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TOPページ > 海外競馬ニュース > ゴドルフィン、キーンランドでクールモアの種牡馬の産駒を購買(アメリカ)[生産]
海外競馬ニュース
2017年10月05日  - No.39 - 3

ゴドルフィン、キーンランドでクールモアの種牡馬の産駒を購買(アメリカ)[生産]


 キーンランド9月1歳セールの初日(9月11日)、モハメド殿下率いるゴドルフィンは新しいことに着手した。スキャットダディの産駒を2頭購買したのだ(訳注:スキャットダディはクールモアの米国拠点アシュフォードスタッドの種牡馬。2015年12月に死亡)。


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 その翌日には、クールモアの種牡馬の産駒をさらに4頭購買し、この新しい試みにますます拍車をかけた。ジョン・ファーガソン(John Ferguson)氏がモハメド殿下の生産アドバイザーを務めていた時代には、このような購買は長きにわたり停止されていた。しかし、その時代は完全に終わったようだ。

 ゴドルフィンの代表者たちは第2日目に合計7頭の1歳馬を購買した。これらの中には、クールモアの種牡馬オーストラリア(Australia)、アンクルモー(Uncle Mo)、ルッキンアットラッキー(Lookin At Lucky)の産駒(合計4頭)がいる。

 今回ゴドルフィンのアドバイザーを務めたジョン・ゴスデン(John Gosden)調教師は、「純粋に素晴らしい競走馬を購買するように努めました。容易ではありませんが、それこそが我々が試みていることです」と述べた。

 第2日目の早い段階で、ゴスデン調教師とアンソニー・ストラウド(Anthony Stroud)氏は、1頭のオーストラリア牡駒をクールモアと最後まで競り合い、最終的に獲得した。

 この牡駒の母フライパストはフランスのステークス勝馬ディストラクト(Destruct)の半妹で、フリントシャー(Flintshire)のファミリー(牝系)に属する。ディクシアナファーム(Dixiana Farm)が生産した。

 ゴスデン調教師はこの牡駒について、「とても競走に向いた牡駒です。欧州で競走すると思います」と手短に語った。ファーガソン氏が6月に辞任した後に、ゴスデン調教師とストラウド氏はゴドルフィンの一員として、セリに参加している。また、デヴィッド・ロダー(David Loder)氏とオウエン・ハーティー(Eoin Harty)氏も一緒に1歳馬を物色している。

 この牡駒の購買額は、コンサイナー(上場人)たちを興奮させた。フォースターズセールズ社のケリー・コーセン(Kerry Cauthen)氏は、「期待を越える購買額です。しかし、素晴らしい牡駒です。全てが上手く行き、二大サラブレッド組織が競り合い、高額で落札されました」と語った。

 ゴドルフィンは、オーストラリア牡駒をもう1頭購買した。母はステークス競走3着内馬のマジカルステップス(父ジャイアンツコーズウェイ)である。サマック社(Samac Ltd.)の名義で生産された。欧州のG1馬ゲイガランタ(Gay Gallanta)とフランスのG1馬ゲイメセン(Gay Mecene)のファミリー(牝系)に属している。

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 ゴドルフィンはそのサラブレッド資産のために様々な血統を集めている。ストラウド氏はドバウィ牡駒を購買した。その母アイコンプロジェクト(父エンパイアメーカー)はG1優勝馬である。

 一方、ゴスデン調教師は次のスーパーセイヴァー牡駒を購買した。母アイダメイは、重賞勝馬オチョオチョオチョ(Ocho Ocho Ocho)の全姉である。


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 ゴドルフィンはアンクルモーの牝駒も落札した。その母フロムジャンプストリートは重賞を数回制したミスターマーティグラス(Mister Marti Gras)の半妹である。ゴスデン調教師は、「愛らしい牝駒です。米国で競走することになるでしょう」と語った。

 米国で競走生活を送る予定の購買馬はもう1頭いる。それはルッキンアットラッキーの牡駒で、パシフィッククラシック(G1)でアロゲート(Arrogate)を破ったコレクテッド(Collected)の半弟である。この栗毛の1歳馬は、早熟タイプのように見える。ストラウド氏は、「まさに競走に向いた馬です。名門牧場に生産され、動きも軽快です」と語った。


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 ゴドルフィンは他に、モアザンレディ(More Than Ready)の牝駒を購買した。同馬はストーンストリートファームで生産され、母はG2・3着内馬のレディサムリ(父ファーストサムライ)である。


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 ゴドルフィンはこの日、1歳馬7頭を総額318万ドル(約3億4,980万円)で購買し、トップバイヤーとなった。その平均価格は45万4,286ドル(約4,997万円)である。また、初日と第2日目を合わせれば、1歳馬11頭を総額558万ドル(約6億1,380万円)で購買したことになる。これは2日間に12頭を総額937万5,000ドル(約10億3,125万円)で購買したハムダン殿下率いるシャドウェル牧場に次いで2位となる。

 ハムダン殿下はセリ会場にいたが、プライバシーが守られることを望み、キーンランドの個室で購買を行った。ブック1においてタピット牡駒を250万ドル(約2億7,500万円)、ウォーフロント牡駒を120万ドル(約1億3,200万円)で落札したのに加え、2日目にカイロプリンス牡駒を90万ドル(約9,900万円)で購買した。この牡駒はG1馬サムズシスター(Sam's Sister)の半弟である。

 昨年のこのセリで、ゴドルフィンのアドバイザーであるファーガソン氏はたった5頭しか購買しなかった。一方、シャドウェル牧場は15頭を総額1,075万ドル(約11億8,250万円)で購買しトップバイヤーとなっていた。

By Michele MacDonald

(1ドル=約110円)

[Racing Post 2017年9月14日「Godolphin spend big on yearlings by Coolmore sires」]


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