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TOPページ > 海外競馬ニュース > 馬主・生産者からなるアリゼティコンソーシアムがトート社の株を購買(イギリス)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2018年05月31日  - No.20 - 1

馬主・生産者からなるアリゼティコンソーシアムがトート社の株を購買(イギリス)[開催・運営]


 馬主・生産者から構成されるアリゼティコンソーシアム(Alizeti consortium)は、ベットフレッド社(Betfred)からトート社(Tote)の株を購買する契約を締結した。ベットフレッド社は2011年、英国政府からトート社を2億6,500万ポンド(約384億2,500万円)で買収している。

 アリゼティコンソーシアムはこの契約において、最初に25%の株を取得したが、将来100%を取得できる選択権を与えられている。1億5,000万ポンド(約217億5,000万円)に到達することが見込まれるこの契約締結は、トート社の将来と英国競馬界での中心的役割を確保することを目的としている。

 オーナーブリーダーのアレックス・フロスト(Alex Frost)氏が主導したこの契約締結により、アリゼティコンソーシアムは、ベットフレッド社が行ってきた業務を継続することができ、競馬ファンと利害関係者のニーズに応えてトート社の役割の最新化・変革を図ることができる。

 この契約締結の発表は、リーディングトレーナーのジョン・ゴスデン(John Gosden)調教師や馬主協会(Racehorse Owners Association)など、競馬界の重鎮からの支持を受けた。

 ベットフレッド社の創設者でCEOのフレッド・ダン(Fred Done)氏はこう語った。「私たちは2011年のトート社買収後、事業拡大を達成するために、また競馬界への資金提供・雇用確保に関して政府と交わした約束を守るために、努力を重ねてきました。7月の独占ライセンスの終了後のことを思い描けば、トート社の事業がこの提携契約によりさらに強化されることを確信しています。フロスト氏とそのチームの競馬への熱意は圧倒させられるほど素晴らしいものであり、トート社の将来についての優れた洞察力を伴っています。それゆえ、トート社が興奮に満ちた時代に突入するにあたり、アリゼティコンソーシアムと協力することを嬉しく思います」。

 フロスト氏はこう語った。「ダン氏は競馬界において偉業を成し遂げてきました。競馬界への資金提供・雇用確保に関する約束をすべて果たしてきました。英国競馬界の象徴的ブランドであるトート社が国内外でどのような事業を展開していくかについて、ダン氏とは同じ将来展望を持っているので、とても心が躍ります」。

 「アリゼティコンソーシアムのメンバーは、世界で合計1,000頭以上の馬を所有・管理しており、熱心に競馬に関わっています。私たちはトート社のために協力して取り組むことを光栄に思うと同時に、決意を持っています。なぜなら、競馬界の将来の資金調達にとって決定的瞬間だからです。トート社が次世代の競馬ファンのために財源確保に寄与することを、私たちは望んでいます。また彼らとともに、新商品や新技術を通じてトート社の発展を経験していけることを楽しみにしています」。

 アリゼティコンソーシアムはトート社に、産業の垣根を越えた専門家チームを送り込む予定である。メリルリンチの最も若い社長の1人だったフロスト氏は、現在エプソム競馬場の理事会メンバーである。コンソーシアムの会長を務めるエイモン・ウィルモット(Eamonn Wilmott)氏は、BHA(英国競馬統轄機構)の元理事会メンバーであり、トータル・パフォーマンス・データ社(Total Performance Data)のレース中データ基盤(GPS技術を駆使してハロンタイムや位置取りなどを提供)などの先端技術を開発した。最高マーケティング&ブランド責任者であるアンディ・ホブズボーム(Andy Hobsbawm)氏はデジタル・マーケティングやクラウドデータ基盤に精通しており、英国双方向メディア協会(British Interactive Media Association)の最初のデジタル殿堂入りメンバーである。また、テクノロジー雑誌『ワイアードUK版』においてデジタル業界に影響を及ぼした英国人100人に選ばれている。

 ゴスデン調教師はこう語った。「トート社は英国競馬界の最も大切なブランドの1つです。同社が以前のように繁栄するのを目にすることは、競馬界にとって素晴らしいこととなるでしょう。アリゼティコンソーシアムはそれを可能にするのにふさわしいチームです。競馬産業がそのことを渇望している今こそ、コンソーシアムがすべての利害関係者を一つにまとめることができると、私は信じています」。

 競馬産業を一つにまとめるという使命の一環として、アリゼティコンソーシアムは、しばらく前からブリットベット社(Britbet 英国の55の競馬場が7月に共同で開始する予定のパリミューチュエル方式のプール賭事を運営する団体)と提携して英国単一プールで賭事を営業するために前向きな議論を進めている。

 フロスト氏はこう付言した。「アスコット競馬場は常に、顧客と競馬場の利益のためにプール賭事の長所を尊重してきました。私たちはアスコット競馬場が当初トート社と締結した本来のパートナーシップを支援することになり、嬉しく思います」(訳注:アスコット競馬場は夏以降にブリットベット社には加わらずトートプールのサポートを受け、"アスコットベット"という独自のプール賭事を運営する予定)。

By Blood-Horse Staff

(1ポンド=約145円)

[bloodhorse.com 2018年5月24日「Owners, Breeders Purchase Stake in British Tote」]


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