EnglishKorean
中文Francais
Japanese Stud Book


世界の競馬
海外競馬ニュース(毎週更新)
海外競馬情報
海外競馬場・日程
海外競走登録・遠征情報
世界の競馬および生産統計 アジア競馬会議・競馬連盟
軽種馬登録情報
軽種馬登録ニュース
統計データベース
軽種馬の登録の仕組み
登録のあゆみ
ユビキタス関連
マイクロチップについて
申請書類ダウンロード

モバイルサイト
TOPページ > 海外競馬ニュース > イボアH、総賞金が欧州ハンデ戦初の100万ポンドに到達予定(イギリス)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2018年04月19日  - No.15 - 3

イボアH、総賞金が欧州ハンデ戦初の100万ポンドに到達予定(イギリス)[開催・運営]


 イボアH(約2800m)の総賞金は、昨年は28万5,000ポンド(約4,418万円)だったが、今年は50万ポンド(約7,750万円)に引き上げられる。そして、来年にはさらに100万ポンド(約1億5,500万円)にまで跳ね上がり、英国平地ハンデ戦として初めて7ケタ(100万ポンド以上)に達する。

 ヨーク競馬場は、ヨークシャーを拠点とするブックメーカーのスカイベット社(Sky Bet)と革新的な5年間のスポンサー契約を締結した。この高額賞金を提供するスカイベット社は、イボア開催の最終日(土曜日)を「今年一番の革新的で、全てを取り入れた、アドレナリンを刺激するような平地開催日にする」と約束した。

 昨年はナキータ(Nakeeta)がイボアHを制し、その後豪州のメルボルンカップ(G1)に向かい5着に健闘した。ヨーク競馬場は、イボアHが人気とメディア露出度の高さにおいて、いつかメルボルンカップと張り合えるほどになることを目指している。今年のメルボルンカップは初めてレクサスをスポンサーに迎え、総賞金622万豪ドル(約5億2,870万円)で施行される。

 一連の3歳重賞に影響を及ぼさないようにするために、イボアHの出走条件は将来的に4歳以上とされるだろう。

 もっとも、出走馬はレーティングではなく負担重量で選出されるため、過去10年間に3歳馬は2頭しか出走しなかった。

 スカイベット社は、総賞金が10万5,000ポンド(約1,628万円)から12万5,000ポンド(約1,938万円)に引き上げられる3歳限定戦のメルローズHのスポンサーも引き継ぐ。また、ベットウェイ社(Betway)に代わり総賞金17万ポンド(約2,635万円)のグレートヴォルティジャーS(G2 ヨーク競馬場)のスポンサーを務める。同レースは英セントレジャー(G1)のトライアルである。

 ヨーク競馬場のテディ・グリムソープ(Teddy Grimthorpe)会長はこう語った。「イボアHは私の競馬人生において特別なレースです。これらの計画は、将来の成功に向けてイボアHに確固たる道を進ませるものと考えています。野心・革新・伝統をもつ素晴らしいレースであり、それらすべてがヨーク競馬場の精神の一部となっています」。

 スカイベット社のCEOリチャード・フリント(Richard Flint)氏も、同じように興奮気味にこう語った。「弊社はヨークシャーを拠点としていることを誇らしく思います。このような偉大なレースの将来のために役立てることを楽しみにしています。今日は、ヨークシャーの競馬にとって大きな意味を持つワクワクするようなパートナーシップが締結されました」。

 競馬界が、ステイヤー(長距離馬)に対する馬主と生産者の注目を高め、その魅力をアピールしようとしていたときに、ちょうどこのイボアHの改革が発表された。

 長年イボア開催で親しまれてきたもう1つの長距離レースのロンスデールカップ(G2)は、新設シリーズ"WHステイヤーズミリオン"の最終レースとなっている。

 このシリーズでは以下の対象レースの4つを制した馬の関係者に100万ポンド(約1億5,500万円)のボーナスが提供される。


news_2018_15_01.png

 BHA(英国競馬統轄機構)のCEOニック・ラスト(Nick Rust)氏はこう語った。「英国競馬界が、質の高いステイヤーの継続的な生産に本気で取り組んできたことはよく知られています。そしてこの相当大きな投資は、ステイヤーの馬主・生産者・調教師にとってさらなる後押しとなります。ステイヤーに英国で現役を続けさせ、海外への流出を減らすために、より多くの取組みが必要です。2019年イボアHが総賞金100万ポンド(1億5,500万円)で施行されることは、メルローズSの総賞金アップとともに、大きな奨励策となるでしょう。」。

 スカイベット社は引き続き、シティオブヨークS(G3 イボア開催)のスポンサーを務める。このレースの総賞金は、G3競走としては英国最高の18万ポンド(約2,790万円)。また同社は、イボア開催に総賞金10万ポンド(約1,550万円)のストレンサールS(G3)と開催最終日を盛り上げる2つのハンデ戦を追加する。

 1994年イボアHをヘイスントゥエッド(Hasten To Add)で制したサー・マーク・プレスコット(Sir Mark Prescott)調教師は、このレースの総賞金の大幅増加と3歳馬を対象外とする決定を歓迎し、こう語った。「これは素晴らしいニュースです。ヨーク競馬場とスカイベット社は、すでに欧州最高賞金のハンデ戦であるイボアHに巨額の投資を行います。また、クラシック世代を対象外とすることは理に適っています。それらの馬には、グレートヴォルティジャーSやセントレジャーなど、他の選択肢があります」。


news_2018_15_02.png

By Lee Mottershead

(1ポンド=約155円、1豪ドル=約85円)

(関連記事)海外競馬ニュース 2018年No.7「トップクラスの長距離4レースを制した馬にボーナス提供(イギリス)

[Racing Post 2018年4月4日「York given a million reasons to smile over the Ebor」]


上に戻る