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TOPページ > 海外競馬情報 > 2017年ブリーダーズカップ開催、包括的な薬物検査を完了(アメリカ)【開催・運営】
海外競馬情報
2017年11月20日  - No.11 - 1

2017年ブリーダーズカップ開催、包括的な薬物検査を完了(アメリカ)【開催・運営】


 ブリーダーズカップ協会(Breeders' Cup Ltd.)は2017年ブリーダーズカップ開催(11月3日・4日 デルマー競馬場)において、195頭を対象とした前例のない競技外検査、競走前・競走後検査を完了した。

 ブリーダーズカップ協会は長年にわたり、競技外検査において最前線に立ってきた。今年はこれまでで最も包括的な薬物検査プログラムを実施した。競技外検査は8月に開始された。それは、すべてのBCチャレンジ競走の優勝馬と、ブリーダーズカップ競走に出走する可能性のある北米と海外の馬を対象に行われ、ブリーダーズカップ開催の直前まで続けられた。

 ブリーダーズカップ協会は、競技外検査の調整役としてウィリアム・ファーマー(William Farmer)博士を起用していた。同博士は、BHA(英国競馬統轄機構)の認定研究所である英国化学者研究所(LGC)、フランスギャロ(France Galop)の公式研究所である競馬研究所(Laboratoire des Course Hippiques: LCH)、そしてケネス・L・マディ馬分析化学研究所(Kenneth L. Maddy Equine Analytical Chemistry Laboratory カリフォルニア大学デイヴィス校)など、世界中の競馬統轄機関や検査機関と協力して取り組んだ。これら3つの研究所は、IFHA(国際競馬統括機関連盟)の認定検査施設である。またIFHA執行協議会は、2017年ブリーダーズカップ開催に向けて導入されたブリーダーズカップの最新の薬物検査プログラムを明確に支持していた。

 競走前検査では、95人の調教師が管理馬の検体を提出した。そして、合計で75人の調教師の管理馬がブリーダーズカップ協会による競技外検査を受けた。それは出走馬の90%に相当する。ブリーダーズカップ協会はブリーダーズカップ開催前に、独自に行った競技外検査のすべての結果を入手した。

 ケネス・L・マディ馬分析化学研究所は、2017年ブリーダーズカップ開催の出走馬から競走後に採取された検体はすべて"陽性反応なし"と報告した。その朗報は、カリフォルニア州競馬委員会(California Horse Racing Board:CHRB)により11月6日に発表された。

 ブリーダーズカップ開催の全出走馬には、総二酸化炭素(TCO2)の血中濃度の競走前検査も実施された。ケネス・L・マディ馬分析化学研究所はその後、CHRBの薬物検査と同様に、すべてのブリーダーズカップ競走の1着~4着馬および裁決委員がランダムに選出した馬の血液検体と尿検体を採取して、コバルトなどの禁止薬物の競走後検査を行った。また、アナボリックステロイド、血液ドーピングに関わる物質、成長ホルモンの検査も実施された。

 ブリーダーズカップ協会の競走・登録担当の上席副理事長であるドラ・デルガド(Dora Delgado)氏は、こう語った。「競技外検査プログラムの主要目的は、ブリーダーズカップ開催のすべての出走馬に公平な競走環境を確保することです。私たちは、アナボリックステロイドの使用ルールを一層厳格化するなど競技外検査プログラムを拡大しました。これは、ブリーダーズカップ開催の全体的な安全性と公正性を強化するために続けてきた取組みの一環です。私たちは、北米および海外の様々な競馬統轄機関が協力してくださったことを高く評価します」。

By Breeders' Cup Press Release

[bloodhose.com 2017年11 月10 日「Breeders' Cup Completes Comprehensive Testing Program」]


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