EnglishKorean
中文Francais
Japanese Stud Book


世界の競馬
海外競馬ニュース(毎週更新)
海外競馬情報
海外競馬場・日程
海外競走登録・遠征情報
世界の競馬および生産統計 アジア競馬会議・競馬連盟
軽種馬登録情報
軽種馬登録ニュース
統計データベース
軽種馬の登録の仕組み
登録のあゆみ
ユビキタス関連
マイクロチップについて
申請書類ダウンロード

モバイルサイト
TOPページ > 海外競馬情報 > ベットフェア社、米国でのベッティング・エクスチェンジ賭事提供を説明(アメリカ)【開催・運営】
海外競馬情報
2012年01月20日  - No.1 - 2

ベットフェア社、米国でのベッティング・エクスチェンジ賭事提供を説明(アメリカ)【開催・運営】


 ベットフェア社(Betfair)のCEOは12月7日、賭金に対する控除率10%を目玉とするカリフォルニア州におけるベッティング・エクスチェンジのビジネスモデルを発表した。

 2011年のアリゾナ大学“競馬およびゲーミングに関するシンポジウム”(University of Arizona Symposium on Racing and Gaming)で最も聴衆を集めたセッションにおいて、TVG(Television Games Network)とベットフェア社のCEOスティーヴン・バーン(Stephen Burn)氏は、カリフォルニア州におけるベッティング・エクスチェンジの提供プランの概要を説明した。

 カリフォルニア州の州議会議員たちは、同州でベッティング・エクスチェンジを提供することを承認しており、現在競馬場とホースマンからの承認を待っている段階である。

 ベットフェア社は馬券的中者がパリミューチュエル賭事と同じ10%の控除額(3%がベットフェア社の収入となり、6%が競馬場およびホースマンの収入となる)を支払うことを望んでいる、とバーン氏は述べた。控除額の残りの1%は賭事客の利益と奨励のために使われるだろう。

 米国における賭事客の手数料は、欧州の2倍以上(欧州では5%以下)であるが、バーン氏は、バラつきはあるものの通常20%の範囲である米国のパリミューチュエル賭事の控除率を下回っているので機能すると考えている。

 バーン氏は、競馬界は難しい状況に直面しているので、何か新しいことにチャレンジする必要があると述べた。

 同氏は、「もしこれが機能しなければ、米国競馬にとってよくないと思いますが、その時は単にベッティング・エクスチェンジを止めれば良いだけです」と述べ、控除率を10%よりも上に設定したビジネスモデルはおそらく成功しないだろうと付け足した。

 ベットフェア社は米国向けの全く分離したベッティング・エクスチェンジを開発するために1,000万ドル(約8億円)をすでに支出しており、州議会でベッティング・エクスチェンジが承認されたニュージャージー州が間もなく加わるだろうとバーン氏は述べた。

 ベッティング・エクスチェンジは、賭事客を別の賭事客と取り組ませる。一方の賭事客がオッズを提案し、他方の賭事客がそれを受け入れる。ベットフェア社のビジネスモデルにおいて賭事を行うことのできる馬券は単勝、2着払いおよび3着払いの複勝である。バーン氏は、ベットフェア社は他国の市場において約23%のシェアを占めるほど人気のある“レース中賭事”の提供を計画していると述べた。

 カリフォルニア州では、競馬場とホースマンがベットフェア社あるいは他のベッティング・エクスチェンジ業者と合意に達すれば、2012年5月にベッティング・エクスチェンジを開始することが承認される。しかし、現時点では他の業者は公式に関心を表明していない。ベッティング・エクスチェンジの提供はカリフォルニア州の州民に限られるだろう。

 バーン氏はその場に集まった競馬界のリーダーたちに次のように語った。「競馬産業は難局を迎えており、私はもっと将来を見据えたことの実行が必要であると考えています。合法ポーカーが認められる兆しがあり、私は最終的にインターネット上のスポーツ賭事も承認の方向へ向かうと考えています。競馬はこの流れに取り残されないことを確かにしなければなりません。今や、競馬賭事は米国において唯一合法的なインターネット賭事という独自の地位を獲得しています」。

 バーン氏は“賭事の新しい国境”と題された討論会でプレゼンを行ったが、他にはオーストラリアのタブコープ社(Tabcorp Holdings Ltd.)の国際賭事担当マネージャーであるポール・クロス(Paul Cross)氏、英国のゲーミングおよび金融サービスのコンサルタント会社Iネーダ社(I-neda)のCEOベン・ピンニック(Ben Pinnick)氏がプレゼンを行った。

 クロス氏は、オーストラリアとニュージーランドがどのようにしてパリミューチュエル賭事に固定オッズ賭事を上手く追加したかを説明した。固定オッズが早く割り当てられれば賭事客はどのような賭事を行うのか検討でき、大きなレースへの関心に拍車をかけるのに役立つので、この形式の賭事の米国での提供は功を奏するだろうと同氏は確信している。

 同氏は次のように付言した。「競馬産業を説得させるにはしばらく時間が掛かりましたが、今や彼らはパリミューチュエル賭事と固定オッズ賭事のいずれもが機能しているのを目の当たりにしています。また顧客には選択肢があります。両者が競合し売上げを奪い合うこともある程度ありましたが、全体的に賭事売上げは増加しました」。

 またピンニック氏は競馬のビジネスモデルを改善するための様々な意見を提供し、その中には携帯電話のアプリケーションへの更なる投資、競馬産業が公平な取り分を受け取ることを確かにするために“賭金からの控除”に移行すること、サイマルキャスト賭事の質の改善、そして賭事客のために過去成績の無料提供、などが含まれていた。同氏は、これらのアイデアは若い人々が要望しており、彼らを競馬賭事に惹きつけるために不可欠であると語った。

By Frank Angst
(1ドル=約80円)

[thoroughbredtimes.com 2011年12月7日「Betfair official outlines plans for California exchange wagering」]


上に戻る