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TOPページ > 海外競馬情報 > 英国で初めてディープインパクト産駒が供用される(イギリス)【生産】
海外競馬情報
2017年11月20日  - No.11 - 5

英国で初めてディープインパクト産駒が供用される(イギリス)【生産】


 ダノンバラード(9歳)はアラン&ティム・ヴァリー(Alan and Tim Varey)親子が所有するバッツフォードスタッド(Batsford グロスターシャー州)に移籍し、英国で初めて供用されるディープインパクト産駒となる。種付料は4,000ポンド(約60万円)。

 ダノンバラードはイタリアのベスナーテ牧場(Allevamento di Besnate)から移ってきた。ディープインパクトの初年度産駒では、ダノンバラードのほかにビューティーパーラー(Beauty Parlour)の全兄バロッチ(Barocci)も欧州(スウェーデン)で種牡馬入りしている。

 ダノンバラードは、ターキッシュブラッドストック社(Turkish Bloodstock)のタリク・テケス(Tarik Tekce)氏、セルダール・ケマル・オズコラク(Serdar Kemal Ozcolak)氏、シモーネ・エスポジート(Simone Esposito)氏により所有されている。日本で45頭に種付けし、その後イタリアに渡り61頭に種付けを行った。

 初年度産駒は今年1歳となり、ルヴァンクレールを母とする牡駒が北海道サマーセールにおいて1,134万円で落札された。

 リーズウッドスタッド(Readswood Stud チェシャー州)の代理人ニコラ・ネイラー(Nicola Naylor)氏はこう語った。「ダノンバラードは現役時代に26戦しました。そのうち25戦は重賞・特別競走で、丈夫な馬体、レースでの不屈の精神、競走馬としての強い意思を持っていることを証明しました。それに、大きくて愛らしい馬です。素晴らしい気性で、賢く、素直な性格です」。

 「イタリアでダノンバラード産駒を見たところ、どの産駒も際立っていて、強く、競走馬に向いているようでした。ダノンバラードはその素質を産駒に伝えています。ディープインパクトに瓜二つで、肢に同じような白斑があります。父と見分けがつかないほどです」。

 「ダノンバラードはディープインパクト産駒として最初に重賞を制し、それを皮切りに日本で活躍しました。英国でも同じように良い結果を出すことを期待しています」。

 「セリでは良い反応があったようです。人々はダノンバラードについてより多くの情報を欲しがっています。英国ではダノンバラードはあまり有名ではないかもしれませんが、ディープインパクトがどのような馬かは誰もが知っています」。

 「ディープインパクト産駒は英国やアイルランドではそれほど出走していません。しかし、結果がすべてを物語っています。今年、英国とアイルランドで出走した10頭のうち、サクソンウォーリア(Saxon Warrior)がレーシングポストトロフィー(G1)で優勝し、セプテンバー(September)はフィリーズマイル(G1)において写真判定で惜しくもローレンス(Laurens)の2着となりました」。

 ダノンバラードはケイアイファームで生産された。母のレディバラード(父アンブライドルド)は特別競走を2勝しており、G1馬スライゴベイ(Sligo Bay)の半姉である。ダノンバラードの近親には、カンパノロジスト(Campanologist)、ラーイ(Rahy)、シングスピール(Singspiel)などの種牡馬がいる(訳注: ダノンバラードの3代母バラードは、カンパノロジストの3代母でもあり、ラーイとシングスピールの2代母でもある)。また、影響力のある米国の種牡馬ヘイローの3×3のクロスを持つ。

 ダノンバラードは2歳のときに池江泰郎調教師に管理され、ラジオNIKKEI杯2歳S(G3 2000m)を制した。その後池江泰寿厩舎に転厩し、5歳のときにアメリカンジョッキークラブカップ(G2)を制した。皐月賞(G1)では3着、宝塚記念(G1)では2着となった。

 ダノンバラードはバッツフォードスタッドで、ハーフド(Haafhd)、ネイティブルーラー(Native Ruler)、パッシンググランス(Passing Glance)と一緒に供用される。

 アラン&ティム・ヴァリー親子はこう語った。「ディープインパクトの初年度産駒を英国の牧場で供用することを大変喜ばしく思っています。このことは種付けのために牝馬を日本に輸送しなくても、ワクワクするようなサイアーラインを取り入れられることを意味しています」。

 ダノンバラードについてのさらに詳しい情報はバッツフォードスタッドのウェブサイトで閲覧できる。

By Ollie O'Donoghue

(1ポンド=約150円)

[Racing Post 2017年11月10日「Batsford becomes first British stud to stand a son of Deep Impact」]


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