催・運営]


 賭事業者から競馬賭事賦課公社(Levy Board:賦課公社)への670万ポンド(約16億800万円)の支払い増加により、イギリスにおいて予期せぬ喜ばしい賞金額引き上げがなされる。今年後半のG2とG3レースおよびリステッド競走が対象となるだろう。

 具体的には、英国競馬統括機構(British Horseracing Authority: BHA)は最低賞金額を、リステッド競走では54%引き上げ4万ポンド(約960万円)に、G3競走では38%引き上げ6万5000ポンド(約1560万円)に、G2競走では25%引き上げ10万ポンド(約2400万円)にする。

 BHAがイギリスの全ての競馬場に送った覚書には、以下のことが記されている。「イギリスは、G2、G3競走およびリステッド競走の最低賞金額に関して、2003年にアイルランド、フランス両国に追い抜かれています。このような事情にかんがみ、賦課公社からの交付金を2008年後半の賞金に拠出します。これにより、当該レースの賞金レベルが高まり、優良馬がその能力に相応しい賞金を獲得することができます」。

By Turia Tellwright
(1ポンド=約240円)

[Racing Post 2008年5月18日「Pattern races get prize-money boost」]


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