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TOPページ > 海外競馬情報 > フランケルの供用1年目と2年目の統計(イギリス)【生産】
海外競馬情報
2014年07月20日  - No.7 - 5

フランケルの供用1年目と2年目の統計(イギリス)【生産】


 待望のフランケル(Frankel)の初年度産駒は現在のところ108頭誕生しており、牡駒57頭と牝駒51頭である。

 世界一のレーティングを2度獲得した無敗のフランケルがバンステッドマナースタッド(Banstead Manor Stud)で供用2年目をほぼ終了した現在、同スタッドのオーナーであるジャドモントファーム(Juddmonte Farms)が統計を公表した。

 ただし、フランケルの仔を受胎した1、2頭の繁殖牝馬が海外に売却され、その誕生が報告されていないので、この数字は確定的なものではない。

 フランケルは18ヵ国の生産者に支持され、供用1年目に傑出した優良牝馬に種付けを行った。牝駒を産んだのは、G1馬であるアフリカンローズ(African Rose)、アレクサンダーゴールドラン(Alexander Goldrun)、ダンシングレイン(Dancing Rain)、デインドリーム(Danedream)、フィンシャルベオ(Finsceal Beo)、ミッデイ(Midday)、ラムルマ(Ramruma)、スタセリタ(Stacelita)およびジージートップ(Zee Zee Top)である。

 牡駒を産んだのは、ダーレミ(Dar Re Mi)、ラハリーブ(Lahaleeb)、ライトニングパール(Lightening Pearl)、クイーンズロジック(Queen’s Logic)、レッドブルーム(Red Bloom)、ザゴラ(Zagora)およびゾマラダ(Zomaradah)である。

 最初のフランケル産駒は、1月11日にクリサンスマム(Chrysanthemum)から生まれた牡駒であり、一番最近では、G3を2勝したヘヴンセント(Heaven Sent)を母とする牡駒と、G2馬トリートジェントリー(Treat Gently)の母馬キッドグローヴス(Kid Gloves)から生まれた牝駒で、いずれも5月21日に生まれた。

 ジャドモントファームのフィリップ・ミッチェル(Philip Mitchell)場長は次のように語った。「ここにいる私たち全員にとって心が躍る時期です。フランケルは最初の2シーズン、本当に優れた繁殖牝馬と交配しました」。

 「フランケルは何をやっても優れています。受胎率は94%で、今や生まれた産駒は揃って父親譲りの逞しさと奥深さを持ち、卓越した雰囲気を醸し出しています。そのゆったりとした歩調は言うまでもありません。本当に将来が楽しみです」。

 「世界中の生産者からの報告は熱狂的なもので、彼らの支持はフランケルの成功にとって不可欠です」。

 ジャドモントファームは、フランケルが供用2年目に種付けした繁殖牝馬の質に低下がないことを示す統計を公表した。

 ガリレオ(Galileo)産駒であるフランケルは今年131頭に種付けしたが、そのうち111頭(85%)が勝馬、70頭(53%)がステークス勝馬、29頭(22%)がG1馬である。

 これらの繁殖牝馬には、ステークス勝馬の母が57頭(44%)、G1馬の母が22頭(17%)含まれている。そして合計117頭が、自身がブラックタイプ競走勝馬あるいはブラックタイプ競走勝馬の母で、全体の89%を占める(訳注:ブラックタイプ競走とは、セリ名簿の血統紹介欄に記載された馬名のうち、優勝または入着した実績を太字その他の書体により識別表示するための基準となる競走)。

 今年種付けした繁殖牝馬の中でも傑出しているのは、デインドリーム、ジオフラ(Giofra)、ミッデイ、サリスカ(Sariska)、ザルカヴァ(Zarkava)などのG1馬と、自身もG1馬で、セントジェームズパレスS(G1)と愛2000ギニー(G1)の勝馬キングマン(Kingman)の母ゼンダ(Zenda)である。

 バンステッドマナースタッドのマネージャーであるサイモン・モックリッジ(Simon Mockridge)氏は、「フランケルの供用2年目の素晴らしいところは、昨年もやって来た一流の生産者と優良牝馬が2014年も再訪してきたことです」と語った。

 フランケル産駒のもう一つの1団は8月以降に生まれる予定である。昨年交配のためにバンステッドマナースタッドを訪れ、南半球に行った繁殖牝馬から生まれてくる仔である。 
 

フランケルの供用1年目と2年目の統計
  2013年 2014年
種付牝馬の合計 133頭 131頭
勝  馬 113頭(85%) 111頭(85%)
ブラックタイプ競走勝馬 78頭(59%) 70頭(53%)
ブラックタイプ競走3着内馬 14頭(11%) 17頭(13%)
G1馬 38頭(29%) 29頭(22%)
ブラックタイプ競走勝馬の母 53頭(32%) 57頭(44%)
G1馬の母 25頭(19%) 22頭(17%)
自身がブラックタイプ競走勝馬
あるいはブラックタイプ競走勝馬の母
117頭(88%) 117頭(89%) 

 
By Martin Stevens

[Racing Post 2014年6月13日「Frankel’s first foal ‘sheer class’ and second book looks just as good」]


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