EnglishKorean
中文Francais
Japanese Stud Book


世界の競馬
海外競馬ニュース(毎週更新)
海外競馬情報
海外競馬場・日程
海外競走登録・遠征情報
世界の競馬および生産統計 アジア競馬会議・競馬連盟
軽種馬登録情報
軽種馬登録ニュース
統計データベース
軽種馬の登録の仕組み
登録のあゆみ
ユビキタス関連
マイクロチップについて
申請書類ダウンロード

モバイルサイト
TOPページ > 海外競馬情報 > クマーニ調教師、激減していた管理頭数を回復(イギリス)【その他】
海外競馬情報
2016年03月20日  - No.3 - 7

クマーニ調教師、激減していた管理頭数を回復(イギリス)【その他】


 昨秋オバイド殿下(Sheikh Mohammed Obaid Al Maktoum)より提携関係を打ち切られて3分の1近くの管理馬を失ったルカ・クマーニ(Luca Cumani)調教師は、"同情票"が打撃から立ち直らせてくれたと語った。2016年版『現役馬一覧(Horses in Training)』(3月4日・レースフォーム社発行)によれば、オバイド殿下の所有馬の退去により空になったクマーニ厩舎の馬房が、新規預託馬によりほぼ埋められた。

 提携関係解消にともない35頭が退去したにもかかわらず、クマーニ厩舎は2016年シーズンを昨年よりも6頭少ないだけの105頭の管理頭数でスタートさせる。また、この退去に伴う損失を克服するために厩舎スタッフを解雇することもなかった。クマーニ調教師は「素晴らしいご支援を頂き、大変感謝しています」と述べた。

 オバイド殿下は、クマーニ調教師とのコンビで1998年英ダービー(G1)をハイライズ(High-Rise)で制していた。しかし、かつてないほど好調なシーズンを過ごした後、殿下はキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G1)優勝馬ポストポンド(Postponed)をはじめとする預託馬をロジャー・ヴァリアン(Roger Varian)厩舎に転厩させた。

 退去した馬の半分が当時2歳だったこともあり、クマーニ調教師は今年、3歳馬や古馬よりも2歳馬を多く管理することになる。同調教師はこう語った。「新規の3歳馬の預託はほとんどありませんでしたので、今シーズンは3歳馬が少なくなります。しかし、私たちを元気づけるために馬を預託してくださった常連オーナーと新規オーナーからかなりの同情票を頂いたおかげで、多くの2歳馬を預かっています」。

 「2歳馬は十分な数がいるのでいつもどおりですが、通常3歳馬と古馬が多くの勝利を挙げるので、いつもより成績を挙げるのが難しくなるでしょう」。

 「今年中は徐々に前進しなければなりません。秋になって同じ数の1歳馬を預かることができれば、来年は馬房が全てふさがり100%の状態になるでしょう」。

 クマーニ調教師はスタッフを解雇せずに乗り切ると約束していたが、それを達成できたと述べた。

 そしてこう続けた。「ほとんどのスタッフを維持しました。毎年秋には自らの意思で離職や転厩をする者がいますが、留まりたいと思っている者に解雇を言い渡さずにすみました」。

 ポストポンド以外に昨年英国で重賞を制したセカンドステップ(Second Step)、ミズー(Mizzou)、クーラ(Koora)はすべてクマーニ厩舎にいる。また、ニューマーケット競馬場で未勝利戦を制したティップトゥリー(Tiptree)、マテリアリスティック(Materialistic)、ファランディン(Farandine)は同厩舎の優良3歳牝馬として活躍する可能性がある。

 ヴァリアン厩舎にオバイド殿下の所有馬が加わったことは、『現役馬一覧』に記された同厩舎の管理頭数に反映されている。その数は昨年から21頭増えて199頭となり、ヴァリアン厩舎はニューマーケットで最多の管理頭数を誇る厩舎となった。

 リチャード・ハノン(Richard Hannon Jr.)調教師は英国・アイルランドで最多の260頭の管理頭数を誇る。また管理頭数が200頭を超えるもう1人の調教師は、マーク・ジョンストン(Mark Johnston)調教師である。

 管理頭数の多い厩舎トップ10では南と北の厩舎が拮抗しているが、今年はミック・アップルビー(Mick Appleby)厩舎の管理頭数がほぼ倍増したことで、ミッドランド地方も管理頭数100頭以上の厩舎を有することとなる。

 以前アンドリュー・ボールディング(Andrew Balding)厩舎の主任であったアップルビー調教師は、2011年に管理頭数15頭で厩舎を開業した。そしてノッティンガムシャー州ニューアーク近郊のデーンソープ調教場(Danethorpe)で管理頭数を着実に増やし、今年は117頭(昨年:62頭)を預かる。

 アップルビー調教師は、「競走成績にともなって管理頭数が増えています。新たに馬を預託してくださるオーナーも多数いますし、これまでのオーナーも一層多くの馬を預託してくれています」と語った。


joho_2016_03_02.jpg

By Jon Lees

(関連記事)海外競馬ニュース 2015年No.41「クマーニ調教師、オバイド殿下が全所有馬を引上げ大打撃(イギリス)

[Racing Post 2016年3月1日「Cumani maintains numbers and staff」]


上に戻る