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海外競馬ニュース
2007年12月13日  - No.48 - 3

年間最優秀競馬パブに“ジ・エンジニア”が選ばれる(イギリス)[その他]


 レーシングポスト紙の年間最優秀競馬パブに、イギリス南端のリゾート地ブライトンの“ジ・エンジニア(The Engineer)”が選ばれた。

 初めの選考は、読者投票によって行われ、最終選考はコンクールのスポンサーからの6人の審査団によりなされた。審査団は選考にあたり、顧客をしっかりもてなし、競馬を楽しむための独特な雰囲気をもつパブを重視し、最終選考に残った6つのパブの中から“ジ・エンジニア”を選んだ。

 レーシングポスト紙は、レーシングUK社(Racing UK)、パブリカンマガジン(Publican magazine)およびラドブロークス社(Ladbrokes)と合同して、同パブの主人フィル・リーヴ(Phil Reeve)氏に賞を授与し、50インチのプラズマテレビを贈呈し、またその日このパブにレース観戦で集まった12人の地元の人たちにレーシングUKの年間無料受信権を贈呈した。

 最終選考に残った他の5つのパブの主人達は“ジ・エンジニア”に集まり、ビールで乾杯しながら優勝を讃え、同パブの主人リーヴ氏は、第1回目のコンクールに優勝したことを“予想だにしていませんでした”と語った。

 このパブの特徴は、壁に飾られた競馬の記念品コレクションの色彩に富んだ素晴らしい配置、そして同パブの常連客が “バッド・ボーイ・シンジケート”という団体を結成していることである。

 リーヴ氏は、「常連客とこのシンジケートに係わっている皆さんを誇らしく思います。労働者階級社会の真の情熱です。3頭を共同所有するシンジケートが新たに結成されました。大いに楽しみにしています」と付言した。

 ラドブロークス社のキャシー・ホプキンソン(Cathy Hopkinson)氏は、「このパブは民衆に根ざした競馬が凝縮された場所です。これは素晴らしい活動であり、皆さんがこの素晴らしい年間最優秀競馬パブ賞の授賞日を楽しみました」と述べた。

By Turia Tellwright

[Racing Post 2007年11月26日「The Engineer is voted Racing Pub of the Year」]


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