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海外競馬ニュース
2007年12月27日  - No.50 - 2

国際合同賭金プール、2009年に3重勝3連複馬券を追加(国際)[開催・運営]


 今年から始められた国際合同賭金プールによるパリミューチュエル勝馬投票は、2008年も原則として3連単馬券(trifecta)の販売を続ける予定であるが、2009年からは、より国際的に人気のある3重勝3連複馬券(triple trio)も加えられる予定である。

 3連単馬券が単一レースの1〜3着馬を着順通りに的中させる馬券であるのに対して、3重勝3連複馬券は対象の3レースすべてについて1〜3着馬を着順を問わず的中させる馬券である。

 国際競馬統轄機関連盟(International Federation of Horseracing Authorities: IFHA)のプロジェクトの議長を務めているフランス場外馬券発売公社(Pari Mutuel Urbain: PMU)のベルトラン・ベランギエ(Bertrand Belinguier)会長は、12月4日、2008年は上述の追加措置を行う時期ではないと語り、次のように説明した。「私たちは12月上旬アリゾナ州ツーソンで、さまざまな国のパリミューチュエル勝馬投票統轄機関代表と会合を持ちました。そして、3重勝3連複馬券が国際合同賭金プールを運営するうえで最善の馬券となると判断しました。検討しなければならない多くの問題、特に技術的な問題がありますが、来年は計画実現に努め、2009年から開始したいと考えています。2008年は3連単馬券の発売を続ける予定で、その対象となるレースは、2週間後に決定するつもりです」。

 2007年の国際3連単馬券は6月、フランス・オークス(Prix de Diane)を対象として発売が開始された。その後、ロイヤルアスコット開催の2レース、南アフリカの2レース、次いでブリーダーズカップ、メルボルンカップを対象として実施され、売上げの結果はまちまちであった。

By Howard Wright

[Racing Post 2007年12月11日「Global pool bet expected to switch to triple trio in 2009」]


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