EnglishKorean
中文Francais
Japanese Stud Book


世界の競馬
海外競馬ニュース(毎週更新)
海外競馬情報
海外競馬場・日程
海外競走登録・遠征情報
世界の競馬および生産統計 アジア競馬会議・競馬連盟
軽種馬登録情報
軽種馬登録ニュース
統計データベース
軽種馬の登録の仕組み
登録のあゆみ
ユビキタス関連
マイクロチップについて
申請書類ダウンロード

モバイルサイト
TOPページ > 海外競馬ニュース > プエルトリコの馬への貨物機による救援物資輸送が開始される(アメリカ)[その他]
海外競馬ニュース
2017年10月05日  - No.39 - 2

プエルトリコの馬への貨物機による救援物資輸送が開始される(アメリカ)[その他]


 ハリケーン「マリア」の被害が深刻なプエルトリコの馬のために飼料と動物用医薬品を届ける取組みが開始されてから1週間が経ち、ようやく進展が見られた。約20トンのヘイキューブ(牧草を乾燥させキューブ状に圧縮したもの)と動物用医薬品を積んだ航空会社スウィフトエア(Swift Air)の貨物機が10月2日、午前4時30分にマイアミ空港を発ち、午前7時頃にサンフアンに到着したのだ。

 この貨物機は、米国ジョッキークラブと米国サラブレッド・チャリティ(Thoroughbred Charities of America)のホースファースト基金(Horses First Fund)の資金提供によりチャーターされた。またカマレロ競馬場にいる800頭以上のサラブレッドに届けられるこれらの救援物資は、多くの馬関係団体により手配された。プエルトリコと米領バージン諸島にいる約1,500頭のサラブレッドと数千頭の馬を支援するために、今後も救援活動が継続される。

 貨物機の大半が人道支援のために使われているので、馬のための飼料と医薬品を輸送できる航空機を確保するのは至難の業だった。TCAの理事会メンバーであるテリー・フィンリー(Terry Finley)氏は、友人のヴィンセント・ヴァイオラ(Vincent Viola)氏に連絡した。ヴァイオラ氏はセントエリアスステーブル(St. Elias Stables)のオーナーであり、スウィフトエアの株主である。馬への救援物資を輸送できるよう、すぐにTCAがスウィフトエアと連絡を取れるようにしてくれた。

 TCAのエリン・クラディ(Erin Crady)専務理事はこう語った。「多くの困難がありましたが、プエルトリコの馬のもとに飼料と医薬品がやっと届くのを見て感動しています。素晴らしいチームワーク、多数の団体の援助、プエルトリコへの航空機を確保するために辛抱強く取り組んでくれた人々のサポートなしでは、この努力は結実しなかったでしょう」。

 全米馬臨床獣医師協会(American Association of Equine Practitioners: AAEP)基金、 TCA、米国ジョッキークラブ、ブルックレッジ社のホースアメリカ(Brook Ledge's Horse America)、カリビアン・サラブレッド・アフターケア(Caribbean Thoroughbred Aftercare)、テキサス州獣医師協会(Texas Equine Veterinary Association: TEVA) が、ランチエイド(Ranch Aid)と協力して取り組んだ。ランチエイドは、米国連邦緊急事態管理庁(Federal Emergency Management Agency)の指定団体であり、自然災害が生じたときに大型動物への救援物資の輸送や治療を支援する。米国動物愛護協会(Humane Society of the United States)も救援物資の輸送を承認するように連邦政府に働きかけることで、この取組みに協力した。

 サンフアンに運ばれた動物医薬品は、MWIアニマルヘルス(MWI Animal Health)により一部寄付され、TEVAにより購入され、フロリダ州南部のテーグランド・フランクリン・ブロッケン診療所(Teigland, Franklin, and Brokken)が輸送費用を補助した。ヘイキューブは、カーギル/ニュートリナ社(Cargill/Nutrena)が一部提供し、AAEP基金が購入した。また、AAEP基金は衛星電話2台を購入し、フロリダ州南部のプリナ・アニマル・ニュートリション社(Purina Animal Nutrition)の代表シーラ・コンデ(Shiela Conde)氏が輸送費用を補助した。

 AAEPの産業関係担当理事であるキース・クライン(Keith Kleine)氏はこう語った。「これは馬産業が一丸となって努力した成果です。また他の多くの団体がさまざまな取組みを行いました。何よりもまず、ハリケーン「ハービー」が最初にテキサスに被害を与えて以降、協力してくださった数千もの寄付者の寛大さに感謝しなければなりません。しかし、残念なことにハリケーン「マリア」で被災した馬にはもっと多くの支援が必要です。プエルトリコとバージン諸島では支援を要する馬が数千頭います」。

 さらに、オカラブリーダーズセール社(Ocala Breeders' Sales Co.)とフロリダの生産者であるキム・ヒース(Kim Heath)氏は、救援物資と飼料を積んだ5つの輸送用コンテナを手配した。このコンテナは9月29日に、フロリダ州オカラからジャクソンビルに運ばれた。そこで輸送船に積まれ、サンフアンに10月6日に到着する予定である。

 馬を米国本土に送り返す選択肢も検討されている。

 この取組みに尽力している非営利組織に対しては、以下の団体を通じて寄付が行われている。

 ・全米馬臨床獣医師協会基金

 ・カリビアン・サラブレッド・アフターケア

 ・米国サラブレッド・チャリティ(ホースファースト基金)

By Blood-Horse Staff

[bloodhorse.com 2017年10月2日「Flight Delivers Feed and Vet Supplies to Puerto Rico」]


上に戻る