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海外競馬ニュース
2007年10月25日  - No.41 - 3

ビードマン騎手、香港で騎乗(香港)[その他]


 シドニーのチャンピオンであるダレン・ビードマン(Daren Beadman)騎手は、ジョン・ムーア(John Moore)調教師との契約に同意し、これからの2〜3ヵ月香港で騎乗することになった。

 メルボルンを拠点とする同騎手は、馬インフルエンザ危機によりシドニー地区の競馬が開催中止となったため、メルボルンカップやコックスプレートを含む春シーズンのレースに騎乗できない。

 ビードマン騎手が10月1日から香港で騎乗するというニュースは意外である。というのは、1993年11月に馬の全能力を発揮させなかったことで9ヵ月の騎乗停止処分が課されたからだ。

 ビードマン騎手はその処分の後、数回香港に短期滞在をし、6回勝利を収めている。香港の報道は、通常は厳格な香港の競馬統括機関も、同騎手のオーストラリアでの非の打ち所のない記録により、長期滞在を許可するに至ったと伝えている。

 先月英国のシャーガーカップに参加したビードマン騎手は、「春のメルボルンカップに騎乗できないことになりますが、オーストラリアでは騎乗できるレースが限られています。香港からのオファーは全く好都合です」と述べた。

By Nicholas Godfrey

[Racing Post 2007年9月25日「Beadman moving to Hong Kong」]


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