TOPページ > 海外競馬ニュース > チャーチルダウンズ社とTVG社の海外競馬放映権訴訟が和解(アメリカ)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2007年11月01日  - No.42 - 3

チャーチルダウンズ社とTVG社の海外競馬放映権訴訟が和解(アメリカ)[開催・運営]


 チャーチルダウンズ社(Churchill Downs Inc.: CDI)は、アメリカ合衆国地方裁判所に、テレビジョン・ゲームズ・ネットワーク社(Television Games Network: TVG)を相手として競馬場に対する海外競馬放映権に関する訴訟を起こしていたが、このたびこの訴訟を取り下げた。

 TVGが、CDI所有の競馬場への競馬放映権を第三者に譲渡しないことを約束し、これと引き換えに、チャーチルダウンズ社は訴訟を取り下げたのだ。

 CDIの広報担当ジュリー・ケニッグ=ロアニヨン(Julie Koenig-Loignon)氏は、アソシエイテッド・プレス社(Associated Press)に対し、「私たちはこの問題を平和的に解決しました。TVGは、当社の競馬場の競馬映像の海外配信を止めることに同意しました」と語った。

 TVGは、チャーチルダウンズ競馬場とその5ヵ所の系列競馬場の競馬映像を海外放映する権利(期間は1997〜2006年)を保有していた。その契約には、TVGが第三者に同時放映権を与える場合、事前にCDIから許可を得る必要があるという条項が含まれていた。

 10月10日提出された裁判所文書によれば、CDIもTVGもそれぞれ訴訟費と弁護士費は各自で負担し、全ての請求が取り下げられた。

[thoroughbredtimes.com 2007年10月12日「Churchill Downs, TVG simulcasting suit dismissed」]


上に戻る