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TOPページ > 海外競馬情報 > ジョッキークラブ、ブラッドホース社株の過半数を取得(アメリカ)【開催・運営】
海外競馬情報
2015年03月20日  - No.3 - 3

ジョッキークラブ、ブラッドホース社株の過半数を取得(アメリカ)【開催・運営】


 2月27日、米国ジョッキークラブとTOBA(サラブレッド馬主・生産者協会)は、ジョッキークラブ・インフォメーション・システムズ社(Jockey Club Information Systems: JCIS)が、ブラッドホース社(Blood-Horse)株の過半数を取得したことを発表した。

 ジョッキークラブのオグデン・ミルズ・フィップス(Ogden Mills Phipps)会長とTOBAのピーター・S・ウィルモット(Peter S. Willmott)会長によれば、この取引にはブラッドホース誌とスタリオンレジスター(Stallion Register 種牡馬登録リスト)のデジタル・印刷事業、それにブラッドホース社がもつトゥルーニックス社(TrueNicks LLC)の50%の株式が含まれているとのことである。

 フィップス会長は、次のように述べている。「歴史・影響力・ブランド力をもつブラッドホース誌は、サラブレッド生産界と競馬界にとって貴重な資産です。この取引は、ジョッキークラブを一層強力な団体にする相乗効果をもたらすと確信しています」。

 一方、ウィルモット会長は、次のように述べている。「TOBAとその前身である生産者団体は、1935年から単独でブラッドホース社を所有してきました。出版業界が激変している現在、ジョッキークラブと共同でブラッドホース社を所有することにより、特にデジタル環境下での顧客への情報提供力を高められます」。

 発表終了時、ブラッドホース社は、CEOおよび発行人にジョン・K・キット(John K. Keitt Jr.)氏を任命したことを明らかにした。キット氏は上級管理者、法人顧問弁護士、コンサルタントとして、メディアおよびテクノロジー分野で幅広い経験を積んでいる。また、2003年から2006年までニューヨークのAP通信社(Associated Press)でグローバルビジネスの上席副社長を、1986年からはサラブレッド産業の様々の団体においてビジネス・法律顧問を務めた。2月27日から、キット氏はケンタッキー州レキシントンにあるブラッドホース社のオフィスに勤務する。

 フィップス会長は、次のように語った。「今後ともブラッドホース誌は、競馬産業の問題、イベント、関係者について適正な報道を実施します。また、ジョッキークラブとその子会社は、従来からビジネスや出版によって競馬産業の報道機関と関係を築いてきましたが、これらの関係の維持・強化を目指します。ブラッドホース社の新しいビジネスリーダーとしてキット氏を迎えることができ、うれしく思っています」。

 この取得は直ちに実施されるが、これに関連する金銭上の取引の詳細は明らかにされない。

 ブラッドホース誌、TOBA、およびザホース誌(The Horse)が拠点とする建物の所有権は、取得対象に含まれておらず、TOBAが引き続き単独所有して運営する。これまでブラッドホース誌のCEO・発行人を務めてきたマーラ・ビッケル(Marla Bickel)氏は、ザホース誌のCEO・発行人に就任する予定である。

 長年にわたってジョッキークラブとTOBAは、サラブレッド産業に関する多くの計画において協力してきた。直近の例は、JCISとTOBAによる2012年に設立された馬主向け情報サイト“オーナービュー(OwnerView)”の共同開発である。

 1894年に創設され、サラブレッド生産と競馬の改善に取り組んできたジョッキークラブは、北米の血統登録機関である。この任務を遂行するため、ジョッキークラブは直接あるいは子会社を通じ、競馬産業の幅広い取組みを支援するリーダーシップを発揮してきた。また、馬主・生産者・メディア・競馬ファン・牧場情報・技術に関する要求に応えてきた。また、NTRA(全米サラブレッド競馬協会)とIFHA(国際競馬統轄機関連盟)の創設メンバーであるとともに、幅広い層の競馬ファンを開拓するために、アメリカズベストレーシング(America's Best Racing)を立案して、単独で資金を提供している。

 ジョッキークラブの全額出資の子会社であるJCISは、馬主・生産者・調教師・牧場経営者などの競馬従事者に技術および情報サービスを提供する業界リーダーである。長年にわたり、JCISはブラッドホース誌にデータを提供しており、このサービスは今回の新しい契約下でも継続される。
1961年創設のTOBAは、レキシントンを拠点とするサラブレッド生産者・馬主の全米業界団体である。その任務は“サラブレッド種の馬主・生産者に代って、競馬の経済・公正性・楽しさを向上させること”である。TOBAが進めたプロジェクトとしては、アメリカグレード競走委員会(American Graded Stakes Committee)、クレーミングクラウン(Claiming Crown)、馬主セミナー、セリ取引公正プログラム(Sales Integrity Program)があげられる。また、TOBAは米国の馬主・生産者を代表し、国際格付番組企画諮問委員会(International Grading and Race Planning Advisory Committee)、国際セリ名簿基準委員会(International Cataloguing Standards Committee)、国際生産者連盟(International Breeders Federation)に参加している。なお、米国サラブレッド・チャリティ(Thoroughbred Charities of America)は、TOBAの慈善事業部門である。TOBAはNTRAの理事会メンバーであり、薬物規制標準化委員会(Racing Medication and Testing Consortium)の創設メンバーでもある。

By Blood-Horse Staff

[bloodhorse.com 2015年2月27日「TJC Acquires Majority Interest in Blood-Horse」]


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