ローマ
ミラノ
【イタリアの競馬】 イタリアにサラブレッドが輸入されたのは1808年のことです。
以降競馬は各地で独自に開催されていましたが、19世紀末になってジョッキークラブが設立されたことで統一した近代競馬制度が確立されました。現在、平地競走はMIPAAF(MINISTERO PER LE POLITICHE AGRICOLE)が統括し、馬券の発売はパリミューチュエルとブックメーカー2本立てで行われています。
冬でも南部は暖かいので通年で競馬が開催されています。なおイタリア全体で見るとトロット競馬の方が盛んなようです。
カパンネッレ競馬場の紹介 |

●競馬場の概要 カパンネッレは背後にカステリの丘を望むローマの美しい競馬場で、創設されたのは1881年です。1884年4月に第1回イタリアダービーが行われました。現在もダービーに加えて、2,000ギニー、1,000ギニーなどのクラシックレースや数多くの重賞が行われています。
●コース 右回りの平坦なコースで、1周2,400mの芝コースと1周2,000mの全天候型馬場コースがあります。このほか1,200mの直線コースもあります。

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2025年10月更新のデータです。
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サンシロ競馬場の紹介 |

●競馬場の概要 サッカーのACミランの本拠地として知られるサンシロは、ミラノ市街地から5kmのところに位置します。サンシロ競馬場では平地・障害競走が施行されていますが、すぐ隣にはトロット専用の競馬場もあります。スタンドの前にはレオナルド・ダ・ヴィンチのデザインを元に制作された世界最大(高さ7m&重さ10t)と言われる有名な馬のブロンズ像があります。
●コース 右回りの芝コースで、外側のコースは1周3,200mあります。直線は外側のコース約900m、内側のコースで約700mです。内側に8の字型の障害コースもあります。

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2025年10月更新のデータです。
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