TOPページ > 海外競馬ニュース > アヴィオリ氏がBCLの社長に正式就任(アメリカ)[その他]
海外競馬ニュース
2007年05月10日  - No.18 - 1

アヴィオリ氏がBCLの社長に正式就任(アメリカ)[その他]


 ブリーダーズカップ社(Breeders’ Cup Ltd.: BCL)はグレッグ・アヴィオリ(Greg Avioli)氏を社長兼最高経営責任者に正式に任命した。

 アヴィオリ氏は昨年7月のヴァン・クリーフ(D.G.Van Clief Jr.)氏の退職後、暫定的にこれらの地位を引き受けていた。

 BCLの役員による委員会と幹部の人材会社のスペンサー・スチュアート社(SpencerStuart)による半年間の調査を経て、この決定がなされた。

 BCLのビル・ファリッシュ(Bill Farish)会長は「昨年6月の就任から、グレッグは我が社の順調な運営と発展のために素晴らしい手腕を発揮しています。彼は役員会の大黒柱となる人で す。役員会は、ブリーダーズカップ・ワールド・チャンピオンシップス(Breeders’ Cup World Championships: BCWC)とブリーダーズカップのブランドの将来についての彼のビジョンに賛同しています。私たちはグレッグの就任を嬉しく思っています」。

 昨年12月アレックス・ウォルドロップ(Alex Waldrop)氏が全米サラブレッド競馬協会(National Thoroughbred Racing Association: NTRA)の最高経営責任者に就任するまで、アヴィオリ氏は6月から12月まで暫定的に同職も務めていた。

 暫定的地位についた後、アヴィオリ氏はNTRA・BCL各社で40パーセント近い人員削減を行った。

 アヴィオリ氏は、今夏以降施行される24レースの勝馬にBCWCへの出走資格を与えるブリーダーズカップ・チャレンジ(Breeders’ Cup Challenge)の導入に尽力し、2007年から賞金額100万ドル(約1億2,000万円)の3つの新レースを加え、開催を2日間にするという BCWCの拡大にも力を注いだ。

 さらに、同氏は今年の初め香港ジョッキークラブとの戦略提携を仲介した。

 アヴィオリ氏は「まさに現在がBCLにとって素晴らしい発展の時です。私たちは、テレビ放映のパートナーとスポンサーたちとともに、2日間のイベントを 成功させ、ブリーダーズカップのブランドを拡大し、国際市場を成長させることに、集中的に取り組みます。BCLの役員会のメンバーが抱いているブリーダー ズカップ改革を着々と進めることを楽しみにしています」と述べた。

 

By Jeff Lowe
(1ドル=約120円)


[thoroughbredtimes.com. 2007年4月19日「Avioli appointed permanent Breeders’ Cup president」]


上に戻る